さて、今回は旅日記。京都府淀にある、京都競馬場に行ってきた話です。
2月3日、京都競馬場では、きさらぎ賞という重賞レースがおこなわれます。目的はこのレースを見ることではなく、久しぶりに競馬場に行ってみたいと思っただけです。
まずは、電車で京阪電鉄淀駅まで。競馬開催日は臨時改札が使用されていて、駅から競馬場までは直結されています。淀駅が高架化されてから、利用するのは初めて。ずいぶんと久しぶり。
改札を出て、競馬場へ向かいます。きれいな駅と通路です。
JRAの新しいCMに登場する、メガネっ娘がかわいくって誰?と思っていたのですが、葵わかなさんでした。NHKの朝ドラ「わろてんか」の時は、それほどかわいいと思わなかったのですが、普通のファッションしているとかわいいじゃないですか。あのドラマは明治から昭和初期の話だから、あの時代の衣装が似合ってなかっただけなんだろうと、今さらながら思ったのでした。
競馬場が見えてきました。乗馬体験ができるようで、みんな並んでます。
競馬場入り口には、ディープインパクトの像がありました。
すぐに競馬場に入らずに、旧淀駅方面に歩いてみました。以前は駅から競馬場まで、飲み屋や食事処など、味わい深い店がたくさんあったのですが、どうなっているのだろうと思いまして。
線路沿いに歩いて行きましたが、それらしいお店は全くといってなくて。高架化したのが、2009年から2011年にかけてだから、さすがにもうないのかと。近隣の人からしてみれば、あまり歓迎されたものではなかったのでしょうが、味わいがあって、ああいうのは好きだったんですけどね、残念。
引き返して京都競馬場へ。入場したのは11時30分くらい。本日は競馬開催日なので、入場料200円。
入場してまず向かったのは、ライスシャワーの碑。京都競馬場といえば、ライスシャワーです。
ミホノブルボンの三冠を阻止し、メジロマックイーンの天皇賞三連覇を阻み、復活の勝利を挙げたのも、この京都競馬場。そして、阪神大震災の影響もあり、京都競馬場でおこなわれた宝塚記念で骨折予後不良となった名馬。
今では少なくなった、生粋のステイヤーでしたね。ライスシャワーに関しては、感傷的に取りあげるのはどうかとも言われますが、京都競馬場といえばライスシャワーです。ただ、それだけです。
その後は競馬場内をぶらぶら。京都競馬場に来たのはいつぶりかなと。そういえば狂牛病で吉野家が牛丼の販売を取りやめたとき、京都競馬場内の吉野家では牛丼が食べられると聞いて、来たなと思い出した。調べたら2004年か、2005年のことでした。10年以上来ていなかったのですね。
キタサンブラックの像があった。
この日はあいにくの曇り空だったのですが、少しだけ青空が現れた時間も。
花で作られた馬。JRAもいろいろと頑張ってますね。CMもですけど、女性客の獲得にかなり力を入れてますね。
ウマジョ スポットという、女性専用のコーナーまであります!
シンザンの像なんかもあります。
モニターも昔に比べて、かなり大きくなりましたね。
スタンドもきれい。日本一周中に、函館・札幌・新潟・福島・中京の競馬場を訪れましたが、今はどこの競馬場もきれいですね。
しかも、JRAの狙い通り、若い女性客も増えているようでした。しかも、一眼レフにごっついレンズをつけて写真を撮っている女性も多かったです。カップルで来ていて、女性が一眼を持っているパターンも多かったですね。時代だなぁと思うのでした。
この後は場内の食堂で昼食を食べ、いよいよ競馬をゆっくりと見ることにします。
競馬新聞を見ていたら、この日の6レース新馬戦にGI2勝馬ラブリーデイの全弟、ボッケリーニという馬が出走するのを発見。断然の1番人気のよう。このような馬は今後の活躍が見込めるので、写真を撮っておこうと決断。今後活躍すれば、いい記念になるし。この馬がパドックに現れるまでは、スタンドで競馬を見つつ、本日の重賞レースの予想をしておきます。
いよいよ6レースに出走する馬がパドックに登場。メインレースと違い、それほど人はいないので、1番前の場所を確保し、写真撮影です。
止まれの位置がちょうど目の前で、アップの写真も撮れました。残念ながら、ジョッキーはこの場で乗らなかったので、ジョッキーを乗せた写真は撮れませんでした。
最後に誘導馬が歩いて行ったのですが、右側の馬は天皇賞・春を勝ったこともある、GI馬ビートブラックでした。重賞未勝利で、GIを勝ってしまった馬です。
この馬の父がミスキャストという、大好きな馬ノースフライトの子供。この馬もGIを勝ったので種牡馬になって、父系にもノースフライトの名前を残していってくれるのかと思ったのですが、天皇賞・春の勝利以降は活躍できず。
種牡馬にはなれず誘導馬として、第2の馬生を送っているわけです。どれだけの人がビートブラックを覚えているのかなと思いつつ、写真を撮りました。
レースはというと、ボッケリーニは見せ場もなく、6着。勝ったのは10番人気の馬で、馬券は大荒れとなりました。私はといえば、このレースの馬券は買っておりませんでした。新馬戦の馬券なんて、買うものではありません。買ったのはこちらのみ。
京都メインのきさらぎ賞と、東京メインの東京新聞杯。スタンドに腰掛けて、競馬を見つつ予想しました。
6Rの新馬戦が終わったところで、帰ることにしました。ちょっと体調的にも良くなかったし、天気予報もこの後は雨の予報でしたので。競馬場の雰囲気を十分味わえ、満足でしたのでした。
馬券を買ったレースは家に帰って、ゆっくりと見ることにします。
競馬場の建物も、近未来的で結構好きだなと思いつつ、競馬場を後にしました。
久しぶりに競馬場を訪れたのですが、昔のような鉄火場の雰囲気はなくなっています。場内も基本禁煙ですし、初心者にもわかりやすい案内もあり、昔に比べてずっと楽しめる雰囲気になっていますね。
写真を撮っていないのですが、子供が楽しめる広場・遊具・イベントなどもあって、競馬をしなくても子供と遊ぶのに訪れる場所としても、良いのではと思うのでした。
この日のイベントは、HUGっと!プリキュアショーでした。乗馬体験に、ポニーにも乗れるし、子供を遊ばせるには最高じゃないかと。入場料は200円ですよ。結婚もせず、子供のいない私には、全く関係ないことですが。
最後に、購入した馬券の結果ですが、きさらぎ賞はハズレ。東京新聞杯は、見事的中しました。4,000円の投資で、返還が7,850円。3,850円のプラス収支でした。電車代と食事代を足しても、おつりが出ます。返還はまた今度。遊びに行って、お金が増えるなんて、幸せ。