さて、前回は不要になったものを、ヤフオクに出品してみた記事を書きました。その時に気づいたちょっとしたコツみたいなものを書いておきます。
がっつりとした記事は探せばたくさん出てきますので、そちらにお任せしてさらっとした記事です。
相場を調べる
出品するにあたり、まずは落札相場を調べること。高く売りたいと思っていても、商品があふれていたり、他の人が安く出品していれば、落札されることはありません。過去にどれくらいの価格で落札されているのかを知っておくことが重要です。これについて検索すると
ヤフオクには現在、落札相場を見るという機能があります。
出品する商品を直接検索して、リストが表示されたら右上にある「落札相場を調べる」をクリックすれば、見られます。
できるだけ検索条件を絞り込んで、自分が出品する商品と同じものが、どれくらいの価格で、どれくらいの量が出品されていて、どれくらいの価格で落札されているのかを把握することが重要です。
あまり出品・落札されていないものは、需要が少ないため、落札されない可能性が高いとも判断できます。もしくは、とんでもなくレアかもしれませんが。
開始価格を考える
開始価格の設定は難しいところ。これは商品に対するこだわりによります。どうしても売りたい、早く売りたい時は、安い価格にすれば良いし、ある程度価値があると判断できているなら、相場より高くても、自分の売りたい価格で設定すれば良いと思います。
ただ不要品をヤフオクに出すというときは、どうしても売りたいことが多いと思いますので、強気の値段設定をするよりは、相場の少し安めを設定すると良いと思います。需要があれば、値段は上がっていきます。
私のとった手段は、過去の落札相場より少し低く設定、入札が無ければさらに値を下げて出品。これの繰り返しです。もっと手っ取り早く落札してもらいたいときは、一気の大幅値下げで良いと思います。
大幅に値下げしたら入札競争になり、最初に入札のなかった金額まで上がったことがありました。
1枚目の写真が重要
ヤフオクにおける写真の重要性は、どこでも語られています。欲しいと思ってもらえる写真が必要です。それは大前提として、1枚目にどういう写真を持ってくるかです。
これはミニカーを出品する時、落札相場を調べていたときに気づいたことです。とある出品者の方の1枚目の写真が格好良かったのです。この方の出品している商品は、同じものでも他の人より落札されている傾向に見えました。ということで、この方のまねをすることにしました。
出品内容をはっきりさせるには、こういう風に全部載せるのが良いと思っていたのですが、これではあまり目を引きません。そこで1枚目に使った写真がこちら。
とある方のまねをして、ケースを外し車がかっこよく見える斜め前方からの写真にしました。こうすることで商品に対する、愛情が見えるような気がします。10台あるので4台で1枚の写真に。1枚で全車種は写らないので、この形で複数枚、そして全部が写った写真を最後に載せます。
なぜ1枚目が重要かというと、検索したときのリスト表示には1枚目の写真が掲載されるからです。また、ヤフオクに出品した商品が、ヤフーのトップページの広告に載ることがあります。このときもできるだけかっこよい写真が載っていれば、アクセスにつながるのではないかと。
説明にはマイナスポイントを
出品する商品の説明には、マイナスポイントをきっちり書くことが必要です。
これは落札後のクレームを避けるためというのもありますが、やはり中古品の場合、状態を丁寧に説明する必要があるからです。マイナスポイントを説明するのはヤフオクに限らず、商売をする上での重要なことです。
「こんなこと書いたら、落札されなくなるかも」というのもありますが、やはり落札者目線にたつことが重要かと。
写真と説明文を使って、キズがあることをアピールします。
説明文は他の方の同じ商品を参考にして、「自分が落札するとしたら、何が知りたいのか」を考え、できるだけ丁寧に書くことです。たとえマイナスポイントがあったとしても、欲しい人は欲しいはずです。マイナスポイントが明確にされていることで、安心して入札してもらえると思います。
まとめて出品するのは?
最後にまとめて出品することの可否です。
例えばミニカーの場合、40台あったとすれば、1台ずつ出品した方が、最終的に落札額の合計は高くなると思います。しかし、1台ずつ出品する手間、落札者とのやりとり、配送の手間を考えたとき、効率が悪すぎます。
また、売れるものと売れないものが出てきて、売れないものはずっと売れないままということに。不要品を処分するときは、割り切りが必要ですので、まとめて出品する方が、のちのち楽かと思います。
ただ、まとめすぎるのも問題があります。40台の中に1台だけ欲しいものがあったとして、入札するでしょうか。多分、しないと思います。これが10台なら、いっしょに買おうかなと思うかもしれません。これが5台なのか20台なのかはわかりませんが、あまりに多数をまとめすぎると入札のハードルが高くなります。
この辺は他の出品状況、落札状況を見て判断するのが良いでしょう。
まとめ
ということで、ヤフオク出品のコツのようなものを書いてみました。
たった5個のポイントですが、これくらいを意識していれば、それなりに落札してもらえるのではないかと思います。まだまだ不要品がたくさんあるので、どんどんヤフオクを使っていきたいと思ってます。