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【2017年版】日本一周自転車旅にオススメ! ツーリング自転車15選【archive】

2020年版を書きました。

こちらの記事には生産終了モデルが含まれています。資料の意味でこの記事を残しています。値段やスペックは当時のものです。


先日、「【Tips】日本一周用のオススメ自転車 2017」という記事を書きました。

日本一周用のオススメ自転車 2017 【GIANT グレートジャーニー 生産終了】
今回は、日本一周を終えた今だからこその、日本一周用のおすすめ自転車の記事を書こうかなと思います。 ...

これを書くために、色々な自転車を調べました。一番のおすすめはグレートジャーニーですが、それ以外にもこんな自転車があるよということで、紹介したいと思います。

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ツーリング車に必要な特徴

紹介の前に、まずは私の考えるツーリング車に必要な特徴です。

  • ドロップハンドルであること
  • タイヤが太い目
  • キャリア・泥除けがつけられるダボ穴がある
  • それなりの変速性能があり、低ギア比があること
  • 丈夫であること

ツーリング車やランドナーとして紹介されるものは、ほとんどのものがこれをクリアしていると思います。その上でグレジャニをおすすめするポイントとしてあげた、シフター・ギア比・タイヤなどの違いを記していきたいと思います。

GIANT グレートジャーニー

グレジャニ

フレーム/フォーク素材アルミ/クロモリ
シフターデュアルコントロールレバー
フロント/リアギア28/38/48T / 11-32T 8s
タイヤ・スポーク数26×1.75(47-559) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ360/430/480
標準価格¥100,000(税抜価格)
付属品泥除け、前後キャリア、前後サイドバッグ

一番のおすすめグレジャニです。くわしくは

日本一周用のオススメ自転車 2017 【GIANT グレートジャーニー 生産終了】
今回は、日本一周を終えた今だからこその、日本一周用のおすすめ自転車の記事を書こうかなと思います。 ...

ルイガノ LGS-GMT

gmt

フレーム/フォーク素材アルミ/クロモリ
シフターデュアルコントロールレバー
フロント/リアギア28/38/48T / 11-32T 8s
タイヤ・スポーク数26×1.50(40-559) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ420/470
標準価格¥99,000(税抜価格)
付属品泥除け、後キャリア、後サイドバッグ、センタースタンド、 フロントバーバッグ

こちらもグレジャニと同じくらい自転車日本一周に使われています。性能的にはグレジャニとほぼ同じと考えてよいかと。

違いはフロントキャリアがない、フロントバーバック・センタースタンドがついていること。タイヤが耐パンク性能に優れたシュワルベマラソンプラス(グレジャニより少し細い26×1.5)、タイヤバルブが米式というところが、個人的にはポイントが高いです。

ちなみに2016年モデルまでは、フロントキャリアがついておりました。壊れやすいと評判だったので、付けるのをやめてしまったのでしょうか。

ボトムブラケットやハブがシマノ製でないのが、少しマイナスポイントです。

性能的にグレジャニとほぼ同じと書きましたが、自転車の骨格とも言える、フレームのジオメトリーを見ると少し違います。どちらがより自分にあっているかは両方に乗って、比べてみるのが一番良いのですが、なかなか難しいのが現実です。

グレジャニとGMT、どちらを選んだとしても問題はないと思います。

アラヤ フェデラル

fed

フレーム/フォーク素材クロモリ/ハイテン
シフターWレバー(ダウンチューブレバー)
フロント/リアギア28/38/48T / 11-30T 8s
タイヤ・スポーク数26×1-3/8(37-590) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ440/500/540
標準価格¥60,000(税抜価格)
付属品泥除け

こちらも最近の自転車日本一周でよく使われています。ポイントは値段が安いところです。ただ、キャリアやサイドバッグがついていません。これらに追加投資が必要ですが、自分好みのものを選べると思えばよいかも。

シティ車で採用されている26×1-3/8タイヤは、日本で一番入手性の良いタイヤです。トラブルにあったときでも、少しは安心です。効きが悪いと言われているカンチブレーキですが、シマノのシクロクロス用のカンチブレーキを採用しているところに、アラヤの良心が見られます。

あえて欠点を挙げるとすれば、シフターがWレバーということです。昔はWレバーが普通でしたから、問題はないのですが、デュアルコントロールレバーがある現在は、若干のマイナスでしょうか。

荷物満載の自転車で、片手を離して変速するというのは、意外とバランスを崩しやすいと感じました。もちろん慣れればそれほど問題はないといえますが、暗いトンネルや斜度のきつい上りでは、デュアルコントロールレバーの方が良いと思います。

もうひとつタイヤバルブが英式ということ、これもシティ車と同じものです。英式バルブは空気圧管理がきっちりとできないという欠点があるのですが、空気入れを借りることができる可能性が高いという利点もあるので、欠点というほどのことではないかな。

最後に脚力に自信がない人はリアスプロケットを11-32Tに交換することで、ギア比を少し低くすることが出来ます。

アラヤ ツーリスト

tur

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターWレバー(ダウンチューブレバー)
フロント/リアギア28/38/48T / 11-32T 8s
タイヤ・スポーク数26×1-3/8(37-590) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ490/530/570
標準価格¥95,000(税抜価格)
付属品泥除け、フロントキャリア、フレームポンプ

クロモリ ロストワックス フォークやラグフレームから泥除けにいたるまで、フェデラルよりグンと質感を上げたツーリング車です。

アラヤはフェデラルをサイクリング車、ツーリストをツーリング車、今回紹介しないスワローをランドナーとカテゴライズしております。しかし、ツーリストは(狭義の)ランドナーと呼んでもよいのではないかと。ランドナーらしくない点といえば、ハンドルバーがマース型というくらいでしょうか。

フェデラルと比較すると使われているパーツがそれぞれ良いものとなってます。ただ、走行性能に大きく関わってくるかというと、それほどでもないので、質感を重要視しなければ、フェデラルでも十分だと思います。

リアスプロケットが11-32Tで、より低ギア比があるのが違いでしょうか。あと、フレームポンプ(空気入れ)がついているのが、ちょっと嬉しいところです。なお、フェデラルと違いこちらのタイヤバルブは仏式です。

フロントキャリアはついておりますが、サイドバッグは付けられないので、フロントにサイドバッグを付けるのであれば、フロントキャリアを交換する必要があります。

ミヤタ アイガー

eiger

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターWレバー(ダウンチューブレバー)
フロント/リアギア28/38/48T / 11-25T 8s
タイヤ・スポーク数26×1-3/8(37-590) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ470/520/550
標準価格¥129,900(税抜価格)
付属品分割式泥除け、フレームポンプ、トゥークリップ

ミヤタのランドナーです。スペック的にはアラヤのツーリストに近いです。ただ、使われているパーツが結構違います。パーツ的にはツーリストのほうが良いかなと思います。

一番の疑問点はリアスプロケットが11-25T 8Sとなっていること。(ミヤタのHPより)ただ、使われているSunrace製CSR86には11-23T、11-28T、12-25Tの3種類しかないようです。(SunraceのHPより)11-28Tの間違いなら良いのですが。

もし11-25Tなら、一番軽いギアはフロント28Tでリア25T。ギア比は1.12です。これだと斜度のきつい坂を荷物満載で上るのは、脚力がないと厳しいかと思います。交換すれば良いかなとも思うのですが、CSRのリアスプロケットは、シマノと互換性があるのでしょうか。そこが気になります。

アラヤのツーリストと比較すると、こちらはハンドルバーがランドナーバーですし、泥除けも分割式、さらにペダルにはトゥークリップもついております。ツーリストよりも、よりランドナーらしいモデルかと。その分お値段も高いですが。

マルイシ エンペラー ツーリングマスター

emperor650

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターWレバー(ダウンチューブレバー)
フロント/リアギア28/38/48T / 13-26T 8s
タイヤ・スポーク数26×1-3/8(37-590) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ490/520/550
標準価格¥110,000(税抜価格)
付属品分割式泥除け、トゥークリップ

丸石のランドナーです。スペック的にはアラヤのツーリスト、ミヤタのアイガーに近いです。3台とも使われているパーツが少しずつ違っていて、比べてみると面白いです。

こちらはリアスプロケットが13-26T 8S。一番軽いギアはフロント28Tでリア26T。ギア比は1.08です。こちらも斜度のきつい坂を荷物満載で上るのは、脚力がないと厳しいかと思います。シマノのリアスプロケットなので、交換することでツーリストと同じように11-32Tにできます。

メーカーHPのスペック表が雑で、詳しいパーツ型番がわからなくて、ちょっと残念です。

マルイシ エンペラー ツーリングコンダクター

emperor700

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターWレバー(ダウンチューブレバー)
フロント/リアギア28/38/48T / 11-30T 8s
タイヤ・スポーク数700×32C(32-622) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ510/540
標準価格¥110,000(税抜価格)
付属品分割式泥除け、トゥークリップ

こちらはちょっと珍しい700cランドナーです。この呼び名が正しいかどうかは別として。スポルティーフと呼ぶのはちょっと違う気がするので。700cのタイヤを採用している以外は、正統派ランドナースタイルと言って良いかも。

ツーリングマスターと違い、リアスプロケットは11-30Tです。こっちのほうが安心です。タイヤ幅が今まで紹介してきたものよりも細くなっているので、より高速向けかなと。代わりにパンクのリスクが増えますが。

体の大きい人ならツーリングマスターよりも、こちらを選ぶのも良いのではと思います。

パナソニック OJC4

ojc

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターWレバー(ダウンチューブレバー)
フロント/リアギア30/39/50T / 11-32T 8s
タイヤ・スポーク数26×1.50(40-559) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ460/510/550
標準価格¥170,000(税抜価格)~
付属品分割式泥除け、トゥークリップ、フレームポンプ、
フロントキャリヤ、LEDバッテリーランプ

パナソニックの26インチHEランドナーです。スワローランドナーのタイヤが650Bになったため、マスプロ車としては唯一のものになります。

クランクセットがシマノのクラリス。インナーギアが30Tとちょっと大きめ。それにしてもこのクランク、ランドナーには似合わないデザインだなと思う。

カスタムオーダー車なので、ハンドル幅やステム長、本体カラーが選べます。完成車を買うよりはフレームセットのみを買って、自分好みのパーツで組みたいものです。

ライトウェイ ソノマ アドベンチャー

sonoma

フレーム/フォーク素材軽量スチール/軽量スチール
シフターデュアルコントロールレバー
フロント/リアギア30/39/50T / 12-28T 7s
タイヤ・スポーク数700x40C(42-622) 32h
ブレーキディスクブレーキ
フレームサイズ420/500
標準価格¥79,800(税抜価格)
付属品なし

ライトウェイというメーカーは、アメリカのGT BICYCLEの100%出資日本法人として、スタート。現在は独立して、日本の会社となっております。

こちらの自転車、デュアルコントロールレバー、そしてディスクブレーキを採用と、日本のツーリング車としては、珍しいものとなっております。それでいて、この価格。

使われているコンポがターニーという、シマノの最下級グレードです。このターニーグレードは今やスポーツバイクではあまり使われないリア7段です!ターニーグレードや7段が悪いわけではないですが、何か意図があってなのか、それともただのコストダウンのためなのか。

ハブやBBなどホームページを見ても、使用されているメーカー名が書いていないので、それなりのパーツしか使われていないと思います。コンセプト的には面白いのですが、コストダウンのために、犠牲になっているものがあるのではと。

この自転車を人におすすめはしないのですが、でもすごく気になります。デュアルコントロールレバーにディスクブレーキ、ダボ穴がたくさんある鉄フレーム、700x40cのタイヤを履けるクリアランス。将来、この形がツーリング車の標準となってもよいのではと思うのです。

これを買って、しっかりとしたパーツで組めば、どんなものができるだろうと。そんなことを妄想させてくれる自転車です。フレームだけで欲しい!

BRUNO 700C COMFORT TOURING DROP

700c_touringdrop

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターデュアルコントロールレバー
フロント/リアギア30/39/50T / 不明 7s
タイヤ・スポーク数700×32C(32-622) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ450/520
標準価格¥64,000(税抜価格)
付属品なし

BRUNOは一応スイスのブランドということですが、どこで作っているのかは不明。お洒落な作りのホームページですが、会社概要や自転車のスペックなど、よくわかりません。

700cのタイヤにデュアルコントロールレバーを採用したツーリング車です。ソノマと違うのはブレーキがカンチブレーキ、タイヤが32Cなど。コンポはソノマと同じくターニー。カンチブレーキなので、こちらはさらにお安くなってます。

ただ、リアスプロケットが何を使われているのか、不明。ホームページを見るより、実物を見て買ってくださいということなのかもしれませんが、何のためのホームページなのでしょうか。

リアのダボ穴がひとつしか無いようなので、キャリア+泥除けを付けるにはひと工夫がいりそうです。

デュアルコントロールレバーを採用したツーリング車ということで、興味のわく自転車なのですが、詳細がわからないので、おすすめできません。

GIOS スパジオ ドロップ

spazio

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターWレバー(ダウンチューブレバー)
フロント/リアギア28/38/48T / 11-28T 8s
タイヤ・スポーク数700×28C(30-622) 32h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ490/520
標準価格¥102,000(税抜価格)
付属品泥除け、フロントキャリア

ジオスブルーで有名なジオスのツーリング車です。この自転車で日本一周をされた方もいますので、実績のある自転車です。

ただ、私的にはタイヤの太さが28Cであることや、スポークが32本であること、低ギア比が1.0であることから、おすすめはしません。

可能であればタイヤを32Cに、リアスプロケットを11-32Tにしたいところです。もしくは荷物を極力減らした、高速ツーリングなら良いかなと思います。

JAMIS AURORA

aurora

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターバーエンドコントローラー
フロント/リアギア26/36/48T / 11-32T 9s
タイヤ・スポーク数700×32C(32-622) 36h
ブレーキカンチブレーキ
フレームサイズ500/530
標準価格¥110,000(税抜価格)
付属品泥除け、リアキャリア

バーエンドコントローラーを採用したツーリング車です。バーエンドコントローラーを使ったことがないので、実際のメリットデメリットはわからないのですが、海外のツーリング車では、よく採用されているようです。Wレバーよりは変速時の手の移動距離が少なくてすみます。

ポイントとしてはリア9段によるチェーン・リアスプロケットの耐久性でしょうか。日本一周用としてなら、それほど問題はなと思いますが。よりリスクを減らすことを考えたときには、リア8段モデルが良いと思うのです。

あと、フレームサイズが500からと大きいので、体の小さい人には向いていないです。

TREK 520 DISC

trek

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターバーエンドコントローラー
フロント/リアギア26/36/48T / 11-32T 9s
タイヤ・スポーク数700×32C(32-622) 36h
ブレーキディスクブレーキ
フレームサイズ480/510/540/570/600
標準価格¥129,000(税抜価格)
付属品リアキャリア、トゥークリップ

TREKの作るツーリング車はバーエンドコントローラーにディスクブレーキ。上で挙げたAURORAとの大きな違いは、ディスクブレーキであること。

ブレーキに関しては今まであまり話題には挙げておりませんでしたが、これからのツーリング車はディスクブレーキになっていくのではと思ってます。何よりも雨に強いというのが、心強いです。

ディスクブレーキは調整が難しいと聞いたことがあります。実際にディスクブレーキの自転車に乗ったことがないので、メンテナンス面に関してはなんとも言えないのですが。ただ、これからディスクブレーキのツーリング車が増えていき、ノウハウが貯まってくるといいなと思ってます。

TREKのホームページでは「クラシックなスチール ツーリングバイクの完成形」と。

AUROAがTIAGRAなどのロードバイクのコンポを使っているのに対し、520DISCはマウンテンバイクのコンポを使用しています。どっちが良くてどっちが悪いということはないのですが、メーカーのツーリング車に対する考え方がこのようなパーツ構成に表れていて面白いのです。

フレームサイズがたくさんあるのが、すばらしい。

KHS Montana Tour

montana

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターサムシフター
フロント/リアギア26/36/48T / 11-34T 9s
タイヤ・スポーク数26×1.75(47-559) 36h
ブレーキVブレーキ
フレームサイズ410/460
標準価格¥100,000(税抜価格)
付属品泥除け、片面ビンディングペダル

サムシフターにVブレーキと、非常にユニークなツーリング車です。Vブレーキを使用してますが、なぜかディスクブレーキ台座もあります。

シマノ製パーツがハブとリアスプロケット、チェーンのみ。シフターやディレイラーはMaicroshiftという台湾メーカーのものです。

低ギア比は0.76ですので、これならどんな激坂でも大丈夫かも。ただ、ここまで要らないかも。

サムシフターがハンドルバーのステム近くについているので、フロントバーバッグや、サイコン、スマホホルダーの取付けがひと工夫いりそうです。

ついてくるペダルが片面ビンディングというのも、ユニーク。個性派ツーリング自転車です。

MASI CX

cx

フレーム/フォーク素材クロモリ/クロモリ
シフターデュアルコントロールレバー
フロント/リアギア30/39/50T / 11-32T 8s
タイヤ・スポーク数700×38C(40-622) 32h
ブレーキディスクブレーキ
フレームサイズ470 / 490 / 510 / 530 / 560
標準価格¥125,000(税抜価格)
付属品なし

MASIからはその名もズバリのRANDONNEUR(ランドナー)という自転車も販売されているのですが、リア10段のため、こちらのCXをとりあげます。シクロクロスといってよいでしょうか。

メーカーのホームページではADVENTUREではなく、CX / GRAVELのカテゴリーに入っております。デュアルコントロールレバーにディスクブレーキ、太めの700Cタイヤと、パーツ構成としては、私の思うこれからのツーリング車の標準です。

ただフレームのジオメトリーがロードバイクに近いのかなと。ホイールベースが短いです。またフロントフォークもストレートフォークです。このあたりが乗り心地としてどうなのか。若干の疑問の残るところです。

この記事を書いている中で、一番乗ってみたいなと思った自転車です。

まとめ

以上、日本一周自転車旅用ツーリング自転車15選です。

アラヤスワローランドナーやビアンキANCORA、SURLY LONG HAUL TRUCKER はリア10段のため、とりあげませんでした。それ以外にもアラヤディアゴナールといったスポルティーフも、フロントが2段のため、除外しております。

おすすめとしてはグレートジャーニーですが、それ以外ではルイガノGMT、アラヤフェデラルを挙げておきます。ルイガノGMTは、ほぼグレートジャーニーと同等です。

アラヤフェデラルは6万円という低価格ながら、使われているパーツがしっかりとしたものが多いかなと。ランドナーという形にこだわりたい方には、アラヤツーリスト、ミヤタアイガー、マルイシエンペラー、パナソニックOJC4が良いかもしれません。しかし、ツーリング車としてみた場合は、それらよりも、フェデラルで十分だと思います。

もう一つ挙げておきたいのが最後に紹介したMASI CXです。デュアルコントロールレバー、ディスクブレーキ、太めの700Cタイヤが、私にとっては今現在の理想のパーツ構成です。

どのような自転車でも、日本一周は可能です。ママチャリでも、ロードバイクでも、ルックMTBでもです。愛着のある自転車があるのであれば、それでするのが一番かと思います。

ただ、長距離旅を前提としていない自転車で、それを行うにはそれなりのリスクがあります。また、操作性やパーツ構成により、体への負担も変わります。

ここに挙げた15台の自転車は、長距離旅を前提としたツーリング車です。どの自転車を選んだとしても、それなりに楽に安心して日本一周ができるのではと思います。

最後に、このブログを書いている途中に↓こんなブログの記事を見つけました。

http://ysroad-kanpachi-r1.com/itemblog/2015/05/post-2375.html

ツーリング車の選び方を「スピード」←→「積載量」、「STI」←→「Wレバー」の2軸で解説しております。これがなかなか、わかりやすい。

Y’sRoadというスポーツサイクルショップの店員の方が書いたものです。2015年の記事なので、例としてあげられている自転車に今は無いものもありますが、グレジャニやGMT、フェデラルなど現行のモデルもたくさん挙げられています。

あわせて日本一周の自転車選びの参考にしていただけたらと思います。