さて、本日は鹿島様の資料を求めて、秋田県立博物館へ向かいます。
昨日のブログで、休憩室は19時で終了と書いたのですが、24時間開いていました。どこにも24時間と書いていないし、道の駅は19時で終わりとHPに書いてあったので、勘違いしました。結局、この休憩室で、シュラフを使って寝ました。
あと、昨日の記事に書くのを忘れていました。
こちらの道の駅で売られていたアイスドリアン。あの「果物の王様」とか「悪魔の果物」と呼ばれる、ドリアンが入っているわけではありません(笑) ドリアンの”食感”をイメージして作ったものとのことです。味はホームランバーというアイスみたいな感じです。懐かしい味ですね。
本日は朝から雨で、休憩室で溜まっていた家計簿をつけたりして過ごします。8時くらいになると雨が止んだので、出発です。
秋田市街までは国道13号線を行けばよいのですが、車の通行量が多いので途中から川沿いの道に外れます。
スタート時は曇り空だったのですが、次第に晴れてきました。久しぶりの青空を見ました。しかし、それとともにいつものアレがやってきます。そう、風です。川沿いを走っているときは、道がくねっているので、追い風になることもあったのですが、秋田市街に入る手前では、なかなかの向かい風でした。ただ、市街地にはいる頃には弱まったのですが。
秋田市街地に入って、昼食です。
餃子のお店にいってみました。
そして、こちらの名物が、こちら。
餃子定食ですが、餃子が赤い!そう、こちらの名物、情熱の赤餃子です。皮には唐辛子が練り込まれているとの事。パリッとした皮がピリ辛で、中の具がどっしりして、美味しいです。
ローカルグルメというよりは、こちらのお店のオリジナルみたいです。もう一つ秋田市の南にある、由利本荘市にも作っているお店があるようですが。それほど一般的ではないようですが、通販ではすごい人気のようです。
その後は、秋田市街地をちょっとぶらぶら。ダイソーでカセットボンベを買ったり。
恐竜も吠えてました。
そして、道の駅 秋田港へ。
こちらにはポートタワーセリオンというのがありまして、無料で展望台に登れます。
高いところから撮る写真は、ついついジオラマ効果を使いたくなります。建物の上のハートマークわかるでしょうか。
隣の建物セリオンリスタでは、うどんそばの自販機が。
この後はいよいよ秋田県立博物館へ。目的は鹿島様に関する資料だったのですが、昨日雄物川の博物館で見せていただいた資料はありませんでした。その代わりに鹿島様をはじめとする、人形道祖神に関する書籍を教えていただきました。この旅の最中に手に入れるのは難しいので、日本一周を終えた時に、もう一度調べてみたいと思っています。
そして、こちらの博物館には菅江真澄資料センターが有りました。この菅江真澄という人物は、私全然知らなかったのですが、すごい人物のようです。
実は昨日立ち寄った道の駅 せんなん にこの人の仕事を紹介するパネル展示があって、その中に鹿島様を描いた絵がありました。それが頭にあったので、こちらに立ち寄ったのですが、この人はスゴイ。
江戸時代後期に、主に東北地方を旅して回り、それを絵と文章で記録した人なのです。今で言うところの旅ブロガーです。その残した記録は民俗学というか博物学というか、とにかく膨大な量であり、あらゆるジャンルを網羅したものであります。
そして、この資料センターもスゴイのです。膨大な資料がありました。その中には鹿島様に関する絵と文章もありました。
いや、すごい勉強になりました。鹿島様の件も含めもう一度ゆっくり勉強したいと思いました。
そして、こちらの博物館のもう一つの売りがこちら。(グロ注意)
ダイオウイカのホルマリン漬けです。全長3m22cmなのですが、足を折りたたんでいるので、それほど大きく見えません。
このダイオウイカをホルマリン漬けにする行程が、ビデオで流されているのですが、それを見ていたら学芸員の方がいろいろと解説してくれました。身は硬いので食べても美味しくないだとか、体内に浮き上がるための物質があるため、ホルマリンの中に沈めるのが大変だったなど。
閉館時間が16時30分と早いため、ちょっと駆け足になってしまったのですが、これ以外にも膨大な量の展示や体験コーナーが有り、それが全て無料という素晴らしい施設でした。
その後は本日の宿泊予定地、道の駅 てんのう に。
ホントはガッツリ食べたかったのですが、我慢してホタテの串を。そして、こちらには温泉もあるので、温泉に入り、横の公園にある東屋でテント泊です。
こちらの道の駅にも、展望タワーがあって、夜にはライトアップされていました。
本日の走行距離81.65km/総合距離3413.4km
明日はいよいよ男鹿半島です。久々のアップダウンが待っています。
ではでは。