【北海道旅番外編】北海道から奈良へ帰る【2019/06/13~14】

さて、お久しぶりです。やっとブログを書く気になったので、北海道から奈良へ帰る旅?をブログに書いておきます。北海道から急遽撤退しなければならなくなった時の参考までに。なお、写真は少なく、文章ばかりです。

経緯

羽幌の町で、兄から母の病状悪化の連絡を受け、北海道の旅を断念することに。その連絡では、すぐにでも手術・入院になりそうとのことだったので、急いで奈良に戻ることを考えました。

ただ、手塩の町で、アマゾンに注文していた自転車パーツを受け取る必要があったので、とりあえず手塩へ。ヤマトで部品を受け取り、自転車の配送について相談。自転車はヤマトから送り、自身は高速バスを利用して帰ることに決めました。

最初は稚内へ行かないと、札幌方面への交通手段は無いかと思っていました。電車や高速バス、飛行機が稚内から出ているのは知っていましたので。しかし、オロロンラインを走っていると、ところどころバス停を見かけていたので、オロロンライン沿いをバスで帰ることが出来るかもと思い、調べてみるとやはりありました。

沿岸バス株式会社の特急はぼろ号で、1日に4便札幌駅行きが出ています。手塩からは4時間半で札幌に着きます。これを利用すれば、朝手塩を出て、昼過ぎに札幌着、そこからは飛行機なり、フェリーなり、新幹線なりで帰ることが出来ます。

一刻も早く帰る方が良いと思っていましたが、兄に連絡を取ると、病院が土日は受け付けてくれず、月曜日に行くと言うことで、飛行機で慌てなくても大丈夫そう。

そもそも飛行機の乗り方もわからないし、空を飛ぶのはちょっと怖い。格安航空もあるみたいですが、チケットが残っているのは、どこも高いところばかり。ということで、勝手のわかっている新日本海フェリーが良いだろうと。そして、来たコースを戻るのが、1番わかりやすいということで苫小牧東港からのフェリーで戻ることにしました。敦賀からは電車で奈良へ。13日に手塩を出発すれば、14日の深夜(実際には日付が変わった0時過ぎ)に、家に着くことが出来ます。

旅日記

ライダーハウスにて、朝5時頃起床。ライダーハウス2には、もうひとりライダーさんが泊まっていました。ライダーハウス内は火気厳禁なので、外に出てお湯を沸かすのと、食パンを焼きます。できあがったら、ライダーハウスに持ち込み、食べることに。この日の朝も寒くて、ライダーハウスとはいえ結構冷え込みました。寒さに震えながらの朝食です。食後は、寝袋にくるまって、電車の時間など今後の行程を調べていました。

朝7時頃になって、ライダーさんが起きたので、またお湯を沸かして、一緒にコーヒーを飲んでお話をしました。昨日は私がすぐに寝てしまってたので、あまり話はしていなかったので、朝から色々とおしゃべりを。ライダーさんは北海道を色々と回っているとのことなので、前回北海道を回った時に感じた、私のオススメなどを話しておきました。また、もう使わない食材や、ツーリングマップル、火薬銃などを引き取ってもらいました。

朝9時くらいになって出発します。ヤマトの受付は9時からとのことですが、朝は忙しいので、10時くらいに来て下さいとのことでした。ちょっと朝食がてらに、セイコーマートで食事して、時間を潰すつもりです。

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手塩のセイコーマートには、イートインコーナーがあるので、そこで2回目の朝食。バスに乗ってしまうと、札幌まで何も食べられないでしょうから。ホットシェフの梅かつおチキンがおいしいという、つぶやきがTwitterがあったので、食べてみることに。セイコーマートを利用するのもこれが最後かと思うと、よりいっそうおいしく感じるのでした。

10時前になって、ヤマト運輸の手塩センターへ。昨日相談したのは、サイドバッグなどは2コ1で箱に詰める、ドラムバッグはそのままで、自転車はタイヤを外し、輪行スタイルで箱に詰めて送るということでした。ヤマトについて、早速自転車の分解を。タイヤを外すだけでなく、泥よけも外し、フロントキャリアもネジを緩めてかさばらないようにします。

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この日はまぁ、精神的にも若干ヤケになっているので、写真も適当です。サイズと重さを量るために、とりあえず箱に詰め、大きさと重さを量り、料金を出してくれました。4個口44kgで、4,860円。思っていたよりも安い!。ヤマト宅急便ではなくて、ヤマト便を使えば安いということで、色々と調べてくれていたようです。自転車に関しては、ちょっとサイズに収まらなさそうで、色々とサイズを変えながら値段を出していただきました。また、この中には保険金50円も含まれていて、万が一壊れていた時には、5万円の保証が受けられます。

自転車はヤマトさんで梱包してくれるというので、こちらはお任せ。ヤマトさんにとって、イレギュラーな配送なので、ずいぶんとご迷惑をおかけしてしまいました。真剣に話を聞いていただき、丁寧な対応をして下さいましたヤマト運輸手塩センターの皆様には、本当に感謝しております。自転車を送ることが出来ていなければ、途方に暮れていたところでありました。

とりあえずはフロントサイドバッグ一つに、パソコンや帰る時に必要な荷物を詰めて、それ以外は送ってしまいました。

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ヤマトからバス停までは歩いて15分ほど。待合所でバスが来るのを待ちます。

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高速バス特急はぼろ号の到着です。留萌まで乗車客を拾いつつ、そこから先は高速道路で札幌まで。4時間半のバス旅です。途中、サービスエリアでトイレ休憩などを挟みつつ、あっという間に札幌です。何日もかけて自転車で走った距離も、バスならあっという間…

札幌駅は都会の駅といった感じで、あまりなじめません。とりあえず立ち食いのそばでおなかを満たすことに。

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かき揚げそば。この日の札幌は、春物コートを羽織っている方も多くいるくらい、気温が低く、温かいそばがおいしい。

この後は苫小牧行きの電車に乗って、苫小牧へ行き、そこから浜厚真まで行きます。苫小牧行きの電車が出るまで、1時間くらいあったので、駅ビルの本屋さんで小説を一冊購入。来る時にフェリーの中で退屈したので、小説1冊あれば、時間を潰せるかと思い。

購入したのは、松岡圭祐「高校事変」。千里眼シリーズや「ミッキーマウスの憂鬱」は読んだことがあって、ハズレのない作家のイメージなので、これを選んでみました。

内容はスーパー女子高生もので、細かいことを気にしなければ、楽しめる作品です。

苫小牧行きの電車に乗って、1時間半くらいで苫小牧に到着。浜厚真に行く電車まで、ここでも1時間ほど待つことに。ホームに待合室はなく、改札をださせてもらい、駅の待合室で待つことに。でも、ちょっと暇なので、駅周辺をぶらぶらしてみました。意外とこぢんまりとした駅でした。

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苫小牧から浜厚真までは、二駅。乗客のほとんどが学生でした。浜厚真に着いた頃は辺りは暗くなっています。

北海道上陸後、すぐに訪れたこちらの駅舎。ほんの1週間前のことでした。写真は、到着の翌日に撮ったもの。車両を利用した、かわいらしい駅舎です。こんなまわりに何もない駅で、利用する人はいるのかと思っていたのですが、学生さんが10人くらい降りました。皆さん家族が車で迎えに来ているようでした。

この後は真っ暗な道を、ヘッドランプをつけて、フェリーターミナルを歩いて目指します。自転車で一度走っているので、道に迷うことはありません。そして、フェリーターミナルへ到着。

敦賀まではまたフェリーを利用です。乗り方もフェリー内も理解できてるので、勝手を得たもので。フェリー出発後はすぐに寝て、朝からお風呂というのは、前回と同じパターン。

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朝食はレストランで、軽くとりました。でも、ちょっと高い。

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フェリーのすれ違いを見て、ビンゴ大会も前回と同じ。

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今回のビンゴ大会では、ポストカードセットがあたりました。最後の記念品ですね。

フェリー内では、ほぼ小説を読んで過ごしました。昼食は食べず、夕食はレストランでカレーを。もうこの辺になると、写真すら撮っていません。北海道旅の終わりがこんな形になるとはという、無念の気持ちでモヤモヤしていたのが本当のところです。もっと続けたかった…

フェリーが敦賀に着いたのは、定刻通り20時30分。風が強くなり波があって、下船にちょっと時間がかかりました。下船の係員さんと話をすると、「今日で良かったよ、明日になったら時化で大変だったろう」とのこと。

敦賀のフェリーターミナルからは、敦賀駅までのバスが出ていて、それに乗ります。敦賀駅からはJRで。特急も出ているのですが、それには乗らずに、敦賀-長浜-京都と普通と快速電車で。京都からは近鉄を利用して、近鉄郡山へ。電車が郡山へ着いたのは、0時を過ぎていました。郡山に着いた時には、雨が降っていて、傘を持っていなかった私はコンビニで傘を購入。この旅では雨に降られることはあまりなくて、帰ることを決めた後の手塩と、最後の最後、郡山で雨に降られるというのは、心模様が天気に反映している気がしました。

久しぶりの我が家に帰り、久しぶりの自分のベッドで眠りました。短かった旅の本当の終わりでした。

その後

母の病状は、それほど悪く見えず。すぐにでも手術かと思われたのですが、その設備のある病院へ行くと、もう一度検査してから予定を決めるということに。CT、X線、内視鏡と3つの検査を経て、7/2に今後の予定が決まります。どうなるのかはわからないのですが、私のモヤモヤはなかなか晴れず。

私自身の今後も、どうしたものか、決めかねていました。今回の北海道旅は、自身の今後を決める上で、かなりの覚悟を持って出たわけですが、途中で終わってしまったので、考えていた予定はすべて崩れました。実は羽幌で旅を断念することを決めた時に、自分の中で自転車旅に対する情熱が無くなってしまいました。

もう、自転車旅はいいや。そんな気持ちです。

ただ、旅するのは好きだし、ブログも続けていくつもりです。そして今回、この記事を書いたのは、心の中で吹っ切れたからです。新しい目標が出来ました。今はまだブログに書きませんが、7月に入ってからまた動き出します。

ということで、旅の後始末記事でした。