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【自転車日本一周の準備 1】日本一周の自転車【自転車日本一周のためのガイド 5】

もし、あなたがある日、自転車で日本一周をしてみたいと思ったとしたら、どのように進めていけば良いのでしょうか? この【自転車日本一周のためのガイド 】では、過去に自転車日本一周をおこなったサイト管理人が、改めて計画の進め方や準備するものを解説していきます。

第5回目は日本一周に使う自転車を考えます。

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準備1 日本一周に使う自転車

自転車日本一周は、どんな自転車でも出来ます。過去の自転車日本一周ブログを見ると、ママチャリやロードバイク、クロスバイク、ミニベロなどの様々な自転車が使われています。

私としては、ランドナーやツーリング自転車と呼ばれるものが、日本一周に向いていると考えておりますが、それは私のこだわりであって、どのような自転車を選んだとしても問題はありません。

特にすでに持っている自転車に愛着があって、その自転車が良いという場合は、それで日本一周を行えば良いと思います。ただ、自転車の種類によってメリット・デメリットがあるのは事実です。それを知って選ぶのと知らずに選ぶのでは、大きな違いがあります。ここでは自転車のジャンルと日本一周使用時のメリット・デメリットを考えていきたいと思います。

ロードバイク

現在、スポーツ自転車といえば、真っ先に思い浮かべるのがロードバイクだと思われます。マンガ「弱虫ペダル」などの影響も大きいでしょう。ひと昔前だとドロップハンドルといえば、競輪の自転車なんていわれたもので、隔世の感ですね。

ロードバイクは車でいうところのスポーツカーで、基本的に速く走ることを考えて作られています。それにもレベルがあって、プロロードレースレベルか、市民レースレベルか、走って楽しむレベルかと様々。選択肢もたくさんあって、値段もピンキリです。ただ日本一周用にロードバイクを買うという人は少なくて、すでにロードバイクを持っていて、それで日本一周をしようと考える人が多いです(日本一周後の利用を考えて、ロードバイクを選択した人は過去にいました)。

ロードバイクを日本一周に利用する最大のメリットは、その走行性能です。短い期間で日本一周を考えている方には向いています。装備次第ですが、1日平均100kmくらいは余裕で走ることができると思います。ただ、速く走ることを前提に作られているということで、荷物を満載にすることは考えられておりません。キャリアを取り付けるネジ穴(ダボ穴と呼ばれる)がないものがほとんどです。それゆえに荷物積載能力が劣るのが最大のデメリットといえます。

なお、アダプターを利用してリアキャリアを取り付けることは可能です。過去の自転車日本一周勢は、そのスタイルが多いです。ただし、カーボン素材の自転車にキャリアなどを取り付けるのは、想定外の負荷がかかり危険なので、やめた方が良いでしょう。

あと考えられるデメリットとしては、スポーク数が少ないので荷物満載にするとスポーク折れの可能性が高まること。フロントの変速機能が2段なので、荷物満載で坂道を登るには脚力が必要なこと。高級なロードバイクは盗難の可能性も考えられることなどです。

最近はロードバイクで旅をしたいという方も増えてきたようで、バイクパッキングが流行っています。バイクパッキングはキャリアにサイドバック(パニアバッグ)を取り付けるのではなく、自転車に直接バッグをつけるスタイルです。道具はウルトラライトと呼ばれる、軽量のアウトドアギアを利用します。荷物を最低限、かつ軽量にするので、走行性能は従来のスタイルより高いといえるでしょう。ただし、軽量のギアは高いものが多く、コスト面ではマイナスです。

従来ながらのスタイルとバイクパッキングの比較は、サイクルベース アサヒの↓こちらの記事が詳しいです。

今流行のバイクパッキングって?まずは体験してみることが大事。 | ぶろぐ・で・あさひ
バイクパッキングって何?どんな自転車でできるの?そんな疑問にお応えします

近年ロードバイクで日本一周した人のブログとしては、↓こちらが参考になると思います。

ダボ穴のないロードバイクとリアキャリアでキャンプツーリングに出かけるためには?
ダボ穴のないロードバイクでもリアキャリアとパニアバッグを取り付けてキャンプツーリングに出かけることができます。TIOGAのリアキャリアをGIZA PRODUCTSのシートクランプとVIVAのクイックエンドアダプターで取り付けてみました。

なお、カーボン素材や軽量金属のロードバイクでは、締め付けをすることで特定の個所に力が集中し破損の原因となる可能性があるため、挟み込むかたちのパーツ(センタースタンドなど)の利用は避けた方が良いといわれています。

つけたがる人が多いけど、実は難しい。センタースタンドのお話。 | ぶろぐ・で・あさひ
センタースタンドを自転車に取り付けるにはにはかなりの難しい条件があり、容易に取付できるわけではありません。 今回は、そのセンタースタンドについてのお話です。

ワイヤーで固定するタイプの、オルトリーブ ハンドルバーバッグなどもカーボンハンドルでの利用は不可になっています。日本一周用にロードバイクの購入を考える場合は、フレームやフォークの素材は、カーボンやアルミより、クロモリなどの金属製のものを選ぶのが良いと思います。金属製のフレームは振動吸収性にすぐれており、長距離を乗っても疲れにくいといわれています。

クロスバイク

クロスバイクはロードバイク的な軽量フレームやロードバイクより少し太いタイヤに、マウンテンバイクのブレーキや変速機能を持ち合わせたもの。主にシティユースを考えて作られたものです。かつてはフロントフォークにサスペンションを使ったものもあり、何をしてクロスバイクというのかは、曖昧なところであります。

ロードバイクのハンドルバーをドロップハンドルからフラットバーハンドルに変えただけのものは、フラットバーロードと呼ばれることもあります(ブレーキや変速機能など、ロードバイクのコンポーネントを利用)。よりロードバイクに近くなるので、フラットバーハンドルで走行性能を求める場合は、こちらの選択が良いとなるかもしれません。

定義は難しいのですが、見た目の特徴としてはハンドルがフラットバーで、ブレーキがVブレーキのものが多いです。変速性能としては、リアは8段もしくは9段のものが多く、フロントは今までは3段が多かったのですが、最近は2段のものが多い印象。ロードバイクに比べるとスポーツ自転車初心者向けの位置づけで、値段的にも10万円を切るものが多いです。従来のVブレーキから、最近はディスクブレーキのものも増えつつあります。代表的な自転車としては、ジャイアントのエスケープR3。

クロスバイクを日本一周に使うメリットとしては、ロードバイクよりは劣るもののママチャリに比べ走行性能が高い、値段的もそれほど高くないというところです。

デメリットはあまりないのですが、個人的にはハンドルがフラットバーであること。ハンドルを持つ位置が決まっていることです。長距離を走る場合は持つ位置を変えられる方が良いと思います(バーエンドバーをつけることで、持つ位置を増やすこともできます)。ただ、ドロップハンドルがどうしても苦手な場合は、クロスバイクという選択はベストだと思います。

ロードバイクと同じくダボ穴がないモデルもありますので、日本一周用として買う場合は、そのあたりのチェックが必要です(同じ名前のモデルでもその年のモデルにより、仕様が変わるので注意が必要)。また、日本一周用なら、フロントの変速機能が3段のものがオススメです。

クロスバイクで自転車日本一周した人のブログとしては、↓こちらが参考になると思います(自転車のみならず、装備品など大変参考になります。私もかなり影響を受けました)。

原天の自転車日本一周岬巡りの旅 【旅のノウハウ】2.1 装備 [自転車編]
しがらみを捨てて日本一周岬巡りの旅へ。

同じジャイアントのエスケープR3でも、現在のモデルとは色々と違うと思うので、全く同じ装備はできないかもしれませんのでご注意ください。

ママチャリ(シティ車)

自転車にお金をかけたくない場合は、多くの方が普段使っているママチャリを利用して自転車日本一周を行っています。

メリットは安いこと、すでに持っていて乗り慣れている場合が多いこと。また、フレームなど頑丈に作られているので、多少乱暴な扱いをしてもビクともしないことでしょう。かごやリアキャリア、スタンド、ライト、鍵などが標準装備されているものが多いので、追加投資も少なくて済みます。

デメリットとしては、車体重量が重いこと、変速機能が劣ること、メンテナンスが面倒といったところ。スポーツ自転車において、車体重量が重いことはかなりのデメリットですが、荷物満載の自転車日本一周の場合、どちらにしろ重くなってしまうので、それほどデメリットではないかもしれません。それよりも変速機能が劣ることと、メンテナンスが面倒なことの方が、デメリットとしては大きいと思います。

ママチャリの変速機能については、フロント変速のないものが多く、リア変速は内装3段や外装6段、リア変速のないものもあります。ゆっくり走るから変速機能はいらないと思う方も多いかもしれませんが、坂道を登る時など変速機能が大きく影響します。リア変速がない場合は、ちょっとした坂でも立ちこぎが必要になってくる場合も。押して登れば良いという人も多いのですが、急な斜度の坂道で荷物満載の自転車を押して登るのは大変です。ママチャリでも少なくともリア6段くらいは欲しいところです。

また、メンテナンスが面倒というのは、リアタイヤを外すのが大変面倒なのです。スポーツ自転車はタイヤのつけ外しが工具なしで出来るようになっているのですが、ママチャリでは工具を使わなければ外せません。特にリアタイヤはスタンドやブレーキなどが一緒に締め付けられているので、これを外すのがひと苦労です。パンクした時に、簡単にチューブ交換ができないのがつらいところ。近くに自転車屋さんがあれば良いのですが、山の中でパンクした場合などは、考えるとゾッとします。

ただ、それでもママチャリで日本一周をしたいという人は多くて、大変なことをやったぞというある種の達成感を得るために、あえて選んでいるように思えます。もしくは自転車にコストをかけたくないか、こだわりがない場合ですね。

ママチャリで日本一周した人のブログとしては、↓こちらが参考になると思います。

旅の装備【自転車編】  - YAMASAN's 日本一周!!

日本一周用ママチャリについて考えてみました。

【自転車日本一周の準備 3】日本一周用ママチャリを考える【自転車日本一周のためのガイド 7】
自転車で日本一周をしようと考えている人にむけてのガイドブック。過去に自転車日本一周をおこなったサイト管理人が、計画の進め方や準備するものを解説。

グラベルロード

最近のスポーツ自転車界で勢力を伸ばしてきているのが、グラベルロードです。グラベルとは、日本語で「砂利」の意味で、砂利道を走れるロードバイクです。未舗装路などでのバイクコントロール性を重視したフレーム設計に、太目のタイヤを履かせ、ブレーキをディスクブレーキにしています。

ロードバイクが車でいうところのスポーツカーならば、グラベルロードはSUVといったところです。日本一周においては、未舗装の道は山の中に入っていかない限りあまりなくて、グラベルロードである必要性があるのか?ということになりますが、自転車雑誌「シクロツーリスト」と「ランドヌール」の編集者で、SNSやブログで積極的にグラベルロードでのツーリングレポートを発信している田村浩氏は、ブログのなかで「タイヤが太ければ舗装路だろうと安心感が高いですし乗り心地が格段によくなるので、荷物を積んだツーリングには最適」と評価しています。

今現在も進化し続けているジャンルで、モデルチェンジごとの変化が大きくもあります。メーカーやモデルによって、コンセプトに違いがあるので日本一周用として選ぶ場合は、よく検討する必要があると思います。低ギア比があるものは、荷物満載時に坂道を登るのが楽になるので、フロントのインナーチェーンリングの歯数など注目した方が良いでしょう。

また、ダボ穴の有無にも注意が必要で、フロントキャリアの取り付けを考えている場合は、フロントのダボ穴をよく確認しましょう。どちらかというと、フロントフォークの中間にダボ穴がある場合が多く、バイクパッキング向けの仕様となっている場合が多く感じられます。

今のところグラベルロードで日本一周したブログは、見たことがありません。装備としてはロードバイクと同じように、リアキャリアを取り付けるか、バイクパッキングで行くかということになりますが、ロードバイクがフロントサイドに荷物をつけることがほぼ出来ないのに比べ、フロントサイドへの荷物の積載に対応しているものが多いです。

グラベルロードで旅をするブログとしては、上記でも紹介した田村浩氏のブログが装備など参考になると思います。

下北・函館ツーリング | シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記
こんにちは、田村です。先の残念なツーリングから志半ばで帰宅した後も、虎視眈々と次なる機会を狙っておりました。しかし、当初の目的地だった九州は広域がずっと雨...

シクロクロスバイク

グラベルロードが登場する以前は、シクロクロスバイクで日本一周という選択もあったようです。京都大学のサイクリング部が自転車を整備するときに参照する冊子「めかぱん」においても、紹介されております。なお、この京都大学サイクリング部の冊子「めかぱん」「装備パンフレット」は非常にすぐれた出来で、自転車旅の参考になるので、ぜひご一読を!

もともとシクロクロスというのは、オフロードで行われる自転車競技で、ロードレース選手の冬季トレーニングの一環として始まり、ヨーロッパで盛んに行われています。シクロクロスバイクは基本的に競技用の自転車で、タイヤ幅などに規定があります。自転車の性格としては、グラベルロードと似ていますが、若干の違いがあります。

シクロクロスバイクとグラベルロードの違いについては、ワイズロードという大手スポーツ自転車販売チェーン店の↓こちらの記事がわかりやすいです。

【グラベル&シクロクロス】グラベルロードとシクロクロスの違いって何?|Y'sRoad PORTAL
日本最大級のスポーツサイクル専門店、-Y'sRoad-&#12527...

最近のシクロクロスバイクは、より競技向けになった印象があります。ツーリング用途としては、ダボ穴が多く積載を重視されている、グラベルロードの方が良いと思います。

MTB(マウンテンバイク)

90年代に大ヒットして、MTBで日本一周や世界一周された方もいます。ただ、現在はMTBで日本一周はかなり少数派かもしれません。というのも、現在のMTBはフロントやリアにサスペンションが装備されたり、ダウンヒル用などと競技用に特化しているものが多いからです。サスペンションは道路のでこぼこなどの悪路でも、乗り心地が良いのですが、漕ぐ力が逃げるといわれます。また、本体重量も重くなるので、サスペンション付きの自転車で日本一周するのは、あまりメリットがありません。

またMTBルック車という、サスペンションを搭載しつつも、悪路は走らないでくださいという自転車もあります。ホームセンターなどで販売されていることが多いのですが、耐久性などに疑問があります。過去にMTBルック車で日本一周をした人がいました(残念ながらブログは削除されてしまいました)が、ホイールが駄目になるなどの、アクシデントが多かった印象です。

特別にMTBをオススメする理由は見当たりません。

ミニベロ

タイヤの小さい自転車を小径車・ミニベロといいます。折りたたみの出来るものも多くあります。同じミニベロといっても、ロードバイク的な性格を持ったものから、街乗り用まで様々な種類があります。タイヤの小ささを含め、取り扱いのしやすさが特徴です。

日本一周用としては、タイヤが小さいのでサイドバッグの底が擦りやすいとか、フロントキャリアが対応しないとか、荷物の積載性の面で劣ります。

また、タイヤが小さいため、同じ距離を走る場合タイヤの大きな自転車に比べると、タイヤの消耗が早くなります。また、タイヤの大きさによっては、選択肢が少ない場合もあります。

荷物の少ない分割日本一周で輪行を多用する場合を除いて、あまりメリットは感じられません。

ランドナー(ツーリング車)

ランドナーは昔ながらのツーリング自転車。長距離旅用に作られているので、自転車日本一周に利用する人は多いです。伝統的なスタイルのランドナーに比べ、海外のツーリング車はSTIレバーを搭載するなど、より現代的です。ランドナーやツーリング車でも、各メーカーにより少しずつ違いがありますので、そのあたりは当ブログの人気記事をご一読ください。

【2022年】日本一周自転車旅にオススメ! ツーリング自転車12選【2022年6月4日更新】
自転車日本一周を含む、オススメのツーリング自転車を紹介します。

メリットは長距離旅用に作られているため、荷物満載でも安心できること。ロードバイクやグラベルロードに比べるとワイドなギア比を持ったものが多いのが特徴。

デメリットはランドナーの変速機能で、ロードバイクやグラベルロードでは主流のSTI(手元変速)でなく、Wレバーを採用しているものが多いことくらい。

なお、ランドナーをよりロードバイクに近づけた、スポルティーフというジャンルの自転車もあるのですが、現在ではメーカー製としてはほとんどありません。ランドナーと同じく伝統的なスタイルでこだわりを持つ人が多く、オーダーメイドなどで作られていることが多いです。

ランドナーについて、書いた記事もありますので、ランドナーとはなんぞや? という方は、こちらを。

【Tips】旅する自転車「ランドナー」についての基礎知識
さて、今回は旅する自転車ランドナーについてです。 昨日のこちらの記事 こ...

ランドナーにしろ、ツーリング自転車にしろ、自転車日本一周用としては、1番のオススメです。

まとめ

自転車日本一周は、どんな自転車でも出来ます。すでに持っている自転車に愛着があって、その自転車が良いという場合は、それで日本一周を行えば良いと思います。ただ、自転車の種類によってメリット・デメリットがあるで、それを知っておくことは重要。

ロードバイクのメリットは、高速で走れること、かっこいい。デメリットは積載性に劣る、荷物満載時の耐久性に不安、盗難の恐れあり。値段はピンキリですが、それなりの素材・機能(コンポ)のものはすごく高い。荷物を極力減らして、高速で日本一周する場合などにオススメ。

クロスバイクのメリットは、ロードバイクほどではないが高速で走れること。ドロップハンドルが苦手な人に向いていること。デメリットは荷物満載時の(スポークなどの)耐久性に若干の不安、長距離走行時の手の位置が限られていること。値段は10万円未満のものが多く、スポーツ自転車としては安い。総じて日本一周用にはオススメ。

ママチャリのメリットは安いこと、乗り慣れている場合が多いこと。デメリットは、車体重量が重いこと、変速機能が劣ること、メンテナンスが面倒なところ。変速機能が劣るので、車体重量の重さも含め、荷物満載の状況での坂道を登るのが大変つらい。パンク時の修理なども大変です。値段が安く追加装備もほぼ必要ないので、懐には非常に優しい。ただ、オススメはしません。

グラベルロードのメリットは、ロードバイクより積載性がすぐれ、それなりに走行性が高いこと。現在、発展途上のジャンルのため、モデルチェンジごとの変化が大きいので注意が必要。値段は10万円くらいからで、クロスバイクよりは高い目。ダボ穴の有無やギア比など注意すべきところもありますが、総じて日本一周用にはオススメ。

シクロクロスバイクは現在、競技用の志向が強いので、オススメしません。同じような自転車のグラベルロードがオススメ。

MTBはフロントサスペンションなど、車体重量が重くなるわりにメリットのない装備が一般的なのでオススメしません。ホームセンターなどで販売されているMTBルック車は、耐久性に疑問あり。

ミニベロは小回りがききますが、積載性やタイヤの消耗の面がデメリット。輪行を多用する分割日本一周では、よいかも。

ランドナー(ツーリング自転車)は自転車旅用に作られた自転車なので、メリットしかない! 日本一周用にはオススメ。

以上、独断と偏見で各ジャンルの自転車日本一周に対するメリット・デメリットを、思いつくままに書いてきました。目一杯想像力を働かせて書いたのですが、おかしなところがあるかもしれません。その場合は、申し訳ございませんと先に謝っておきます。

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自身での旅にくわえて、自転車日本一周ブログが大好き。たくさんのブログを読んで、自転車旅の知識を補強しています。過去の自転車日本一周ブログのリンク集も作ってますので、そちらも参考にしてください。

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40歳くらいで自転車に目覚めて約11年。現在は腰痛で苦しんでいます。今後、自転車旅は難しいかなと思いつつ、自転車旅に思いをはせてこの記事を書いています。