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【旅7日目】またも夕日はきれいに見られず! 雄冬-留萌【2019/06/09】

さて、本日も長いトンネルを抜けて、頑張って走ります。でも、走った距離は…

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旅レポート

国道脇に立地する、雄冬野営場にて、午前4時起床。寒い。とりあえずトイレに行って、もう一度寝袋へ。もう少し暖かくなればと待つのですが、なかなか暖かくならず。午前5時頃、やっと暖かくなり始めました。

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風は相変わらず強く寒いですが、日が差してきたので、テントの中は暖かくなりました。このタイミングで朝食を作ります。朝食後は、だらだらとスマホをいじったりして過ごします。

本日はそれほど距離を走らない予定。留萌までの40~50km。昨日、浜益で泊まっていれば、今日もう少し走ることになってました。留萌から先の良い距離に、キャンプ場がないので、留萌止まりと言うことです。留萌から先は、日本一周の時に走っているので、大体の道の感じや距離感はわかっているつもり。

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昨日夜に、外国人チャリダーカップルがやってきました。挨拶だけで、会話は無かったのですが。炊事棟を挟んで、反対側にテントを張ってました。こちらがだらだらしているうちに、彼らは出発していました。

こちらもそろそろ準備をして、出発という時になって、天気が悪くなってきました。元々寒かったのですが、日差しがなくなりさらに寒くなりました。風も強いですし。ただ、ラッキーなことに昨日と違い、追い風になります。

午前7時半頃のスタートです。寒いので、ライトダウンを着て走ります。そして、本日もトンネル区間です。

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トンネルのあるところの岩が、荒々しいかっこよさで。

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今日もいくつものトンネルが待ってます。それにしても、覆道+隧道のコンビネーションが多い気がします。

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本日最長の日方泊トンネルをクリア。2900mの長さですが、それまでにトンネルと覆道がつながっていて、実質もっと長いトンネルに感じました。しかも、登りでした。

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トンネルを出て、少し休憩して、さらに進むと上り坂。辛い。

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そして、本日最後のトンネル、大別苅トンネル。1992m。これを越えると、しばらくはトンネルはなさそう。このトンネルの多さは、北海道だと せたな-寿都間や襟裳岬の黄金道路を思い出しました。本州だと三陸海岸とか親不知。

もう少し歩道が広ければ歩道走行できるのですが、微妙に狭くて歩道は走りにくい。車道は走るのに神経使いますし。自転車旅にとってトンネルは大敵です。でも、これで当分おさらばです。

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清々しい気分で、増毛の町に。増毛は2016年まで鉄道が通っていたのですが、2016年末で廃線に。廃線後どうなっているのか、気になって見に来たのでした。線路とホームは、まだ残されていました。駅舎の中は、休憩所と特産品コーナーのお店が入っていました。ちょっと小腹が空いていたので、こちらで購入したのが、

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増毛の新たなB級グルメ、タコザンギです。タコの唐揚げですが、特に決まりは無いようで、お店によって色々な作り方をしているようです。こちらでは、軟らかく煮たタコを使用しているとのこと。これはなかなかイケます。多分、居酒屋とかであれば、売れるんじゃ無いでしょうか。

ただ一人で食べるには、ちょっと量が多かった。もう少し量を減らして、値段を下げていただければと思いました。120gで500円でした。半分くらいでいいかな。

その後は増毛の町をぶらぶら。

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高倉健主演「駅~STATION」で、ロケ地となった風待食堂。今は観光案内所となり、ロケセットが復元されています。

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ま、映画は見てないので、思い入れはないのですが。

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その隣にあった、立派な建物。昭和8年に建てられた木造3階建ての元旅館。ちょっとゆがんでる気がする。

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増毛厳島神社。年々薄くなる私の頭髪をなんとかしてくださいと、うかがった次第です。でも、厳島神社なので、別に頭髪の神様ではありません。そんな効果はないでしょう。増毛神社なんてあったら、絶対人が来るのになんて思っておりました。

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見事な彫刻が、施されていました。

このあとも色々見て回ったのですが、1番良かったのがこちら。

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国稀千石蔵です。日本最北端の酒蔵、国稀酒造がニシン船やニシン漁の資料を、展示しているところです。

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ニシン船の展示は、大迫力です。もっと小さいのかと思ってたのですが、かなり大きい。ニシン漁の資料も、昭和初期の貴重な写真を展示、解説が施され読むだけで、当時のニシン漁の様子が伝わります。北海道の日本海側と言えば、ニシン漁との関わりが深いところばかり。その地その地で違いもあるようで、こういうのは勉強になるし面白い。

増毛の町をそれなりに満喫したので、11時頃には留萌に向かって出発します。ここからは平坦な道が多く、道路沿いにも民家が建ち並び、海沿いによくある普通の街の風景です。

20kmほど走って、留萌の町へ。2016年以来、久しぶりです。留萌の町で最初に向かったのが、自転車店。BBからの異音をなくすために、BBを交換したいなと。

スポーツ自転車をあつかっているところを調べてあったので、まずはそちらへ。ボトムブラケットを在庫しているか聞いたところ、無いとのこと。お店を新しくして、昔のパーツなどは、ほとんど処分したらしい。BBは種類がたくさんあるので、今は取り寄せで対応しているようです。残念。

もう一店舗はスポーツ自転車はあつかってなさそうなので、外から見ただけで、訪れませんでした。ちょっと良い方法を考えたので、BBに関しては、また今度にします。

その後は食糧の補給に、Aコープに。レトルト食品とパンとワインを購入。ワインは寝られないときに、ちょっと飲むのに買いました。ペットボトルに入っているので、それほど重くはなりません。ぬるいですけど、まあいいやと。

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近くにみつばちハウス留萌があったので、外から見学。2019年は6月20日から、スタートだそうです。ライダーハウスKAZEもそうでしたが、まだ早いんですよね。もうちょっと早く開けてくれたら、うれしいのに。

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お昼になったので、セイコーマートのイートインで食べることに。118円の塩焼きそばとおにぎり。焼きそばは現在増量中!

その後は本日の宿泊地、黄金岬キャンプ場へ。2016年も泊まった、駐車場の後ろのスペースがキャンプ場になっているところです。

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黄金岬に来る人用の駐車場の後ろが、キャンプサイトです。とりあえずテントを張って、荷物を入れ、鍵をかけて、周辺をぶらぶらします。

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テントを張っているときに、通るのがちらっと見えたので、気になって見に来てみました。自転車だけが置いてあって、辺りを見ましたがそれらしき人も見られず。今回の旅で、初めての日本一周勢だったのですが、お目にかかれず残念。群馬から日本一周されているようで、頑張ってください。それにしても、ピンク感が強い。

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前回来たときは、訪れなかった海のふるさと館へ。郷土資料館のような内容でした。こちらもなかなか勉強になりました。留萌の歴史やニシン漁に関すること、北海道を旅した人についてなどなど。

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その中で異彩を放っていたのが、ドイツ戦車のプラモデルの展示。どれもきれいに作られていました。それにしても、なぜ戦車?なぜドイツ軍?とクエスチョンいっぱいの展示ですが、関係者に好きな人がいるのでしょうね。

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なお、留萌のマスコットキャラクターはKAZUMOちゃん。かずのこがモチーフ。

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黄金岬に降りてみました。ここも柱状節理が見られるとのことでしたが、それほど迫力のあるものは無くて。前回も来ているので新鮮さはありません。このあとはテントの中で、これからのことを検討していました。

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留萌に着いたときは、曇り空で風も強かったのですが、日差しが出てきて暑くなってきました。テントの中は、日差しが強くなるとサウナ状態になってくるので、ちょっとソフトクリームを。

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午後6時半頃には、夕食です。レトルトの牛玉丼。牛肉はほとんど入っていなかった…これなら中華丼の方が良いね。

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本日の日の入りは19時14分とあったので、その頃に合わせて写真撮影を。沈む前の写真。釣り人のシルエットを入れて、とか考えていました。しかし、日没直前は昨日と同じように、雲に隠れてしまいました。残念。次は初山別で、夕日を見られるかな。

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最後にテントはこんな感じで、一番端っこに張っています。本日は、私ともう一人ライダーの方がいるだけで、静かに過ごせそうです。

明日もそれほど走らない予定です。このオロロンラインシリーズは、ゆっくりと北上していくのです。

本日の走行ルート

本日の走行距離 47.55km / 総合距離 460.8km

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2019年6月、北海道を放浪すべく、旅立ちました。結局、中断することになったのですが、準備編と旅日記をまとめておきます。目次として利用していただければ。令和元年、夏は自転車で北海道を旅するぞ!・・・決意表明北海道旅準備編装備紹介1 自転車・