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【88日目】道内最長黄金トンネルを抜け、襟裳岬へ【2016/07/08】

さて、本日は襟裳岬に向かい、その後は浦河にあるライダーハウスを目指します。

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シーサイドパーク広尾、森の中のキャンプ場にて。夜露は殆ど無く、撤収は楽でした。

こういった森の中のキャンプ場も良いものですね。炊事場、トイレはもちろん有りますよ。しかも、結構キレイ。

今日のルートも100kmくらい。それほど慌てず、8時45分くらいに出発です。

しばらく走ると黄金道路のスタートです。

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広尾から庶野までの約30km、黄金を敷き詰めたのか、というくらいお金がかかったそうで、この名前がついています。最初、揶揄する意味で呼ばれていると思ったのですが、正式な名前というか、こういう碑があるということは、良い意味でつけられた名前なんでしょう。

この辺りは霧が発生していて、ひょっとしたら襟裳岬も霧でよく見えないのではという不安が。

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覆道にはきちんと歩道があり、走りやすい。等間隔に並ぶ柱と、光が美しい。

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岩盤から水が噴き出る、フンベの滝。結構水の量が多くて、驚きです。

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またも覆道。等間隔に並ぶ柱が壁のよう。S字カーブと合わせて、人工的な美しさ。

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そして、黄金トンネル入口に。ここで、作業服を着た方に呼び止められました。安全啓発のために、反射リストバンドを配っているとのこと。

腕に巻いている黄色のものです。ついでにシャッターを押してもらいました。

約5kmのトンネルはやはり長かったです。ただ、交通量はそれほどでもないので、怖い目を見ることはありませんでした。寒いだけです。

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黄金トンネルを抜け、あと2つほどのトンネルを抜けると、黄金道路も終了。こちら側にも碑があるので撮影。来た方向は、見事に霧に包まれています。

黄金道路を終えると庶野の町。霧はなくなったのですが、かわりに風が。しかも、向かい風。風があるから霧がないのか。

岬なのでアップダウンを覚悟していたのですが、それほどアップダウンはなくて。敵は向かい風だけです。

南に行くのに向かい風なら、襟裳岬を過ぎて北上する時は、追い風になってくれるかなと、甘い考えを抱いておりました。

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振り返れば山が綺麗に見えておりました。

そして、襟裳岬に到着です。

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襟裳岬の辺りは曇り気味で。

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ちょっとだけ青空が見える時も。すぐに、曇ってしまいましたが。

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岬からの風景は、気持ちが良いですね。

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スマホのパノラマでも撮ります。

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突端まで行くことができるので、行ってみます。

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突端から見る岩礁。

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突端でもパノラマ撮影。

完全な青空のもとではなかったのですが、そこそこ青空が見える中で、気持ちが良かったです。
ただ、風が強かったのですけど。霧多布岬の時よりはマシだったかな。

風の館というのがあったのですが、有料なのでパス。北海道に来てから、あまり有料施設に入らなくなりました。

岬にあるお土産屋で食事でもと考えたのですが、お値段が高かったのでやめました。

ここからは浦河目指して走ります。風は追い風になるだろうと思っていたのですが、走りだすと最初横風、そのうち向かい風。

結局、昨日に続き、強い向かい風の中走ることに。後で調べたら風速4~5mでした。向かい風の中走るのは、本当に体力が消耗します。

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昼食は、結局セイコーマートのお弁当で。気温は高めですが、風を浴びて寒くなり、温かいお茶が欲しくなりました。

その後もひたすら風に逆らいながら走り続けます。

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なんかすごい道が見えてきました。

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ひょっとして、上まで自転車で上がれるのかと。

こちらはエンルム岬というところ。鉄塔より向こうは階段になっているとのことでした。エンルム岬を横目に通り過ぎると、親子岩ふれ愛ビーチにキャンプ場があります。浦河のライダーハウスまではあと10kmほど。もうちょっと頑張るつもりだったのですが、キャンプ場を見てみるとすごく気持ちよさそう。

海に面していて、一体が芝生。正面には親子岩が見えます。2日連続で向かい風を浴び続け、今日はもういいだろうと、キャンプ場に泊まることに。料金は600円かかりますが、ここならそれだけ払ってもいいかなと。

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午後5時前とまだ早かったのですが、本日はここで終了です。

本日の走行距離90.33km/総合距離6526.7km

明日はいよいよサラブレッド街道に突入。

ではでは。

四十七歳の地図~自転車日本一周記~ 目次
2016年の自転車日本一周の記録です。出発前の準備から、旅日記、旅後のまとめまで、目次にまとめて見やすくしました。