さて、本日からが北海道旅の実質スタートです。とりあえずの目標は、石狩から日本海側を稚内まで北上することです。まずは石狩目指して、出発します。
旅レポート
昨日は、浜厚真野原公園のトイレの裏にテントを張りました。パーキングエリアでもあるので騒音の心配もありましたが、問題なく静かに寝ることができました。
朝3時30分、あまりの寒さと明るさに目が覚めます。時計が狂っているのかと思うくらいの明るさで、夜明けがもうこんなに早いんだと。とりあえず寒いので、寝袋の中でこごえていました。
5時くらいになると、日差しが強くなり、テントの中も暖かくなってきました。もうちょっとゆっくりしてもよいのに、ついつい起きてしまいます。お湯を沸かして、スティックコーヒーを。昨日、一緒になったフランス人チャリダーからもらった、バナナ1本を食べます。なお、バナナをもらったお礼に、こちらは羊羹を差し上げました。
天気予報では本日は曇りだったのですが、朝から快晴です。しかも、どんどん暖かくなってきます。テントの中でダラダラしているのはもったいないので、出発の準備に取りかかります。結露と前日の雨による地面の濡れにより、テントやグランドシートが濡れているので日に当ててしっかり乾かします。
午前6時半、出発の準備が整いました。しかし、準備しているうちに天気は曇り空に。せっかく快晴の下走れると思ったのに、残念なことです。まぁ、気を取り直して出発です。
なお、こちらの公園にある東屋はこんな感じ。グーグルマップでチェックしていた時は、ここで寝られるかもと予想していました。実際は思っていたより小さくて、テントを張ることは無理。寝袋で寝ることはできそうですが、雨が降ると吹き込んで濡れてしまいそうです。
さて、昨日泊まらなかった、浜厚真の駅です。列車を使ったかわいい駅舎。中をのぞくと、フランス人チャリダーが、まだ中でテントを張っていました。寝ているようなので、ここはそっとしておいて出発です。
まずは昨日降り立ったフェリーターミナルを見に行きます。敦賀港フェリーターミナルに比べると、コンパクトです。
スロープはこんな感じです。昨夜はこれを自転車を押して降りました。雨で濡れていたのもあって滑りそうで、踏ん張るのがちょっと大変でした。フェリーターミナルの確認はこの辺にして出発です。
まず本日の目的は、苫小牧市街地です。北上するなら苫小牧市街は立ち寄らず、ウトナイ湖方面に行くのが早いのですが、ちょっと目的があります。
苫小牧東港から勇払の町までは、こんな感じの何もない道が続きます。これぞ北海道って感じですね。10kmほどで勇払の町に。
翼よ、あれが北海道の灯だ!
ということで、今回の旅最初のセイコーマートです。米が食べたかったのでおにぎりと、補給用のエナジーゼリーです。エナジーゼリーは108円でお得です。おにぎりを店先で食べて、苫小牧の市街地を目指して出発。
途中、激安スーパー トライアルがあったので、食材を購入します。今まで自炊していなかったのは、米以外何も持っていなかったから。北海道に入ってからが、本番なのです。
食材といってもレトルトばかりです。後は棒ラーメン。どれも税込み99円と安い。日本一周中は米を炊きませんでしたが、今回の旅は米がメインです。その分パスタはなしで。
そして旅人の強い味方、食パン。こちらは税込み69円! これでしばらく朝と夕食は、大丈夫です。なお、昼食はコンビニや安い食堂・チェーン店を利用する予定です。
この後、本日の第一目的地、樽前山神社へ。こちらに来たのは、えぞみくじを引きたかったからです。えぞみくじは、北海道のご当地おみくじ。2016年4月より発売が始まったらしいですが、2016年の日本一周の時には、全然気がつきませんでした。北海道のおみくじは、疎かになっていましたね。
えぞみくじは、地元の名産や魅力あるものをモチーフにしたおみくじで、現在は7種類が発売されています。「えぞみくじ」で調べると、6種類と書いてある記事がありますが、現在は7種類になっています。江別市の錦山天満宮が追加になっています。私も今日、初めて知りました。

※2020年9月現在、小樽市の住吉神社が加わり8種類になっています。
住宅街を突き抜けて、樽前山神社に到着です。
入り口には、大きな鳥居が。
明治天皇が創立に関わっているようで、立派できれいな神社ですね。
そしてこちらが、この神社のえぞみくじです。苫小牧名産のホッキ貝と開運や一念発起をかけているのですね。
こんな感じで、おみくじを貝が咥えているような作りになっています。
おみくじは吉でした。書いてある内容も、北海道弁を使った楽しい内容になっていました。とりあえず本日のミッションはこれで終了。
この後は、本日の宿泊地のキャンプ場を目指して、ひたすら走ります。苫小牧を離れると、天気が良くなってきました。少し風はあるものの、自転車を漕いでいると、汗が出てきます。
道の駅ウトナイ湖にちょっと立ち寄り。2016年はこちらで、テントを張って泊まりました。こちらは、かに玉丼男盛りが有名です。

2016年こちらの道の駅で食べた、かに玉丼の男盛り
腹ぺこチャリダーは挑戦してみてください。今の私には、無理でしょう。トイレだけお借りしてで出発します。
ウトナイ湖を過ぎて、千歳方面に向かうわけですが、何もない北海道らしい道が続きました。千歳というと、千歳空港のイメージからもっと都会を予想していたのですが、こんなところもあるんですね。
千歳の市街地で、昼食を。吉野家の牛丼です。やはり牛丼は、吉野家に限るなと。
千歳から恵庭へ行く道沿いには、有名企業の工場がたくさんありました。日清の工場には、カップヌードルのオブジェが。遠くからはよく見えたのですが、近づくと逆に見えにくくなりました。
サッポロビール。
ヤマザキ製パン。これ以外にも、カルビーとか。札幌に近くて、工場を作るのにもよかったのでしょうね。
途中、ダイソーがあったので、熊よけに使えると噂の火薬銃を買いました。今年は結構熊の目撃情報も多いようで、ちょっと用心しています。札幌でも目撃情報がありましたよね。これで安心。
町と町の間が、ほんと何もない道路が続きます。これぞ北海道、北海道に来たなという感じです。道道46号線を北上し、江別市に入り、しばらくすると江別森林キャンプ場の案内が。46号から2.5kmほど先にあるようです。
案内に従って走って行くと、残り800mからはダートコースに。ツーリングマップルでは、2.5kmダートになってますけど、ダート区間は800mですので。
森林公園というだけあって、結構山の方へ入ってきた印象です。ちょっと空気が違うような。
テントサイトが見えてくるのですが、入り口は一番奥。
午後4時、ようやく到着です。こちらの管理棟で受付。大人1泊、400円。自転車は中に入れて良いとのとです。
このキャンプ場、広いです。中央にあるのが、炊事棟。
炊事棟の中はこんな感じ。きれいに清掃されている印象です。
こちらがトイレ。男性用は洋式大便器、二つ。もちろん水洗です。
こんな感じで日陰のところに、テントを張りました。本日は私を含めて、4名が利用しているようです。平日なので、こんなものでしょうか。
テントを張った後は、少しだらだらして、夕食を作ることに。
ご飯を炊いて、買ったばかりのレトルトカレーをかけて、完成です。こんなものです。
本日はブログも早めに仕上げて、夜はゆっくりと音楽を聴きながら過ごします。明日は天気予報が微妙。札幌はよさこいソーラン祭り開催中なので、これを避けて石狩を目指すつもりですが、どうなることやら。
本日の走行ルート
本日の走行距離 90.53km / 総合距離 266.0km

コメント
初めまして
北海道旅いいですね
天気にめぐまれればよけいいですね
熊など気を付けて下さい。
話は変わりますが、北海道に住みついた
チャリダー詩人さん がおります
同年代なので、よかったら訪れてみたらどうですか
勝手な意見ですが…
>sin2様
はじめまして。北海道いいですよ!
本日はイマイチの天気でしたが、明日からは良さそうなので、ちょっと安心しています。
ホント、天気だけはどうしようもありませんのでね。
チャリダー詩人さんは、以前から気になっていまして、お会いしたいと勝手に思ってます。
まだまだ先のことなので、連絡はしていませんが、いずれはと思ってます。