さて、今回はフェデラルの試走がてら、木津へ行ってきました。
家の近くの佐保川沿いでは、また工事が行われるようでした。先の台風で大和川は氾濫したわけですが、このへんは大丈夫でした。それなのに、また工事ですか。
このあたりでは2年に1回ぐらいは護岸工事がされているような気がします。すでに計画されていたことかもしれませんが、王寺とか三郷に予算回したほうが良いのではと思ってしまいます。まぁ業者の方の関係もあるのでしょうけど。
さらっと走って今度は佐保川沿いへ。新大宮駅辺りから奈良駅方面へ川沿いの道をのんびりと走る。川沿いの木々も色づき始めていてキレイです。
大佛鉄道記念公園にて、休憩。公園と言ってもベンチもなく、オブジェと碑があるだけです。
大佛鉄道は明治31年から明治40年までの9年間のみ営業、資料もほとんど残っていないという幻の鉄道です。
近年はこの大佛鉄道遺構巡りが観光資産として、しっかりと整備されました。ここはその奈良側の起点です。私も以前この遺構巡りを自転車で行いました。10kmもない距離なので、遺構を探しながら、のんびりと走るには楽しいです。
佐保川沿いから少しはずれて、国道369号線へ。木津へ向かうには県道44号線でも良いのですが、あえて国道へ行きます。
奈良名物、鹿が道路を渡ります。
その後は国道を外れ、それなりにきつい坂を登って、旧奈良少年刑務所へ。
2017年3月でその役目を終え、2020年ホテルや史料館などの複合施設としてオープンする予定とのことです。独居房とかで泊まれるのかなとか。ちょっと楽しみですね。
グーグルマップを見ていただければわかるように、網走監獄博物館でも見られた放射状の作りになってますね。
一応、奈良少年刑務所のプレートはまだ付いておりました。
般若寺裏の道を通ります。国宝の楼門。
県道754号線から県道44号線へはいると見えてきました。
左側の茶色の建物が、木津のバベルの塔です。
奈良と京都との県境を越えるとすぐに、到着です。正式名称は木津南配水池、水道施設です。ちなみに正式な愛称は”タツタタワー木津川市”。でも、先程東京と大阪で展示されたブリューゲルのバベルの塔みたいです。デザインのイメージは木津の特産品のタケノコとのことです。
自転車をおいて、バベルの塔を色んな角度から撮ります。といっても、県道側からしか、撮れませんが。
電線が邪魔ですね。
輪郭線がジャギーっぽく見えます。
いっぱい撮って満足したので、帰ります。
で、昼食です。近くにある国境食堂へ。”こっきょうしょくどう”と読むのですが、大和と山城の国境(くにざかい)ということで、この名前なのでしょう。お店の写真を撮るのを忘れましたが、時間は12時過ぎ、お客さまもたくさんで賑わってました。
ここの名物はこちら。
でかいです。お盆や味噌汁茶碗が小さいわけではありません。
カツ丼(大)です。ご飯が約2合でカツが2枚のってます。噂には聞いておりましたが、食べきれるかなぁと不安になります。しかし、元日本一周チャリダーの意地で残すわけにもいきません。ひたすら食うべし!です。
4分の3くらいまでは順調に食べられましたが、のこり4分の1くらいがきつかったです。最後の方はカツの脂分で、ちょっと気持ちが悪くなることも。しかし、なんとか食べきることが出来ました。お腹ははちきれんばかりです。満腹というより、ちょっと気分が悪いという感じ。
ちなみに味は普通です。肉は固めでしたが、安い食堂のカツのような噛み切れないということはなく、それなりにジューシーでした。ただ、途中から味は感じなくなりましたが。
食べたからには運動して消費せねばと、食後にそれなりに走ろうと思っていたのですが、う~ん無理。食べ過ぎで苦しくなるとは。ということでこの後は、それほど走ることなく、家に帰ったのでした。
フェデラルの試走という側面もあったのですが、それほど走ることなく終えたのでした。まぁステムに付けたシフターは扱いやすいし、変速もスパスパと決まります。新しいタイヤはくいつきも良く、良い感じで走れました。
問題はダイナモライトです。いまだ点かないというのもあるのですが、ハンドルバーバッグより前にあって、太陽の反射がちょっと眩しいのです。これは考えものかなと思うのでありました。