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【旅6日目】海岸線ルートの洗礼! 坂とトンネルと向かい風 石狩-雄冬【2019/06/08】

さて、本日は石狩を出発して、オロロンラインを北上します。オロロンラインというと、手塩から稚内へ至る、道道106号を思い浮かべる方も多いと思いますが、ウィキペディアによると、石狩川河口付近の国道231号線が起点となるようです。

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旅レポート

石狩市のあそびーち石狩にて、午前5時頃起床。朝食を食べ、少しゆっくり。

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あそびーちは、すごく広いです。ただ、砂が深くて、荷物満載の自転車で入っていくとひと苦労。

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ビーチから戻るときは、このような坂道になるので、自転車だけを先に戻し、荷物は手で持っていきました。

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駐車場には、何カ所かこのようなトイレがあります。24時間利用できるので、安心ですね。

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ビーチの近くにある、弁天歴史公園。実はこちらの公園、テントを張るにもよさげだったので、目をつけていました。ただ、この建物、歴史のある建物のようで、変にテントなんか張っちゃうと、まずそうということで、こちらには張らず。

ただ、ビーチではネットの電波が入りづらく、ブログの更新ができなかったので、朝からこちらに来て、ベンチを利用させていただきました。

ブログの更新を終え、午前7時半頃のスタートです。

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昨日来た道をいったん戻り、石狩川河口にかかる、こちらの橋からスタートです。

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海岸線を走るのは、かなり久しぶりかもしれません。スタートしてからすぐに、アップダウンの繰り返しです。それほど坂は厳しくないものの、今の体力のない私では、休み休み進むのみ。

とりあえずの目標は、30km先にある道の駅。それほど標高の高いところはないので、大丈夫だろうと思っていましたが、それはそれは大変でした。30kmで何回休んだか。本日は土曜日ということで、ロードに乗った人がたくさん追い越していきました。

そして、ここに来てまた問題が。昨日からですが、自転車のボトムブラケットから、異音がし出しました。日本一周の時と同じです。どうやらまた、BBの左ワンが割れたようです。琵琶湖も伊勢も、全然問題なく来たのに、ここへ来てまた。とりあえず音が鳴るだけで、BB自体は問題ないと思われるので、そのままで進みます。

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そんなこんなで、道の駅あいろーど厚田に到着。新しくできたようで、中はとてもきれい。土曜日ということもあり、お客さんで賑わってました。こちらでとりあえず自転車の整備をします。チェーンも調子が悪くなってきていたので注油、フロントキャリアも、きっちりと付け直しました。BBの左ワンは、やはり割れていました。

お昼近くになり、ご飯をどうしようかと。次にコンビニがあるのが、30km先。とりあえずここで食べるしかないのですが、物産コーナーでは良いのがなく。食事ができるところは、ちょいと高め。

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蕎麦屋でおにぎりだけを注文するという荒技。食券を渡したら、えって顔をされました。だってそば高いのですもん。900円くらい。それに比べておにぎり220円。セイコーマートと変わらないのです。これで充分でした。

食後はまた30km先にある、浜益の町を目指します。こちらには無料のキャンプ場があります。ちょっと距離は少ないですが、アップダウンで疲れてきていたので、浜益までで終わりにしようと考えていました。

それに浜益までには、トンネルが何個かあって、それも場合によっては、クリアするのが大変な可能性があります。

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向かう方向は、厳しそうな地形。平坦とは行かなさそうです。

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2つほど短いトンネルを通過した後、2454mのトンネルが。歩道の幅が狭く、乗っていくのも怖いので、押していくことにしました。約2.5km押すのは大変でした。この時気がついたのですが、意外と車の量が少ない。また、トラックもほとんどないなと。次からは歩道を押すより、車道を走った方が、良いかなと。

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2454mの太島内トンネルをなんとかクリア。

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次に待ち構えていたのが、2995mの新送毛トンネル。もう突っ込んでいきました。

このトンネルは出口付近が1番の頂上。ずっと登りが続きます。車の交通量が少ないので、助かりました。対向車がいない場合、大きくよけてくれますし、後ろから来る車が自体少なくて。

このトンネルを抜けると、後はほぼ下り坂です。最後は気持ちよく下ったのですが、この時はもうここで本日は終了にしようと思っていました。アップダウンに疲れましたし、トンネルも非常に気を遣う。おまけに道の駅を過ぎてから、徐々に向かい風が強くなってきました。

浜益の町に着いたら、まずは目指すのがセイコーマート。実はペットボトル1本、無くしていました。休憩したときに、飲んでそのまま道ばたにおいて、出発してしまったのでしょう。900mlのペットボトルを買わねばと。

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900mlの水やお茶は無かったので、野菜ジュースを。ついでにちょっとおやつに、スティックパイ。日本一周の時は、パイホーンというのをよく食べたのですが、もう売っていないようで、残念。セイコマによる度に探しているのですがね。

浜益の町にある、無料キャンプ場。セイコーマートの向かいにありました。様子を見に行くと、広いサイトに皆さん自由にテントを張っています。案内などが無かったので、キャンプしている人に聞いたところ、自由にテントを張って良いとのこと。かなり広いので、とりあえず回ってみたのですが、土曜日だしファミリー客が多そう。夜までわいわいされると嫌だなというのが、最初の感想。トイレや炊事棟もきっちりあって、これが無料というのはすごいなと思ったのですが、静かに過ごせなさそうというのが、やはり嫌だなとなって。

私の求めるキャンプ場はここでは無い!という結論になり、先に進むことにしました。元々の予定は、ここから20kmほど先にあるキャンプ場。しかも、キャンプ場と言って良いかどうか微妙という評価のところです。

この時午後3時。まだまだ時間はあります。2時間あれば余裕で行けるだろうと。ただ、気になるのが長いトンネルがまたあること。もちろんアップダウンもあるだろうし、向かい風も相変わらずでしょう。

大変だなぁと思いつつも、なぜか進んでしまう。なんなんでしょうね。浜益で終わりにすれば楽なのに。

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トンネルの手前で、ライトを強化しました。入り口の段階で、中が暗そうだったので。ヘッドライトをフロントバッグにつけるというアイデアを、いただきました。

1793mと4216m、この2つが長いトンネルでした。

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4216mの浜益トンネルの最後のところ。やっと出口が見えてきました。待避所が何カ所かあったので、そこで休みつつ進んでいました。でも、このトンネルの中、滅茶苦茶寒かったです。

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トンネルの最後の部分は覆道になっていました。なんとかクリアです。

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トンネルを抜けると、白銀の滝がありました。駐車場に自転車を停めて少し観光。なかなか壮観です。

そしてここから少し進んだところに、キャンプ場はありました。

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雄冬野営場です。道路の脇にあり、空き地をキャンプ場にしたようなものです。

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雄冬冷清水という、1808年に書かれた書物にも載っている、歴史のある清水とのこと。飲料不可。これがこのキャンプ場の核となるものなんでしょう。

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炊事棟は使用できなくなっていましたが、こちらのトイレでなんとかなります。

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キャンプ場についても、風は吹き荒れ、旗はなびいてます。

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風が強いため、使えない炊事棟を風よけにして、テントを張りました。テントを張り終わったのが、午後5時頃。この後はまったりと過ごしていました。

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6時半くらいになって、食事を。米を炊いて、レトルトの中華丼です。この中華丼、なかなかおいしかったです。レトルトもカレー以外に、なかなか良いものがあるのだなと。

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このあたりも夕日がきれいに見られます。ということで、夕日をバックにテントを。日が沈む瞬間は、雲が出てきて今ひとつでした。

本日はこれにて終了。アップダウンの繰り返しに疲れ、トンネルに気を遣い、最後は向かい風にやられるという、大変な一日でした。明日もまだ、トンネルは続くんですがね。

本日の走行ルート

本日の走行距離 78.81km / 総合距離 413.2km

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2019年6月、北海道を放浪すべく、旅立ちました。結局、中断することになったのですが、準備編と旅日記をまとめておきます。目次として利用していただければ。令和元年、夏は自転車で北海道を旅するぞ!・・・決意表明北海道旅準備編装備紹介1 自転車・