さて、今回はスーパーカブ90カスタムのライトを交換した話です。
バルブが切れた
こちらの記事中にも書いたのですが、旅中にヘッドライトのバルブが切れました。ハイビームはついているのですが、ロービームは点灯せず。おかげでトンネル内では、路面の状態が見えない中、走ることになってしまい、とっても怖い思いをしました。
もともとヘッドライトも、レンズ面が白く濁ってしまっていたので交換を考えておりました。バルブも切れたということで、このさい一緒に交換することにしました。
マルチリフレクターライト
ヘッドライトを交換するにあたり、少しでも明るくしたいと思い、マルチリフレクターライトを購入しました。
角目のスーパーカブ カスタム専用のヘッドライトです。Amazonのレビュー読む限り、若干の心配もありますが、これ以外の選択肢はありません。
バルブも少しでも明るくと思い、こちらを。
マルチリフレクターライトにもバルブは付属しているのですが、12V35/35Wなので使いません。
届いた
商品が届いたので、開封しました。
バルブとソケットもセットされているのですが、これは利用しません。また、Amazonのレビューなどにもあるように、そのままの取り付けでは、本体と隙間が出来るらしい。
アウトスタンディングのHPを見ると、同じような商品がB級品扱いで販売されています。こちらでも隙間が出来るようで、その中で対応策として、レンズ部分を取り外し枠は元のものを使えば良いとの説明があります。
Amazonで購入したものと、アウトスタンディングで販売しているものが、同じかどうかはわかりませんが、同じような対応は可能だろうと考え、枠部分は元のものを利用することにします。
まずはソケットとバルブを取り外し。
左右のネジと光軸調整ネジを外して、準備完了。
こちらはバルブ。50/50Wクラスの明るさということで、明るくなることに期待。
交換する
さて、交換にかかります。まずは取り外し。
まずは赤丸の位置にあるネジを外します。反対側にもあります。
ネジを外すと外すことが可能に。上の部分に引っかかりがあるので、下に引っ張る感じで。
ソケットを回転させて外し、ユニットを外します。思っていたより、枠の下側がさびていました。こちらの枠を利用するので、レンズ部分を取り外します。
次にマルチリフレクターライトのレンズ部分を元の枠にセットします。
ここで問題発生。マルチリフレクターライトの光軸調整ネジが元の枠に入りません。
結構太さが違います。穴を広げれば使える気がしますが、元のネジが使えそうなので、元のネジを使うことに。
なお、マルチリフレクターライトの枠を試しにはめてみました。加工精度が悪いようで、赤丸の部分がうまくはまりません。ヤスリなどで少し削れば、うまくいくかもしれません。これは今後の宿題に。
元の枠にレンズ部分を取り付けました。取り付け時に気をつけることは、先に光軸調光ネジとバネを通しておくこと。左右のネジは強く締めると、光軸調光ネジで調整できなくなるので、締め付けすぎないこと。光軸調光ネジを締めたり緩めたりして、動くことを確認しておきます。
バルブ、ソケットをセットして点灯確認。この時点ではまだ、本体への固定はしていません。ハイ/ロービームともに点灯を確認できたら、本体に固定します。
壁を照らしてみて、ハイ/ロービームの位置があまりにもおかしい位置でないか確認します。これにて交換は終了。夜になったら、最終的な調整をすることにします。
まとめ
元々夜に走ることはないので、バルブ交換の効果、マルチリフレクターライトの効果は、よく分かりません。ただ、日中での見た目の明るさは、明るくなった気はします。
もともとレンズ面は白く濁っていましたし、切れかかったバルブに比べると明るくなって当然かなと思います。交換することで、すっきりとしました。
ただ、ひとつ気になっているのは、レンズ部分と枠の隙間。枠と本体は隙間はないのですが、レンズの上側の部分が、少し枠と空いているような気がします。これは宿題としておきます。