さて、今回はセンタースタンドの取り付けです。
日本一周時に自転車をとめるときは、基本的にスタンドは利用せずに、ほとんどが壁や柵にたてかけました。それではなぜセンタースタンドをつけたのかというと、私の場合は記念写真撮影用です。
とりあえず立てかけるところがないのでスタンドを使うこともあったのですが、荷物満載のせいもあり、うまく安定しません。特に前輪が浮いてしまい、安定という意味ではあまり良くありませんでした。
それでもやはりあればあったで便利なので、今回も取り付けることにします。なお、このセンタースタンド取付けネタは、自転車日本一周の前にも一度書いております。
初期の私のブログの中では、アクセスの多かった記事かと思います。今回も内容は同じですが、フェデラルへの取付けを具体的に書きしるします。
日本一周時ニシキLTに取付けたのは「AKI WORLD OPEN DOUBLE STAND SD-MS-002」でした。
しかし、本体にはCL-KA56とはいってます。反対側にはMASSLOADともありますので、MASSLOADのものを別名で販売しているようです。
アマゾンでセンタースタンドを検索すると出てくる、AKI WORLD、MASSLOAD、そしてもう一つGIZA PRODUCTSのダブルレッグ センタースタンドは、すべて同じもののようです。GIZA PRODUCTSのものは、上側の取付金具の形が違うようですが。
今回は「MASSLOAD CL-KA56」を購入しました。
袋には「MADE IN TAIWAN」の文字が。自転車部品で台湾製は安心できます。
ネジが2本付いてきます。足は一番短い状態です。
フェデラルでは長い方のネジを利用することになります。
まずは取付位置の確認です。
シートチューブの後ろ側に付けます。
ロードバイクなどでセンタースタンドが取り付けできないという自転車は、この部分が狭くなっております。ツーリング自転車は基本的に直進安定性を高めるため、ホイールベース・チェーンステーが長いので、取付可能なことが多いです。
とりあえず仮止めしようとしたのですが、六角レンチが使えません。
結局、以前使っていた六角ボルトを使うことにしました。なおw3/8のインチネジです。購入時にはご注意を。
とりあえず仮止めして、自転車をひっくり返して確認です。
やはりニシキLTに取り付けたときと同じように、シフトワイヤーがあたっています。
2箇所で当たるようなので、この部分をヤスリで削ります。
ヤスリはダイソーで買ったこのヤスリで。目が粗いので、ザクザク削れます。
前側はケーブルが通るようにV字に、後ろ側は角を落とすような形で削りました。
無事ケーブルは当たらなくなりました。この状態でしっかりとネジを締めます。
スタンドは閉じているときは、チェーンステーと平行になるようにしています。クランクを回して、当たらないことを確認。
無事取り付けは完了しました。
スタンドを立てた状態です。ニシキLTではこの状態だと、クランクがあたって回せなかったのですが、フェデラルではクランクが回すことが出来ました。これならチェーン清掃時、メンテナンススタンド代わりになるので、大変便利です。
足が一番短い状態で取付けたのですが、結構タイヤが浮きます。
荷物なしの状態では後ろが浮きますが、日本一周時のように後の荷物が多いときは、前が浮くことになります。これだとフロントがぐらついてしまうのです。最初に書いたようにこれだと安定という意味では、あまり良くないのです。
本当はもう少し足が短く出来ると良いのですが。
今回はこれで行きますが、ダブルレッグスタンドとしては定番の「ESGE ダブルレッグスタンド」があります。値段が高いのと、高さ調節のため自身でカットしなければならないというのが、ネックですが。
私の場合、以前にESGEのものを買ったのですが、足を短く切りすぎるという失敗を犯しました。なので、高さ調節のできるMASSLOADが良いかと思ったのですが、フェデラルの場合は、ちょっと高く浮きすぎるかなという気もします。判断の難しいところです。