さて、今回は2020年3月末日をもって終了する、ルートラボに変わるサービスを検討した話です。
ルートラボ2020年3月末にて終了
2016年の自転車日本一周記の記事には、ルートラボを利用して走行ルートを表示させていました。走ったルートと標高が表示されるので、ブログを読んでいる方にも、どんな道を走ったのか見ていただけたのです。
ずいぶん前から告知されていたことなのですが、残念なことにこのサービスが今年(2020年)の3月末日をもって終了するとのこと。いよいよ終了が迫ってきました。サービス終了後の4月以降はすべてデータが無くなってしまうということで、今まで貼っていた走行ルートは表示されなくなります。ということで、終了するまでに、これに替わるサービスを検討しなければなりません。
ルートラボの機能としては、ルート作成が1つの柱としてあるのですが、こちらはスマホのアプリなどで代用できるので、今回はブログへ貼り付ける機能に絞って代替を検討したいと思います。ブログ内でどのように見えるのかで、代替サービスを探したいと思います。
それにしても、今までルートラボで貼っていた地図をすべて置き換える作業が必要なので、ちょっと大変な作業が待っています。
ルートラボ代替候補
ざっと調べてみたところ、いくつかの代替候補をみつけました。どちらも基本的な機能は、無料で利用できるサービスです。
「STRAVA」と「Ride with GPS」は、すでにルートラボの代替として利用されている方が多いサービスです。ルートラボの終了が告知された段階で、これらに乗り換えた方が多いのでしょう。
「Route Hub」はルートラボの機能をそのまま引き継いだようなサービスのようですが、まだベータ版で完成されていない印象です。
「Garmin Connect」はGPS機器で有名なメーカー、ガーミンのサービス。
轍onlineはルート作成機能はありませんが、走行ルートを表示させる機能があります。
それぞれgpsデータを取り込んで、ブログに表示させる機能を持っています。どのようにブログに表示されるか見ていきます。なお、これまでのルートラボでは以下のように表示されていました。
STRAVA
自転車日本一周ブログでも、利用されているのを見かけます。ガーミンなどのサイコンから直接アップロードできるようなので、そのあたりが便利なのでしょう。私も四国遍路旅のブログでこちらを利用してみました。
ルートラボと違うのは標高が表示されないところ。地図をクリックして、STRAVAのページに行けば見ることが出来ますが、これはちょっと面倒なところ。ブログ内で完結させたい場合は、マイナスです。
Ride with GPS
今回代替候補を検索して、初めてこちらのサービスを知りました。ブログに表示させるには、なかなかよさそう。
マイナスポイントはサイトが英語表示なことくらいでしょうか。
Route Hub
ルートラボ+αを目指しているサービスですが、現在はまだベータ版です。ルートラボから取り込む機能があるのですが、私の環境ではうまく取り込みが出来ませんでした。
今回はテストとして適当に作成したルートを表示させてみました。標高も見やすくて、ブログに表示させるには非常に良いですね。
今のところGPSデータを取り込む機能が無いので、ルートラボが終了する時点でどうなっているのか。昨年9月以降、サービスの更新がされていないようなので、若干の不安が残ります。
Garmin Connect
こちらも私のGPSデータ(GPX形式)が、なぜかエラーになり読み込めませんでした。Route Hub同様、適当に作成したルートを表示させてみました。
線で引かれただけの高度の表示が、ちょっとわかりにくいでしょうか。ブログ表示とは関係の無い部分ですが、機能がたくさんありすぎて、サービス自体が使いにくいかなと思います。
轍online
こちらはGPSデータを編集するために使っているソフト「轍」のオンラインサービスです。ブログ内で走行ルートを再生させたり、写真を埋め込めたりするのですが、実際にはあまり使うことがありません。それよりも標高の表示がないのが残念なところ(轍のページに行けば見られますが)
また、ルートのアップロードにソフトからアップしなければならないのも、マイナスポイントです。
まとめ
以上、ルートラボの代替サービスのブログ内表示を見てきました。
見やすさとしては「Route Hub」が1番良いと思います。ただ、まだベータ版だし、私の環境でルートの取り込みが出来ないので、現実問題使えません。改良されることを願っていますが、個人の方が運営されているようなので、今後の不安もあります。
次点として、「Ride with GPS」です。サービス自体が英語なので、使いこなすのは時間がかかりそうですが、ルートをアップロードするのとブログの表示だけなら、なんとかなりそうです。
ということで、「Route Hub」の今後の改良を意識しつつも、今のところは「Ride with GPS」を代替サービスとして、利用していこうかなと思います。