今回はバックパックのショルダーハーネスに取り付けできるスマホポーチ、TIGORAポーチTR974PO-Sの紹介です。
TIGORAポーチ購入経緯

トレッキング時のスマホを入れるものとして、ショルダーハーネスに取り付けできるスマホポーチを検討しました。そして色々調べた末に、実際の店舗で見かけたTIGORAポーチTR974PO-Sを購入しました。
購入時の条件は、以下の4つ。
- スマホが入る大きさであること。
- マチは小さいものを。
- ショルダーハーネスへの固定方法が柔軟に対応できる。
- ジッパーはスライダーが2つ。
これをクリアした上で、値段的にもお手頃だったのが、TIGORAのポーチでした。
現在「TR974PO-S」は生産終了、2020年モデルとして「TR090PO-S」が販売されています。スペックを見るかぎり、ほぼ変わりは無いようです。
ティゴラ ポーチ (TR090PO-S) トレッキング バッグパーツ ポーチ : BLACK TIGORA
TIGORAポーチTR974PO-S
サイズはタテ18cmxヨコ10.5cm×マチ5cmで、重量が55g。ジッパーのスライダーは2つ。カラビナ付きです。
中にはインナーポケットがあります。
フロントにはメッシュポケットがあって、幅7cmくらいのものを入れられます。
裏側はショルダーハーネスに取り付けるための、ベルトが1本。ベルクロで留める形です。
私のスマホはタテ15.2cmxヨコ7.55cmx厚さ1.4cmと少し大きめ、それでも余裕で入ります。
マチについて
メーカーのページにマチは5cmとありますが、平べったくすると2cmくらいです。お店で見かけた時は、平べったい印象で、カタログスペックのマチ5cmを見た時は、間違っていると思いました。
何も入れていない状態なら、2cmくらいです。その分横幅が少し大きくなります。
5cmくらいの厚さがあるものも入ります。この中に入っているのは、
ヨコ11.5cmxタテ7cmx奥行き4.5cmのカメラです。少々大きめのコンパクトデジタルカメラでも入るのでは無いでしょうか。
厚みのあるものを入れると直方体ではなく、上面が小さい台形の形になります。
ショルダーハーネスへの取り付け
ショルダーハーネスに取り付ける時は、まずベルクロで留めます。
これだけでは固定できません。これはあくまでもショルダーハーネスから離れないようにするためだけです。
カラビナで落ちないようにします。チェストストラップにあたるような場合は位置調整が必要になります。位置調整にはカラビナのサイズを変えるか、アウトドア用の細いロープなどを使って調整すれば良いと思います。
この状態だと左右に動きますが、バックパックを背負うと体に押しつけられるので、それほど動きません。
問題があるとすれば、カラビナを引っかけるところがない場合です。この場合はショルダーハーネスに細工をする必要が出てきますね。
実際に使ってみた
実際に使ってみましたが、かなり便利です。スマホをズボンのポケットに入れておくと、座る時に不便ですし、バックパックに入れておくと取り出しに不便。このポーチなら手軽に出し入れ出来ます。
見た目的には大きく見えますが、厚みがないからか付けていて邪魔にはなりません。前面のポケットには補給食として、シリアルバーを入れて使いました。ボールペンを差しておくことなんかも出来ます。
また、ジッパーの持ち手が紐なので、つまむだけでなく指に引っかけて開けることも出来、グローブを着けた状態でも開け閉めしやすいです。
インナーポケットには切符や拝観券など入れておくことが出来、非常に便利です。
残念なところ
非常に便利なこのスマホポーチなのですが、欠点というか残念なところもあります。
防水仕様ではない。
生地は多少の水をはじきますが、防水機能はありません。これだけが残念。
また、ジッパーのスライダーの間に隙間が出来るので、雨が入る可能性があります。防水機能のないスマホの場合は注意が必要ですね。
カラーバリエーションがない
実用性は良いのですが、見た目的にちょっと地味です。アウトドアブランドのものは、カラーバリエーションがあって、バックパックにあわせた色など好みの色を選ぶことが出来ます。黒一色でそれが出来ないのが残念。
ただし、ビジネス用に利用するのであれば、これくらいの地味さが良いですね。アウトドアブランドのように派手なロゴもありませんし。
ウエストベルトポケットに使えない
裏面のベルトが横方向なので、ウエストベルトに取り付けることが出来ません。腰に付けるとしたら、カラビナで吊すだけです。これは元からショルダーハーネスに取り付ける前提で作られているので、仕方がないでしょう。
まとめ
以上、TIGORAポーチTR974PO-Sの紹介でした。
大きいスマホを利用しているバックパッカーには、こちらのポーチはなかなかのオススメです。
大きいポーチは厚みのあるものが多くて、スマホだけを入れるにはちょっと大きすぎる傾向があります。こちらはマチは大きく作られているものの、普段は厚みを抑えて使えます。前面のポケットはちょっとした補給食を入れておくことが出来ますし、切符などのチケットもインナーポケットに収まります。
バックパックをいちいち下ろすことなく、収納することが出来るのはかなり便利です。コンパクトなスマホを使っている方にはちょっと大きくてオススメしづらいですが、アウトドアにもビジネスにも使える、優れたスマホポーチです。
しかもアウトドアブランドのものに比べて、お値段もお手頃です。なお、現在「TR974PO-S」は生産終了、2020年モデルとして「TR090PO-S」が販売されています。スペックを見るかぎり、ほぼ変わりは無いようです。