さて、本日は今治まで行って、その後はしまなみ海道へ向かいます。
旅レポート
ホテルたいよう農園にて、6時頃起床。昨日は久しぶりのベットの寝心地に、あっという間に寝てしまいました。こちらのホテルはお安いのですが、欠点が一つ。すぐ近くを電車が通っているので、その音がうるさいことです。都会と違って本数が少ないから、それほど気にならないですけどね。
楽しみにしていた朝食バイキングは、朝6時からと早くからやっています。服を整えて早速朝食へ。ラインナップはバラエティに富んでいて、これが500円とはすごいなと。ご飯と味噌汁が特においしい。ただ、おかずの味は安芸で泊まったホテルの方がおいしかったなぁ。
昨夜、お接待でいただいたお菓子を、テレビを見ながらバリバリ食べたので、それほど空腹で無かったのがちょっと悪かったかも。でも、充分元を取れるくらい食べましたけどね。
準備を整え、7時半くらいのスタートです。
まずは52番太山寺から。坂道を乗り越えて到着。せっかく昨日は温泉に入り、さっぱりしたのに、もう朝から汗をかいてしまった。坂道嫌い。
こちらの太山寺は一の門があります。神社の一の鳥居みたいな感じです。ここは普通に通り抜け、仁王門のあるところへ。
自転車をバス用の駐車場に停めて、仁王門のところから歩いて行きます。自家用車用の駐車場はもう少し先にあるのですが、やはり門から歩いて行きたいのです。ところが歩いてびっくり、門から本堂までけっこうな距離がありました。アスファルトで舗装されているので、歩きやすくはなっていますが、なかなかの距離でした。
階段を上って本堂に到着です。本日一つ目のお寺から、ちょっと大変でした。なお、納経所が本堂とは離れているので、もらい忘れないように注意が必要です。
ここでお賽銭が無くなったので、補給をします。お賽銭は5円玉を使っているのですが、写真のように穴にひもを通してさんや袋にしまってます。お寺に着いた時点で、2枚取り出します。5円玉は出発前に銀行で、棒金に両替してもらったものです。
次の53番円明寺へは2.5kmほどの距離。今度は平地にあるお寺なので、楽に到着しました。
いつもと同じ手順で、お参りをするのですが、この時ちょっと気づいたことが。
手水所にある柄杓ですが、奉納者のお名前が書いてあります。写真手前に写る尾道市の方、ここまでのお寺でもよく見かけたお名前でした。巡拝しながら奉納したのかしら。すごいなぁ。
お参りを済ませると、これにて松山市の札所は終了。次の札所は今治市になります。しばらくはひたすら走るのみです。
松山から今治への道は日本一周時と同じ海岸線沿いのルートを走るのですが、前回と同じく向かい風が強い。海岸線沿いに出ると特に強くて、普段より体力の消耗が激しい。昨日せっかくホテルで休んだのに、脚が重くて重くて。
道の駅風和里にて休憩。風が強くて、体が冷えます。平地を走っているのに、下り坂を下っているときくらいの体の冷え方。温かいココアを飲みました。
そんな向かい風に負けず、頑張って進みます。
本日は曇り空。予報では夕方から夜にかけて雨が降ると言ってました。海も風の影響で、少し荒れているよう。
今治の造船所が見えてきたところで休憩。東屋も風を防げないので、あまり休憩した感じは無く。
なんとか54番延命寺に到着。こちらは仁王門、この次にある山門が今治城の城門だったものを移設したとのこと。仁王門よりそちらの方が立派な作りでした。
次の55番南光坊は約4kmの所にあります。
神社と隣り合わせにある立派なお寺です。四国霊場のうち、「坊」がつくのはここだけ。こちらでお参りを済ませた後は、今治のB級グルメ「焼豚玉子飯」を食べようと、発祥の店といわれる重松飯店に向かうも本日休業日でした。
この時点で14時くらい。時間的には56、57番くらいは廻れそうですが、夕方から雨の予報が出ていることと、泊まりたいキャンプ場があるので、札所周りは55番で終了。しまなみ海道へ向かいます。
しまなみ海道は日本一周時に走っているのですが、徒歩・自転車・原付でしか行くことが出来ないキャンプ場、見近島キャンプ場では泊まっていません。ぜひ、今回はそちらで泊まってみたいと思い向かうのでした。
向かう途中にちょっとインパクトの強い喫茶店がありました。メニューを見ると焼豚玉子飯もあるようです。それならとこちらで、ちょっと遅い昼食です。
重松飯店の焼豚玉子飯とどう違うのか、よく分かりませんが、白ご飯に焼き豚、目玉焼きをのせ、ちょっと甘めのタレをかけています。これぞB級グルメといったところでしょうか。ボリュームのあるわりに、500円と低価格で、コストパフォーマンスはすごく良かったです。
見近島キャンプ場を目指して、しまなみ海道に突入。今治側からの最初の橋、来島海峡大橋がしまなみ海道の中では1番のお勧め。本日は天気が悪くって残念ですが、晴れた日にこの橋を走るのは最高です。
橋を渡り終えた後は、大島の中央を貫く道路を走っていくのですが、これがまた辛い坂道で。そもそも橋に上るのにけっこうな坂道をクリアして、島に着いてからまた坂。しまなみ海道は、気持ちよい橋の上を走るイメージですが、実はけっこう坂道が辛かったりします。まぁ、分かっていて来ているわけですが。
ちょっと寄り道のつもりで、見近島キャンプ場にいくのですが、けっこうな距離を走ることに。
見近島が見えてきました。大島大橋に上って、途中に見近島への道があるのでそれを下っていくと、キャンプ場に到着です。南光坊から約25kmくらい走りました。寄り道にしては、ちょっと遠かったですね。
17時くらいの時点で、キャンプ場には、すでにたくさんのテントが。ほとんどが原付(スーパーカブ系が多い)で来られているようです。本日は雨の予報が出ていたのですが、結局は雨は降ることは無く。
雨が降ったらこちらのキャンプ場で明日はゆっくりするつもりでしたが、夜も雨は降らなさそう。しかも明日は晴れる予報に。晴れの日にゆっくりするのはもったいないので、明日はまた、しまなみ海道を今治に戻ります。
本日の走行ルート
本日の走行距離75.80km/累計距離1191.25km