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【53日目】地獄と極楽、恐山へ【2016/06/03】

さて、本日は日本三大霊場の一つ恐山へ。そして、その後下北半島を西へ進みます。

午前7時ころ、むつ市の金谷公園からの出発です。泊まったところの写真撮り忘れました。

恐山への道は最大400m弱の標高となります。500mの竜泊ラインを乗り越えたので、これくらいはいけると信じていきます。

行きはそれほど斜度のきついところはありません。2・3箇所ちょっときついかなというところがあるくらいです。釜臥山展望台へ行く分岐のところから下りになりました。

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そして、ゲートが現れます。ここからは結構な下りになります。下りながら、帰りにこれを登らないとダメなのかと少し心配になります。

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下りきった所に宇曽利山湖があります。この辺から硫黄の匂いがただよいます。

そして、恐山。

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恐山というとこういった建物より、こちら。

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地獄に例えられた風景です。硫黄の匂いが強いところでは、なぜか温泉卵が食べたくなりました。

そして、極楽。

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ガラッと違う光景が広がります。素晴らしい場所でした。想像以上です。

そして、来た道を帰るのですが、来るときに心配していたように、いきなり斜度12%の坂です。最初はなんとか登れたのですが、長く斜度のきつい区間が続きまして、登り切れずに押すことに。ちょっと悔しいです。今の私には12%の坂はまだ無理のようです。

その後10%の坂もありましたが、こちらは区間的にも短くて、問題ありませんでした。

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途中、恐山冷水を汲んでいきます。やはり水道水と違って美味しいです。

むつの街に戻ってからは、まずコインランドリーに行きます。ちょっと値段が高かったのですが、溜まった洗濯物を洗います。

そして、お腹が空いていたので、ガッツリと食事です。

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すき家の牛丼です。チーズ牛丼大盛り。このチーズ牛丼が好きなのです。

満腹になったところで、いよいよ下北半島を西へ向かいます。そして、ここからがお約束の向かい風です。昨日は北東の風だったのに、西へ向かうと西からの風。ホント嫌になります。

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大湊には海上自衛隊の基地があり、ヘリコプターが展示されておりました。カッコいい。

しかし、このあとは延々と向かい風との戦いです。昨日に引き続き気温も高くありません。このような状態の時って、なかなか写真が撮れません。撮るのが億劫になるのか、それとも心のセンサーが鈍ってしまうのか。

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頑張って、向かい風を切り裂き、16時前に目標の道の駅に到着です。温かいものが食べたかったのですが、こちらにある食堂は14時で終了。いくら何でも早過ぎるだろうと思うのですが、それだけ人が来ないということでしょうか。とりあえずパンを購入して、食べます。

道の駅の人にテントを張っていいか確認。最初はちょっと離れたトイレの所に張ってくださいと言われたのですが、最終的に建物の所に張っていいということに。

道の駅の人たちは17時半に帰るので、それ以降なら良いということで、明るい時間からテントを張り、中でゆっくり過ごします。

本日の走行距離75.15km/総合距離4021.8km

明日はまた標高500mに挑戦です。しかもその後にも幾つかのアップダウンが続く厳しいコースです。日本海側北上遍の最終回となる、この試練を乗り越えることはできるでしょうか。

ではでは。

四十七歳の地図~自転車日本一周記~ 目次
2016年の自転車日本一周の記録です。出発前の準備から、旅日記、旅後のまとめまで、目次にまとめて見やすくしました。