さて、今回も色物おもちゃデジカメ、エルモのデジタルカメラの紹介です。ぬいぐるみにデジカメを仕込んでいます。
エルモとは
Wikipediaによると、 「テレビ番組『セサミストリート』に登場するモンスター(マペットキャラクター)の一つである。
同作の看板キャラクターであり、ミッキーマウス、ピングーに並ぶ世界的に愛されているキャラクターの一つ」
説明不要の全世界的人気キャラクターでしょう。
エルモのデジタルカメラ
発売されたのがいつ頃かは不明です。収録されているプログラムの日付に、2001年9月のものがあるので、2001年後半と考えられます。
企画・販売元が株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ、開発・製造元株式会社ブレイブです。前回のガーコを含め、販売元は違いますが、ブレイブの商品という扱いにします。
定価はパッケージの囲み数字から、7980円。
なお、「エルモのデジタルカメラ」で検索すると、株式会社エルモ社のカメラが出てくるばかりで、この商品の情報は全く見当たりません。
カメラ仕様
- 寸法 / 重量:230(H)x100(W)x65(D)mm / 約133g(電池含む)
- 撮影素子 / メモリ:10万画素CMOSイメージセンサ / 2MB SDRAM
- 出力解像度と保存可能枚数:高解像度(352×288) 20枚、低解像度(176×144) 80枚
- ピント合わせ:固定焦点
- 露出:自動
- 電源:単4アルカリ乾電池x2本
- 付属品:パソコン接続ケーブル(USB)、CD-ROM、説明書
各部紹介
胸にあるカメラのレンズ部分が、そのままレンズになっています。左肩はファインダー、きちんとレンズが入っています(倍率不明)。
面白いのがシャッターボタン。手のひらに内蔵されています。
右の腰にパソコン接続用のコネクタ。コネクタ形状はUSBではなくて、専用のようです。何かしらの規格があるのかもしれませんが、あまり見たことのない形状です。
背中には液晶表示ディスプレイとチャック。液晶表示は残り撮影可能枚数やモードが表示されます。
チャックを開けると電池ケースが現れます。ドライバーを使って開けるタイプ。なお、電源スイッチがないので、電池をセットすると電源が入ります。アルカリ乾電池で連続使用約4時間、スタンバイモードで約20時間利用可能。SDRAMなので、電池が切れると撮影画像は消えてしまいます。
パソコン用ソフト
対応OSはwindows98・MEで、windowsNT、MACは非対応。推奨環境は、CPUがPentium200MHz、メモリ32MB以上、ハードディスク200MB以上の空き容量が必要です。
Windows10でインストールしてみたところ、ソフト自体は利用できましたが、カメラからの画像取り込みは出来ませんでした。カメラ関連のドライバソフトが対応していないようです。
Windows7では利用することが出来ました。ただし、そのままではうまく起動しなかったので、プロパティからWindows98・ME互換動作を選択しました。すると問題なく利用できました。
実写画像
走査線というのか、横に線が入って非常にノイジーな画像ですね。