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琵琶湖一周ゆっくりソロキャンツーリングまとめ

2019年4月17日~21日までの、琵琶湖一周ゆっくりソロキャンプツーリングのまとめです。

今回の旅は、キャンプすることをメインに考え、1日の走行距離を少なくして、予定を組みました。久しぶりの自転車長距離ツーリングでもあるので、1日にそれほど長い距離を走るのは、無理だろうという考えもありました。

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1日目 自宅~湖岸緑地 中主吉川

1日目は自宅のある奈良県大和郡山市から、滋賀県野洲市 湖岸緑地 中主吉川までの81.47km。

奈良から琵琶湖へは、木津川沿いを北上して、宇治から六地蔵、逢坂峠を越えるルートと、木津川沿いの山城多賀から宇治田原へ、瀬田川沿いから行くルートがあります。今回は宇治田原から瀬田川沿いを行くルートを選びました。

宇治・六地蔵を通るルートに比べ、交通量が少なく、気持ちよく走れるからというが理由です。これは自転車日本一周の時に、実際に走ってそう感じました。今回もそれに倣っています。

自転車で50km以上を走るのは、本当に久しぶりで、予想していたより苦しみました。100km越えなければ大丈夫くらいのつもりだったのですが、40kmを越えるあたりで、太ももは痙りはじめて、最後はヘトヘトでした。

キャンプ地は湖岸緑地 中主吉川(ちゅうずよしかわ)。こちらの公園には、テントエリアがあり、24時間以内なら宿泊可能です。炊事棟はないものの、きれいなトイレ、水場があります。

湖岸沿いにある交通量の多い、さざなみ街道から少し内側にあるので、車の音もうるさくなくて、静かに過ごせました。

2日目 湖岸緑地 中主吉川~湖岸緑地 姉川河口

2日目は湖岸緑地 中主吉川から、近江八幡・彦根を通り、長浜の湖岸緑地 姉川河口までの59.81km。

近江八幡の湖側はちょっとしたアップダウンになっているので、そこは避けて近江八幡市街の方へ。時代劇の撮影によく使われている八幡堀を見て、彦根へ。彦根では近江ちゃんぽんを食べました。この日のメインは、近江ちゃんぽんを食べることでした。

キャンプ地は湖岸緑地 姉川河口。大きな無料休憩所のあるところ(公園側)と、デルタと呼ばれるところに分かれています。デルタの方は草ボウボウなのと、トイレが汚いという理由で避けました。

公園側のトイレはきれいで、無料休憩所のところには水道があったので、こちらにテントを張りました。わりと静かに過ごせたのですが、午前3時頃に漁船か何かのエンジン音がして、朝には鳥の鳴き声がすごくて、その声で目覚めました。

3日目 湖岸緑地 姉川河口~今津浜水泳場

3日目は湖岸緑地 姉川河口からマキノ高原にある温泉に立ち寄り、今津浜までの57.84km。

琵琶湖沿いで一番の見所といえば、この日走る湖北部分。坂道の多い区間になりますが、それまでのどちらかというと単調な風景から、景色としては見所のあるところが増えてきます。

特に永原からマキノまでの湖側は、桜並木が続き、美しい景色でした。永原よりはまだ散り始めと行ったところで、満開の桜を楽しめましたし、マキノへ向かう道路は桜吹雪を浴びる様で、非常に楽しめる道路でした。

海津大崎あたりからは、なかなかの向かい風になってきて、マキノのサイクリングロードでは、向かい風の強さに心が折れかけました。なんとか温泉に辿り着き、ゆっくりと休憩。

その後は今や琵琶湖沿いの有名スポットとなった、メタセコイヤ並木を通り、琵琶湖沿いに復帰。このときは追い風になっていたので、気持ちよく走れたのですが、温泉に入った後で、湯冷めしてしまいました。また、坂道を上ったこともあり、徐々に膝の痛みが強くなってきました。

今津浜に到着するも、体調はよろしくなくて。また、この夜の冷え込みが厳しく、なかなか寝付けず。結局、持っていた使い切りカイロを貼り、なんとか眠れました。しかし、今津浜沿いを走る車が結構多くて、うるさい車も多く、ぐっすりと眠ることが出来ませんでした。

4日目 今津浜水泳場~矢橋帰帆島公園キャンプ場

4日目は今津浜水泳場から南下し、琵琶湖大橋を渡り、矢橋帰帆島(やばせきはんとう)にある公園キャンプ場までの69.61km。

この旅初めての、快晴の元でのツーリングになりました。また、風も穏やかでどちらかというと追い風。道も平坦なところが多く、膝の痛みもあまり気にならないで、進むことが出来ました。一番の難所は琵琶湖大橋の坂くらい。

当初は帰帆島にある湖岸緑地でキャンプしようと思っていたのですが、土曜日ということもあり人が多いのと、トイレがイマイチ、水場がないということで、有料ですがキャンプ場を利用することに。

530円と比較的お手頃価格で、設備もしっかりしたキャンプ場です。土曜日ということもあり、ファミリー客も多かったのですが、マナーの良い方が多く、快適に過ごせました。さざなみ街道からは離れているので、車の音も気になりません。

5日目 矢橋帰帆島公園キャンプ場~自宅

5日目は矢橋帰帆島から、近江大橋を渡り、大津・逢坂峠を通り、六地蔵・宇治、流れ橋をわたり木津川サイクリングロードを通り、自宅へ帰る66.19km。

一応、昨日で琵琶湖一周は終わり。本日は家へ帰る道のりです。来たときと違うルートをということで、逢坂峠を越えるルートを選択。京都へ入ると、道は狭いし、車も多く走りにくい。

日曜日ということで、市街地は避けた方が良いと考え、宇治から木津川沿いに向かい、流れ橋をわたって、サイクリングロードを使って帰ることにしました。

流れ橋では、映画か何かの撮影があるのか、時代装束の人たちがたくさん。それらを見つつ、サイクリングロードに突入。何とか家に辿り着くことに。

まとめ

5日間で走った距離は、334.92km。以前なら3日あれば行ける距離ですが、今回は5日かけても、いっぱいいっぱい。体力の衰えを感じました。

計画通りの宿泊ポイントで、きちんとテントを張って泊まれたのが、良かったところ。駄目だったのは、体力がなくて、走るだけで精一杯になったこと。余裕がなくて、観光という意味では、全く楽しんでいない気がします。

今回ははじめから、キャンプを楽しむことがメインだったので、それでも良いのかも。キャンプ中の過ごし方としては、本を読むか、音楽を聴くかでした。たき火は禁止のところも多いし、キャンプツーリングとしては、道具のことを考えても難しいかなと。

自炊に関しては、ご飯を炊くのは問題なし。おかずはコスト的にも手間的にも、レトルトや缶詰を使うのが、現実的でしょう。もしくは、スーパーなどで惣菜を買うのが良いかなと。調理までするとなると、やはり面倒かなと思います。

長期ツーリングは日本一周で経験済みですが、自炊に関してはあまりしてこなかったので、今回の旅で一番、経験値がつめたのかも。ご飯の炊き方は、コツがつかめました。

今後もキャンプツーリングは色々としてみたいと思ってます。