【旅9日目】日本獣害史上最悪の「三毛別ヒグマ事件」復元地へ 古丹別-羽幌【2019/06/11】

さて、本日は昨日のブログの最後にも書いたように、日本史上最悪の獣害といわれる「三毛別ヒグマ事件」復元地へ向かいます。

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旅レポート

久しぶりの布団で、午前5時頃起床。テント泊と違って、やはりゆっくり眠ることができ、疲れもとれたようです。本当はもっとゆっくり起きるつもりだったのですが、目が覚めてしまうと、行動せずにおれません。

午前9時頃に出発するつもりだったのですが、朝食もさっさと済ませて出発準備は午前7時に整いました。

もうここまで来たら、出発するしかありません。問題は朝早い時間に、熊は行動するのかということ。同宿したライダーさんと話した結果、夕方と違って、熊もあまり行動していないんじゃ無いかと。

それなら出発!

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ライダーさんも出発するということで、ほぼ同時に出かけます。なお、荷物はライダーハウスに預け、フロントバッグだけで出発です。荷物が無いって、こんなに軽いのだなぁと。

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とままえベアロードが復元地に向かう道の名称です。約18kmの道のりです。

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事件が起こったのは、三毛別川の上流です。山奥のイメージだったのですが、ベアロード沿いはそれなりに開けていました。また、厳しい坂も無く、所々軽いアップダウンがある感じ。思っていたより、楽な道のりでした。

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色々とお迎えの案内があります。

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三渓神社に到着。こぢんまりとした神社です。

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慰霊碑があったので、手を合わせていきます。

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現地まであと5kmの位置にある、射止橋にて。説明によると、巨熊射殺で最初の被弾地点がこの橋の付近で、それを記念して名付けられたとのこと。

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あと200mの地点からは、未舗装区間。

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ヒグマ出没注意!の看板もあり。辺りもうっそうとした感じになります。

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火薬銃に火薬をセットして、いつでも音を発生させる準備を。ビクビクしながら、いよいよ復元地へ。

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ふと見ると黒い塊が見えたので、ちょっとびっくり。いやこれは、かわいらしい熊だこと。

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進むと看板があり、ヒグマ事件の概要が書かれています。この事件に関しては、木村盛武氏の『慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』が詳しいです。

北海道へ行く人は必読、羆の恐ろしさを描く『慟哭の谷 (木村盛武)』【読書メモ】
元自転車日本一周サイクリストで、アラフィフにしてブログ飯を目指す、keta-Gです。 ...

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そして現れる、巨大熊。これ、ちょっと大きすぎじゃ無い?

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建物と比べてみてください。ホント巨大です。建物は、開拓時代の粗末な建物といった感じ。虫がたくさん飛んでいて、じっくりといることが出来ませんでした。

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あたりには熊のひっかき傷もあります。

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ヒグマの目撃情報があるとのこと。ホント、いつ熊が出てきてもおかしくないような雰囲気でした。ということで、早々に立ち去ることに。

片道約18km、往復で37kmほどでした。ちょっとしたアップダウンがあるものの、それほど坂道はないので、自転車でのアクセスも結構楽でした。これなら留萌を朝早く出て、古丹別に昼着、ライダーハウスに荷物を預け、復元地を訪れ、ライダーハウスで宿泊というパターンでも良かったかなと。

1度ライダーハウスに戻り、荷物をセットし、羽幌に向けて出発です。この時午前10時頃です。昨日来たルートを戻り、海沿いを走る国道232号に合流します。ここからの北上する道は、ちょっとしたアップダウンが続きます。

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とりあえず日本一周ブログではおなじみの、とままえだベアーを写真に収めます。熊の前に車が停めてあったので、構図が苦しい。

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横から見ると、こんな感じ。おなじみの写真ですね。

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さらに進んで、道の駅 風Wとままえに。前回はこちらにテントを張りました。思い出の場所。中に入ってちょっと休憩。こちらの裏手に足湯があるのですが、風が強いので、足湯には入らず。

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羽幌町に入ると、オロロン鳥のモニュメントがお出迎え。本日は羽幌町で終了の予定。

着いたのがちょうどお昼くらい。お昼に何を食べようかと、食事の出来るお店を探します。羽幌町は名物が甘エビということで、甘エビ料理がガイドマップにも載っています。ただ、値段の記載が無く、どうしたものかと。

とりあえず道の駅に入ってみることに。道の駅内のお店は、それなりに高いお値段。どうしたものかと思いつつ、外に出てお店を探すことに。そんな中、コインランドリーがあったので、先に洗い物を洗濯機に投入。

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40分700円のコースで、洗っているうちに食事でもと。明日乗る予定のフェリーの下見もしたいと思い、フェリーターミナルに向かうことに。こちらにも食事の出来るお店があるようです。

コインランドリーから1kmの距離なので、歩いて行くことに。

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明日乗る予定のフェリー、おろろん2。高速船と、こちらの普通タイプがあります。

フェリーターミナル内で、受付方法などを確認、出港の30分前の受付なので、あまりこちらに早く来ても、手持ち無沙汰になるなと。

そして、フェリーターミナル内のお店も、値段がお高くて。海鮮系はどうしても高い。普通のカツ丼か定食でも食べられるところは無いかと、その後町をふらつくも、見つけることは出来ず。

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眼鏡屋さんの看板が面白い、「まつば」と読んでしまいますね。

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ラッセン風の壁画。こんなものばかりが目について。

結局、よさげな食事処は見つからず、洗濯ももう終わっている頃。コインランドリーに戻り、服をバッグにしまいます。

さて、食事をどうするか。かなりお腹もすいてきた。セイコーマートでお弁当でも買うか。いや、たまには名物っぽいものも食べたい。特にエビは好きだし。こうなりゃ高くても良いから、名物の甘エビ丼でも食べてやれと。ブログのネタにもなるだろうし。ということで、オロロン食堂というお店に。ガイドブックに甘エビ丼が紹介されていました。

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出てきました。甘エビ丼、2000円也。出汁と一品がつくと書いておりましたが、立派な焼き魚がついてきました。

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甘エビ丼本体はこんな感じ。これでもかと、エビがのってます。まず不思議に思ったのが、これは頭を食べるべきなのか?

最初、頭ごと食べてみたのですが、無理。これは頭を食べるものではなさそう。ということで、頭をはずして食べるのですが、これがめんどくさい。エビもおいしいのですが、さすがにこの量になってくると、最後は飽きてきました。

そもそも海鮮の生ものはそれほど好きではないので、今回の選択は失敗でした。エビはやっぱり天ぷらか、フライの方がよいや。ちょっと高い勉強代でした。次からは海鮮系に高いお金は出さないでおこうと心に誓うのでした。

食後は後悔の念が渦巻きつつ、さてどうしようと。この時午後2時頃。もう本日宿泊予定のキャンプ場に行ってしまおうと。キャンプ場でゆっくりすれば良いかなと。

町から少し外れたところにある、朝日公園キャンプ場に。

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こちらは無料のキャンプ場ですが、なんと本年限りで閉鎖が決定とのこと。2019年11月以降は、入れなくなるそうです。管理人さんにキャンプサイトの説明を聞くと、自転車なら屋根付きのところが良いだろうから、東屋(食事棟)にテントを張って良いとのこと。撤収時も楽だし、これはうれしい。

さて、テントを張ろうかと思ったときに、ふとここで時間を潰すのも、やっぱりもったいないなと、先ほどと正反対の考えが頭をよぎります。せっかく羽幌という町に来たのに、何も見ずにキャンプ場で過ごすというのもどうかと。別にキャンプをしたいわけではないのです。

もう少し羽幌の町を知ろうと考え、ガイドブックを確認。郷土資料館があるようなので、そちらに向かうことに。

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郷土資料館はあまり人気の無いスポットですが、その町の成り立ちや特徴がよくわかるので、わりと好きです。入館料210円。羽幌町の成り立ちや、昭和40年代まで主力産業だった炭鉱のことなど、色々と解説されています。また、農機具や古い家庭用品などの展示は、郷土資料館ならでは。

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ちょっと変わったところでは、カシオの世界初プログラム付きの電子卓上計算機AL-1000がありました。今じゃ手のひらサイズの電卓も、この頃は馬鹿でかい。

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そして意外や意外、羽幌町郷土資料館のメインは化石でした。特にアンモナイトの化石がたくさん出たようで、これでもかというくらい、アンモナイトの化石が並んでいました。しかも、でかい。

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亀甲石という変わった石もありました。なんか不思議。結構楽しい郷土資料館でした。

このあとは道の駅の近くにある、北海道海鳥センターにも寄ってきました。明日訪れる予定の、天売島の目玉は海鳥なので、ちょっと下調べです。生き物には弱いので、何度名前を聞いても覚えられない、特徴を把握できないなど。ただ全く知らないのと、聞いたことがあるのでは、やはり見え方が違うので、こういうのも必要かと。

このあとはキャンプ場へ戻り、テントを張ります。風が強いので、東屋に張れるのはうれしい。

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午後4時くらいにはテントを張り終え、中でまったりしていました。

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本日の夕食は、レトルトカレー。今日はお金を使いすぎたので、当分はケチケチ作戦になります。明日はフェリー代かかりますし。

食後は、ブログを書いて、本日も終了です。明日はフェリーで、天売島・焼尻島に行く予定です。

本日の走行ルート

本日の走行距離 66.16km / 総合距離 575.5km

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