さて、4月17日から、琵琶湖一周に出かけることにしました。5日程かけて、ゆっくりとソロキャンツーリングです。
琵琶湖一周はオートバイ(原付2種)と自転車で、1回ずつしています。また、自転車日本一周のときは2回琵琶湖岸を北上してますので、実は新鮮さはありません。
それじゃ何故するのかというと、ソロキャンプツーリングのスタイルを固めるためです。どんな道具を持っていけばよいかとか、キャンプ場でどう過ごすかとか、自炊料理はどうするかとか、いろいろ試してみたいわけです。あわせてなまった体に活を入れるというのもあります。
まぁそんなわけで本日は、自宅から琵琶湖にある湖岸緑地 中主吉川を目指します。
とりあえず平城宮跡まで。今回の装備は日本一周時とほぼ同じ。久々のフル装備です。やっぱり荷物を積むと重い。普段なら楽に来られる平城宮跡も、いつもより苦しみました。
今回の琵琶湖へのルートは、日本一周時の日本海側北上編 1日目と同じ。山城多賀から宇治田原を通り、瀬田川沿いを行くルートです。
山城多賀からの国道307号線に苦しむ。やはりフル装備だと坂道がきつい!途中で休憩。しかも途中から道が狭い上に、トラックもバンバン通るので、精神的にも疲れます。
なんとか辛い坂道を越え、宇治田原からは県道62号線。新名神の工事中。2本のモノリスが建つ。ここからは川沿いを走るので、アップダウンも緩やかになり、トラックもあまり走らないので、快適に。
ただ、4月に入って道路工事予算がついたのか、いたるところで工事中。片側交互通行も何箇所かありました。それほど距離はなかったので、問題はなかったのですが、緊張します。
瀬田川沿いに突入。天気は生憎の曇り空ですが、寒くも暑くもなく、快適でした。
途中吊り橋があったので、渡ってみました。渡った先は行き止まりで、すぐに引き返しました。写真は帰りに。
さて、このあたりまでは快調だったのですが、やはりなまった体にはきつかったのか、40kmを過ぎたあたりから、太ももが痛くなってきました。ちょっとした坂道を登るの一苦労です。挙げ句に途中で、太ももが攣ることも。
南郷あたりのコンビニで、昼食。おにぎりを2個ほど。
石山寺駅を過ぎたところからは、琵琶湖湖岸の遊歩道へ。これが正解。
大分散っているのですが、風が吹くと花びらが舞って、桜吹雪になります。車は入れませんので、ゆっくりと走ります。
このあたりを走っているときは、風もそれほどなくて、気持ちよかったのです。このあと近江大橋を渡って、湖岸沿いを北上していくのですが、そこからがきつかった!
それほど強くないものの、向かい風に煽られ、湖岸沿いの風景は特に変化もなく、同じような風景が続くだけ。しかも、ここからは太ももに疲れが出てきて、かなり厳しい状況でした。
目的地は琵琶湖大橋から少し北に行ったところにあるのですが、残り20kmがなかなか近づかない。最後には雨がポツポツ降ってきて、濡れながら走ることに。
目的地を変更して、手近なところでキャンプしようかという思いもよぎるのですが、ここは「逃げちゃだめだ!」と自分に言い聞かして進みます。
なんとか目的地に到着です。
琵琶湖の湖岸には湖岸緑地と呼ばれる公園がたくさんあります。
湖東湖北・南湖東岸にあるこれらは、24時間以内ならテントを張っても良いとのことです。バーベキュー可能のところもあり、そこでは火気の使用も大丈夫のようです。
今回の目的地はその中でも、しっかりとキャンプエリアがあって、洗い場というほどではないですが、水道もあります。炊事棟はありませんが、キャンプ場に近い公園といって良いでしょう。
公園はかなり広く、私は南側から入ってのですが、そのあたりはキャンプ禁止とありました。どこがキャンプエリアがわからず、フラフラと回っていたのですが、地元の人がいたので聞いてみると、公園北側、川の東側とのことでした。
ということで、キャンプエリアに到着。この時は雨はやんでいました。夕方から夜までは、雨が降るようなので、急いでテントを貼ります。
大きめの木があったので、その下に張りました。テントを張ったあとは、テントの中でゆっくり。久しぶりに長距離を走ったので、かなり疲れていました。
ご飯を炊いて、缶詰を温めて夕食です。
本日のおかずは、サバ缶。ダイソーで買ったものです。味噌煮だったのですが、ちょっと味が濃い目でした。ご飯はそのままだと寂しいので、ふりかけを。このふりかけは朝食のパンにも使えるかなと思って選択しました。
トイレのために外に出たところ、空が赤くなってました。あぁ、きれい。
本日はこんなところで。はたして、明日までに、足は回復するのでしょうか?
本日の走行距離 81.47km