さて、前回検討･購入したOSSのハンドルカバー｢ネオプレーンハンドルカバー WNHC-03｣を取り付けます。なお、私のスーパーカブ90カスタムは2001年モデルのHA02と呼ばれるものです。最近のスーパーカブとは操作系統が違いますので、参考にされる方はそのへんにご注意ください。
OSS(大阪繊維資材) 防水･防寒 ネオプレーンハンドルカバー WNHC-03
前回の記事で比較･検討した結果、OSS(大阪繊維資材)の｢防水･防寒 ネオプレーンハンドルカバー WNHC-03｣を購入しました。
この商品を選んだポイントは、素材にネオプレーン(クロロプレーン)が使われていて防水性が高いこと、手を差し込む部分がドローコードで調整できること、スイッチ類の操作をする部分に別素材が使われていて操作性が良さそうなこと、値段が比較的安いことの4つです。
届いた商品を開封してチェックします。amazonのレビューを見ると、初期不良品もあるようなので、届いたらまずチェックした方が良さそうです。
商品チェック
届いた商品を開けた感想は意外と大きいなというものでした。そういえばメーカーHPにもamazonにもサイズ表記がありませんでした。
アバウトな計測で上のようなサイズです。
スイッチ類を操作する部分は生地が違っていて、薄くて柔らかい生地になっています。ただ薄いので逆に耐久性に問題があるのかも。
丸い穴がハンドルグリップを通す穴で、右の方の十字の切り込みがブレーキレバーを通す穴です。
ドローコードの調節ボタンは大きめで操作性はよいです。
裏返すとこんな感じ。起毛素材はボアのような暖かさはありませんが、肌触りは良いです。
糸がピョンと飛び出しているところが何ヵ所かありますが、縫製は悪くないと思います。
防水性はどうか？
商品としては防水性能を謳っておりますが、但し書きに(防水性能を超える雨量の場合、針穴より水が浸みる場合がございます)とあります。実際のところどうなのか確かめてみました。
風呂場のシャワーを使って、実験してみました。シャワーだと結構激し目な雨と同じくらいの水の量です。結果、クロロプレーンゴム生地部分は水を通すことはありませんでしたが、縫い目から水が入ってきました。
やはり完全防水ではないので、激しい雨の時は雨の浸入を覚悟しないといけないようです。
取り付け
パッケージから取り付け方法を。構成品のところで透明窓とありますが、これは誤表記。多分昔は透明窓があったのでしょう。取り付けは図のように簡単で、ハンドルグリップとブレーキレバーに通し、落下防止のために紐をミラーにくくるだけです。
実際に取り付けてみます。ブレーキレバーとハンドルグリップを通すだけです。先にブレーキレバーに通した方がやりやすい。グリップ部は穴が小さいので引っかけて引っ張るように入れれば問題なくはいります。装着したあとはアクセルの戻りや各スイッチに指が届くかの確認を。アクセルの戻りがやや戻りにくいようなので、穴を少し広げることにしました。
半分に折ってハサミで切りました。下手くそですが少し穴が広げることが出来ました。これでアクセルの締め付けが弱くなり、戻りも良くなりました。ただ、あまり穴を大きくあけすぎると風が入る可能性があるので、注意が必要です。
装着完了です。左側はそのまま取り付け。スーパーカブは左側にレバーがないので、グリップに通しているのとミラーに紐をくくっているだけ。少しグラグラします。
最後に動作確認。右側のウインカー操作･セルスターターに指が届くので問題なし。左側のハイロー切替･ホーン･チョークレバーも問題なく操作できました。
問題点は？
着けた状態で試走してみました。まず、やはりウインカーの操作がしづらくなります。スーパーカブ独自のウインカー操作で右を戻す･左を出す、この親指を下げる時の操作がやりにくいと感じました。ただ、これは慣れもあると思いますので、しばらく使ってみようと思います。
手の差し込み部分は大きく開けていれば問題なく出し入れは可能。ただ、寒くなってきた時に、どれだけ風の侵入があるかでしょう。試走した日は11月にしては暖かかったので、防風･防寒性能に関しては、なんともいえずです。このへんは、また後日確認したいと思います。
とりあえず暖かいうちはウインカー操作がしにくいので、外しておこうかなと思ってます。
最後に注意事項を。
