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【旅日記】東海道五十三次の宿場町、関宿を歩く。【2019/05/10】

さて、先日伊勢旅ツーリングをしたのですが、その時に訪れた亀山市関の町歩きレポートです。こちらは東海道五十三次の47番目の宿場町です。

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関宿

古代からの交通の要衝で、壬申の乱の頃に古代三関の一つ「伊勢鈴鹿関」が置かれた。

江戸時代も、東の追分からは伊勢別街道、西の追分からは大和街道が分岐する活気ある宿場町であった。

東の追分から西の追分までの約1.8キロメートルにわたり、伝統的な町家が200棟以上現存するなど、町並みがよく保存されていて、旧文化庁により選定された国の重要伝統的建造物群保存地区(昭和59年)と日本の道100選(昭和61年)に選定されている。

出典:Wikipedia

関宿を歩く

関宿は、東の追分から西の追分まで、約1.8キロメートルの道の両側に昔ながらの建物が建ち並んでいます。

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この日宿泊するゲストハウス、石垣屋に自転車を停めさせていただき、関宿を歩きます。なお、石垣屋も昔ながらの建物を利用した、ゲストハウス。古民具などが並び、ちょっとした博物館のようであります。

石垣屋から、まずは西側に向かいます。

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郵便局前に再現された、高札場。幕府の法度、掟書、宿場の決まりなどを掲示した場所です。幕府が決めたことを、伝えるのにこういう手段がとられていたということですね。

まずはずんずんと、とりあえず歩いて行きます。細かいことを気にせずに、町の雰囲気を味わいながらです。

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西の追分、休憩施設に到着です。ここが関宿の西の入り口。東海道と大和街道・伊賀街道の分岐点です。

来た道を戻っていきますが、ゆっくりと建物を見ながら戻ることにします。

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関宿に残る建物には、本当に昔からそのままの建物、昔からあるけど少し修繕などされ手の入っているもの、昔風に新しく建てられているもの、この3つがありました。どちらにしても、町の風景が統一されているということは、素晴らしい。さらに電柱が全くないのも、良いですね。

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こういった古い建物には、ツバメの巣がたくさんありますね。この日はたくさんのツバメも飛んでいました。

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カメラの望遠側を使って、圧縮効果を出してみました。古い建物が建ち並ぶ様子がよく分かります。

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時々、こういうのを見つけると、ちょっとうれしくなりますが。

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地蔵院前の手作りおこわと街道そばの店、會津屋。元は旅籠とのことで、立派な建物。

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伊勢の河崎では、注連飾りをつけている家が多かったのですが、関宿でも注連飾りをつけている家が何件かありました。これは三重県の文化なのだろうか。

河崎と同じく、「笑門」の入ったものもありましたが、一般的にお正月に売られているような、注連飾りをつけているところが多かった印象です。

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地蔵院にて。ちょっと怖く感じて、写真を撮ってみた。

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こちらは薬局。昔ながらの看板に重みを感じます。

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宿泊した石垣屋の建物。戻ってきました。

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なお、この日はオーナーが、お店の前で車の修理をしていました。ワーゲンバス。町の雰囲気にも合っていて、渋いですね。

この後は、東の追分にむかって歩いて行きます。

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売り物件になっているものもありました。昔ながらの建物を維持していくのも、大変だろうなぁと。しかし、同じような建物ばかりを写真に撮っているのことに、ちょっと飽きてきました。

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東の追分に到着。東海道と伊勢別街道の分岐点です。こちらの鳥居は、伊勢神宮を遙拝するためのもので、伊勢神宮の式年遷宮の祭に、内宮宇治橋南詰の鳥居が移されてくるしきたりになっているようです。

関宿は古い建物がたくさん残っているので、歩いているとちょっとしたタイムスリップ感が味わえます。今回、名張、伊勢河崎、関宿と、3カ所の昔ながらの町を見てきましたが、関宿が1番しっかりと整備されていました。さすが1980年代から、保存活動をされているだけあるなぁと。

ただ、ちょっと整備されすぎている感があるかなとも感じました。