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【四国遍路旅10日目】台風一過の青空 33-36番【2019/10/13】

さて、台風は四国を離れていき、本日は晴天の下、気持ちよく走れました。

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旅レポート

種崎千松公園にて、6時頃起床。昨夜は時たま突風が吹いたり、暴走族が走って行ったり、訳わからない人が騒いでいたりと、安眠とはいきませんでした。でも、日中かなりゆっくりと出来たから、よしとしよう。

朝食を食べて、出発準備です。本日は快晴ですが、風がちょっと強い。渡船が運航しているか、それだけが心配です。7時半頃に公園を出発し、渡船場に着いた時、ちょうど7時40分の便が出発した後でした。次の便を、渡船乗り場で30分ほど待ちます。待合室で待っていても、風の強さが解ります。本当に次の便は出るのかちょっと不安になります。

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8時になって桂浜側から船が出発するのが見えました。桂浜側からだと川を上るような形で、風と波の影響で船はなかなか進みません。見ていても、本当にこちら側にたどり着けるのかと思ってしまうほど、ゆっくり進みます。そして、到着。

船員さんたちが何か話しています。大丈夫か? そうすると乗船してくださいとのこと。良かった。乗客は私一人。そして、出発。

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種崎側からは、川を下るような形なので、快適に運行します。無事対岸に到着したのですが、乗船を待っていた人に、船員さんが断りを入れているようです。そうです、私が乗った便を最後として欠航になりました。

「朝はもっと風が無かったんだけどなぁ」と船員さん。急に風が強くなったようです。本当に運が良かった。

無事対岸に渡れましたので、33番雪蹊寺を目指します。

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案内看板が無くて、本当に道が正しいのかちょっとびびりながら進んだのですが、1度通り過ぎてしまいました。隣に神社があって、お寺に見えなかったのです。

平地のお寺はうれしい。お参りを済ませ、次に向かいます。

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34番種間寺に到着。坂道も無く、こちらも楽勝で着きました。こちらの納経所では、次のお寺へのルートを詳しく教えていただきました。「看板通り行くと、遠回りだから」とのこと。どうやらバス向けのルートが表示されているようで、道幅はあるが遠回りになるらしい。

道は狭くなるのですが歩き遍路のルートを使う方が良いとのことで、自転車でも大丈夫と。でも、最後の坂は自転車は無理だから押してね! とお茶目に言ってくださいました。

教わったとおりのルートを走っていきます。しばらく行くと仁淀川を越え、大きな道に出て市街地を通過していきます。

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ヤマダ電機があったので、GPSとPCをつなぐケーブルを購入。中で断線しかかっているのか、ちょっと調子が悪かったのです。ヤマダ電機の向かいには、ダイソーもあったので、食材を購入。しばらくは野宿ばかりになるので、缶詰やラーメンなどを。

買い物を済ませたら、お寺に向かいます。

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お寺への坂道がありました。斜度はあるし、狭いし、参拝の車もそれなりに通るので、ここもやはり自転車は置いて、歩きでお寺へ登ります。最初は車道のみですが、途中から歩き遍路道が登場。

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それほど山道のようではないので、こちらを歩くことに。なかなか斜度のきついところもありましたが、無事到着。

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最後の階段がなかなか辛かった。35番清滝寺です。

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お参りを済ませた後は、景色を楽しみます。この時11時過ぎくらい。お腹がぐぅとなる。土佐市の市街地にはたくさんのお店があるので、食べたいものも選び放題。さて何を食べようかと考えながら、下山。

次のお寺へのルートの途中で、よさげなお店があったら入ろうと。

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サニーマートという、地元のスーパーがありました。敷地内にドラッグストアやツタヤなど集まった施設です。日曜日ということもあってか、お客様はあふれています。こういうスーパーのお弁当は外れが無いはず。しかも、イートインコーナーがあるのでこちらを利用です。お水やお茶が無料で飲めます。

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白身魚のフライ、タルタルソース弁当です。高知だから魚のフライもおいしいだろうと。うむ、普通でした。でも、値段の割にはボリュームがあって、お腹を満たしてくれました。

次のお寺へ向かうために、海沿いに出ます。天気の良い日の海沿いルートは最高。

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親子鯨のオブジェがありました。高知といえば鰹より鯨なのは、侍ジャイアンツ世代ではあるまいか、なんて訳のわからないことを考えたり。

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36番青龍寺へは宇佐大橋を渡ります。橋から見る景色がきれい。青竜寺もちょっと山の中にあるのかと思っていたのですが、坂道を上ること無く到着しまして。

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しかし、境内へはかなりの階段が待っていました。山門までの階段。

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山門からの階段。やはりお寺は山の上にあるのが基本なのか。無事お参りを済ませ、元来た道を戻ります。戻らずに次に向かうルートもあるのですが、アップダウンが厳しそうなので、楽なルートに向かうのです。

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戻る途中の色見岬というところで、写真を撮ってみた。天気が良いと海を見るのも気持ちよくって。ここから先は、ひたすら走るのみ。37番岩本寺までは60kmほどの距離があるので、本日中の到着は無理。どこまで近づけるかです。

まずは頑張って、道の駅すさきまで。この時点で16時くらい。もうひと頑張りして、道の駅なかとさまで。

到着したのは、17時少し前。道の駅のお店から蛍の光が聞こえてきました。お店には入ること無く、テントを張れそうか観察。屋根があり邪魔にならなさそうなところがありました。ただ時間がまだ早いので、少しあたりをぶらぶらすることに。

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少し離れたところに津波避難タワーがありました。上ることも可能なので、一番上まで行ってみます。ここでも泊まれそうと思ったのですが、あたりに人がたくさんいたのでやめました。

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それほど景色は良くないかも。下を見ると、望遠レンズを構えた人たちがたくさん。何を狙っているのかなと思い、降りていって訪ねてみました。満月を狙っているそうです。何か特別なものがあるのか解りませんが、満月撮影スポットのようでした。

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お孫さんを抱いた若いおばあちゃんを入れて、満月を撮ってみました。写真を撮影する人だけでは無く、地元の人もたくさん満月を見に来ていました。

ある程度時間を潰し暗くなったので、道の駅に戻りテントを張って本日は終了です。

本日の走行ルート

本日の走行距離80.13km/累計距離645.41km

2019年 自転車四国お遍路旅 目次
2019年10月4日スタート、自転車による四国八十八ヵ所お遍路の旅。事前の準備や旅中の日記、帰宅後にまとめた記事など。自転車やオートバイ、徒歩によるお遍路を考えている方の参考になればと思います。