【西国三十三所巡り 5】青春18きっぷで、穴太寺と総持寺へ【2020/1/3】

さて、今回は西国三十三所巡りの第5弾です。年が明けた1/3に青春18きっぷを使い、京都府亀岡市にある第21番札所穴太寺に行き、帰りに第22番札所総持寺に寄ってきました。

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西国三十三所巡り

西国三十三所(さいごくさんじゅうさんしょ)は、近畿2府4県と岐阜県に点在する33か所の観音信仰の霊場の総称。これらの霊場を札所とした巡礼は日本で最も歴史がある巡礼行であり、現在も多くの参拝者が訪れている。

「三十三」とは、『妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五』(観音経)に説かれる、観世音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化するという信仰に由来し、その功徳に与るために三十三の霊場を巡拝することを意味し、西国三十三所の観音菩薩を巡礼参拝すると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされる。 令和元年に日本遺産に認定された。

~Wikipediaより

四国お遍路は弘法大師の足跡をたどる旅でしたが、西国三十三所巡りは観音菩薩を巡る旅であります。四国お遍路と違い、歩いて巡拝する人は少ない。近畿の有名なお寺を巡る、観光ツアー的な要素が大きいかもしれません。

私の住む奈良県からは日帰りで行ける札所も多く、公共交通機関を利用しつつ、出来るだけ歩いて訪れたいと思っています。廻る順番はランダムで、行きたいところから行くことにし、冬と春の青春18きっぷを使って、2020年4月までに結願することを目指します。

旅日記

今回、第21番札所に行くことに決めたのは、青春18きっぷを使えるうちに遠いところに行こうと考えたため。奈良や京都市内のお寺は、いつでも行けるということで、少し遠目の穴太寺に行くことにしました。残りの青春18きっぷで兵庫県を攻めたいと思っています。

穴太寺へ

穴太寺のある亀岡市へは、郡山駅から京都駅へ、そこからは嵯峨野線で10駅ほど。時間にして2時間ほどと、テツ旅としては短い距離。1月3日ということで、人出が多いかもと考えていたのですが、朝のうちはそれほど混み合わず、席に座りゆっくりと行くことが出来ました。

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朝9時頃に亀岡に到着。駅の観光案内所で亀岡の情報を得られればと考えていたのですが、観光案内所は閉まっていました。さすがに正月3が日は営業していないか。事前に調べたところ、亀岡にはそれほど見所はなさそう。目的地の穴太寺、それ以外では亀山城跡と城下町の風景くらいかなと。

まずは穴太寺目指して歩きます。駅からは約4kmほど。町をぶらぶら歩きながら、まずは亀山城跡方面に。

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城跡の手前の南郷公園に、明智光秀の像がありました。今年のNHK大河ドラマの主人公。亀山城は明智光秀のお城のようです。何も調べずに来たので、明智光秀に関するものがあるのかも知らず、ただ通り過ぎるだけ。

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特別見所があるではなく、淡々と穴太寺を目指して歩いていると、廃車を発見。良い感じの廃れ具合。3輪トラックみたいだけど、原形もとどめていなくて車種はよくわからず。

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国道を外れ、田舎道を歩いて行きます。

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集落に入ると穴太寺への案内がありました。ここまで約1時間ほど。案内に従って、駐車場方面に向かいます。

穴太寺

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仁王門側に回り込む形で、穴太寺に到着。小さいながらも風格のある仁王門です。

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仁王門の柵に、わらじが掛けられていました。四国遍路でも仁王門にわらじは良くありましたね。

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入って左手に多宝塔。1804年再建されたもの。釈迦如来と多宝如来の二仏を安置しているとのこと。

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本堂の手前に櫓が組まれていました。この日は福給会(ふくたばえ)という行事がおこなわれる日で、このような櫓が組まれているようです。

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福給会では、この櫓の上から3,000枚の福札がまかれます。その中には赤札が3枚入っており、それを拾った人は一年間の幸福を授かるとのこと。たくさんの人が訪れるようですが、開始まではまだ時間があるので、この時は人はまばら。

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本堂も1735年の再建ですが、風格のある建物です。お参りを済ませ御朱印を貰い、拝観料300円を払って、本堂の中に入りました。ご本尊は秘仏で観世音菩薩像は33年ごとのご開帳、薬師如来像は完全な秘仏で開帳した記録はないとのこと。御前立の観世音菩薩像のみ見ることが出来ます。

そしてその脇には、写真撮影禁止なので写真はありませんが、釈迦涅槃像の「なで仏」があります。人と同じくらいの大きさで、布団が掛けられております。涅槃像はたくさん見てきましたが、布団が掛けられているものは珍しい。それをずらして自分の病と同じ箇所をなでると良いといわれています。耳鳴りが治るように、耳をなでました。

福給会を見るか迷ったのですが、おこなわれる時間までかなりあったので、あきらめて帰ることにしました。

亀山城跡

帰りは亀山城跡に立ち寄ります。そういえばこちらに来るまでは、ずっと亀岡城と思っていました。亀岡にある亀山城、間違えますよね。亀山城跡周辺は昔ながらの風情あふれる町並みとガイドブックにあったのですが、わりとキレイに整備された町で、私としては風情を感じられず。

亀山城跡にはどこから入れるのかよくわからなかったので、ぶらぶらと適当に入れそうな所を探しました。

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そして、入り口を発見したのですが、そこには興味深いことが書かれていました。亀山城跡は現在、新宗教大本の敷地だったのですね。手元のガイドブックにも、城跡のことはあまり触れられていなくて、観光スポットのはずなのに、何でだろうと思っていました。特定の宗教団体の敷地であれば、なかなか紹介はしづらいですね。

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見学には受付が必要とのこと。とくに受付してまで見る必要もないかと、受付なしで入れるところまで。

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正式な入り口から出ることになりました。これは明智光秀がドラマで取り上げられても、亀山城を絡めて観光アピールするのは難しそうですね。案内看板を見ると、大本の敷地というだけでなく、聖地でもあるようでした。

ちょっと思っていた城跡と違い、観光としては消化不良。町並みもそれほど楽しめませんでしたし。さて、この後はどうするか。

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とりあえず昼食に、イオンの中のマクドナルド。この日は亀岡を色々と回ろうと思っていたのですが、めぼしい見所もないし、予定変更することに決めました。

総持寺

亀岡から京都に戻り、京都線でJR総持寺駅へ。第22番札所、総持寺に行くことに。

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総持寺は、穴太寺と違って街中にあるお寺です。駅周辺は近代的なビルやマンションが建ち並ぶところ。

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駅から歩いて10分ほどで、総持寺に到着。町中のお寺なので、初詣の参拝客がたくさん。

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千手観音のゆるキャラがかわいい。

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お参りを済ませ、御朱印をいただく。こちらにもなで仏がありましたが、行列になっていたのであきらめました。なお、ご本尊は千手観音像ですが、秘仏で年に1度、4月15日~21日のご開帳です。

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正月3が日は牛王加持がおこなわれていました。額に御法印をあて祈祷を受けるのですが、そのかけ声と姿がちょっとユーモラスでした。写真はないですが。

実は最近、お寺ばっかり廻っていて、少し飽きてきました。この日も2つのお寺を訪れたのですが、仏像をはっきりと見ることは出来ないし、建物や仁王門も特別特徴はないし。ちょっと情熱が薄れてきたなと、そんなことを思いながら、総持寺を後にしました。

その後は京都線で大阪まで。梅田のまんだらけによって、難波まで歩きました。アメリカ村のまんだらけにもよって、何冊かの漫画を購入。その後は家に戻りました。

御朱印

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