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【まとめ3】自転車四国遍路旅で利用したキャンプ場 前編【無料・低価格】

さて、今回は自転車四国お遍路旅で利用したキャンプ場の紹介です。旅前から無料・低価格のキャンプ場を調べており、出来るだけ利用したいと考えていました。実際に使ってみた感想を紹介します。

記事が長くなってしまったので、前後編に分けております。まずは前編、徳島県と高知県のキャンプ場です。

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宮川内公園キャンプ場

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2日目の夜に利用した無料のキャンプ場です。遍路コースから少し外れ、坂道を登るのでお遍路で利用される方は少ないと思います。歩きの場合は、こちらを利用するメリットはありません。

道の駅どなりの向かいにあり、受付などは不要で利用できます。 キャンプ場ではなくて、公園の広場と思っていただければ良いかと思います。駐車場横は、みなさん車で乗り入れていました。

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トイレは道の駅を利用。それ以外にも、廃墟となったホテルの前にもトイレがあります。なお、道の駅にはコインシャワー(15分300円)もあり。炊事棟などはなくて、公園でよく見かける水道が2ヵ所あるのみ。1ヵ所は奥の方なので、駐車場横の広場を利用する人には実質1ヵ所です。

自転車なら車乗り入れエリアから離れ、奥の方へ行くと静かに過ごせます。ただ、国道を走る車・オートバイが多いので、車の音が気になる方にはオススメは出来ません。私が泊まった時は土曜日で、道の駅で休憩するオートバイの集団が多くて、夜中でも話し声が聞こえてくる状況でした。

私は車乗り入れエリアから離れ、奥の方にテントを張りました。奥の方からでも道の駅に行く階段はあり、道の駅へのアクセスに不便はありません。食料に関しては、道の駅以外は近くにお店がないのであらかじめ購入しておいた方が無難です。公園内に照明はないので、夜は真っ暗になりますので、早めの到着がオススメです。

コットンフィールドキャンプ場

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3日目の夜に利用した有料キャンプ場。道の駅や近くの公園には宿泊禁止の張り紙があったため、こちらを利用することにしました。歩き遍路の場合は、順打ちなら12番焼山寺をお参りした後の利用。自転車の場合は、焼山寺への行き・帰りどちらでも利用できます。事前に連絡(当日可)が必要で、フリーサイトが無いためハイシーズンには利用できないことも。なお、受付は20時30分まで開いてます。

ホームページにはオートキャンプ以外の記載はありませんが、管理棟近くのオートキャンプMサイトをフリーサイトのような扱いで利用させてもらえました。1泊1,100円。

自転車の場合は直前の坂道が急なため、近くの温泉に入ってから訪れる時は汗をかいてしまうことも。荷物をこちらに置いてから、温泉に行くのがオススメです。サイトは粒の大きい砂利で、マットを敷いても寝心地はあまり良くありませんでした。ペグも刺さらず。

きっちりと管理されているキャンプ場なので、トイレや炊事棟など施設はきれい。温水シャワー、洗濯機・乾燥機(有料)もあります。乾燥機は家庭用のものなので、利用した人は乾きが遅いと言ってました。ゴミは引き取ってもらえるものと、もらえないものがあります。ビニール・プラスチック・紙類は引き取ってもらえませんので、注意が必要です。

寝るだけの利用ならちょっと高いですが、夜は騒音は皆無で静かに過ごせました。

種崎千松公園キャンプ場

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9日目に利用した無料のキャンプ場です。桂浜対岸の浦戸大橋の付け根にあります。高知市街地に近く、無料で利用できるので人気のあるキャンプ場のようです。

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使用ルールはこのようになっています。別の看板にはバーベキューは、砂浜側ですることと記載がありました。

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公園はかなり広いですが、車・オートバイの乗り入れ不可のため、駐車場近くでテントを張っている方が多かったです。

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水場は屋根なしのこのようなのが、2ヵ所です。トイレは3ヵ所、それほど汚くはありませんが、特別キレイでもありません。このあたりは無料の公園施設というくらいで捉えなければなりません。

コンビニが入り口から歩いて5分もかからないところにあるので、食料の調達には問題がありません。ただ、問題は騒音。浦戸大橋を通る車、夜中に走る暴走族、夜中に騒ぐ人たちと安眠にはほど遠い状況でした。デイキャンプなら良いのですが、泊まるのは向いていないかも。

お遍路の場合は32番禅師峰寺から33番雪蹊寺へ行く途中にあり、利用には向いているのですが、騒音のことを考えるとあまりオススメではないです。

四万十川キャンプ場

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11日目の夜に利用した無料のキャンプ場です。入り口がわかりづらいですが、北側の道から入ります。写真では菜の花の森という文字のあるところからです。

キャンプ場というよりは河川敷の広場で、広くて芝生もキレイなので気持ちよく過ごせます。

私は何もわからずベンチのあるところにテントを張ったのですが、ここはバーベキューエリアとのことで、テントサイトでは無いようです。訪れた時は気づかなかったのですが、トイレの壁に利用ルールに関してのポスターが貼られていました。このバーベキューエリアの両脇がテントサイトとのこと。利用される方は、トイレに貼られたポスターをご確認ください。ただ、夜来られる方などには、このポスターの存在がわからないと思いますが。

このバーベキューエリアには、テーブルとベンチが3ヵ所と水場が2ヵ所あります。トイレにも近いので、1番便利な場所です。それゆえにここにテントを張ったのですが、ここ駄目ならトイレ近くのこんもりしたところが、便利かと思われます。

トイレは和式・汲み取りのボットン便所、汚くはありませんが電球・手洗いも無く、それなりに使いにくくはあります。このトイレを利用したくない人のためか、近くの公園(具同公園・具同4号公園)のトイレの案内もありました。近くといっても、それなりの距離がありますので、緊急時はキャンプ場のトイレを利用するしか無いですけど。

水道は公園で見かけるようなタイプのもの。ただし、蛇口をひねっている間しか出ないタイプなので、非常に不便です。洗い物もしにくいため、私は自炊もしませんでした。顔を洗うのも少し離れますが、具同公園の水道の方が便利です。

お遍路ルートからは若干離れますが、静かに過ごせますので、利用するのも良いかと思います。

樫西キャンプ場

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12日目の夜に利用した無料のキャンプ場です。38番金剛福寺から39番延光寺へ向かう途中の利用ですが、国道から離れるので、多少不便な立地のキャンプ場です。こちらへ行く時は国道からは下りですが、帰りはそれなりの激坂になります。距離は短いので頑張ればなんとかなるでしょうか。付近に食料品を買えるところはないので、あらかじめ食料品を買っておく必要があります。

キャンプサイトは高台にあり、平地は少なめです。トイレの裏手、その近くの小高くなったところ、駐車場近くのスロープ近辺のみ。スロープ近くが1番広くなっていますが、トイレが遠くなるのが難点。自転車ならトイレ付近まで乗り入れは可能、オートバイ乗り入れ禁止の看板などは無かったので、原付で乗り入れている方がいました。

トイレの上は展望台になっていて、オーシャンビューで気持ちの良いキャンプ場です。私の泊まった日は平日ということもあり、私を含めテントは3張りのみ。付近を通る車も無く、静かに過ごせました。

トイレ棟には、トイレ以外にも冷水シャワーがあります。トイレはわりとキレイですが、扉がないので枯れ葉が吹き込みたまっていました。残念なのが、水場がなくトイレの水を利用するしかないこと。トイレの外にホースのついた蛇口があったので、洗い物はそちらを利用しました。

雨が降った時は、駐車場近くのスロープの下が、幾分か雨を防げると思います。

男子トイレ側から多目的トイレへ行く場合に、ちょっと邪魔になってしまうのですが、トイレの裏手にテントを張りました。下がコンクリートになっているので、結露を防ぐことが出来ますので。設備的に色々と不便の多いキャンプ場ですが、きれいな景色や静かに過ごせるなど環境面では最高でした。

後編に続く

【まとめ4】自転車四国遍路旅で利用したキャンプ場 後編【無料・低価格】
さて、自転車四国お遍路旅で利用したキャンプ場の紹介、後編です。記事が長くなってしまったので、前後編に...
2019年 自転車四国お遍路旅 目次
2019年10月4日スタート、自転車による四国八十八ヵ所お遍路の旅。事前の準備や旅中の日記、帰宅後にまとめた記事など。自転車やオートバイ、徒歩によるお遍路を考えている方の参考になればと思います。