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【鉄道遺産】無料で列車に泊まれる、道の駅おこっぺのルゴーサエクスプレス【北海道】

さて、6月に近づいてくると、北海道に上陸する日本一周チャリダーも増えてくるはずです。2016年自転車日本一周の経験から、北海道のおすすめスポットやローカルグルメを記しておこうかなと思います。

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北海道には無料キャンプ場や無料宿泊施設、低価格で泊まれるライダーハウスなどたくさんあります。その中には廃線となった駅の駅舎や車両を利用したものも。今回は列車に無料で泊まることのできるルゴーサエクスプレスを紹介します。

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場所

ルゴーサエクスプレスがあるのは、最北端の町、稚内からオホーツク海側を南に下って行き、流氷の町として有名な紋別の手前にある興部(おこっぺ)町。道の駅おこっぺのある、ジョイパーク・アニュウの敷地内にあります。

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ルゴーサエクスプレスはキハ22を改装した2両編成。簡易宿泊施設「出あいの宿」と簡易休憩所「語らいの舎」で構成されています。簡易宿泊施設「出あいの宿」は、午後4時から翌朝10時まで。簡易休憩所「語らいの舎」は午前9時から午後6時までの利用です。

利用できる期間は5月から10月末までとなってます。

おすすめポイント

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おすすめポイントはなんといっても無料で宿泊できるということ。雨がしのげて、電源もあり、数は少ないですが布団もあります。これが本当に無料で良いのかというぐらいのクオリティです。

私が利用したときはなかったのですが、2017年からは無料の洗濯機も設置されたようです。

また鉄道好きな人にとっては、キハ22に泊まることができるというだけでうれしいでしょう。

利用するにあたって

利用するには道の駅にて申し込みが必要です。観光協会のホームページでは先着10名までとありますが、混み合う時は15名程度まで対応していただけるようです。この場合は簡易休憩所「語らいの舎」側も利用するようです。

道の駅営業時間は、5月から10月までは、午前9時から午後6時まで。受付時間以降は、列車内に備え付けの利用者名簿に記入すれば利用可能です。

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列車の中は、座席を全部無くして片側を通路にし、小上がりになった寝床がある造りです。

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車両内には、洗面台とトイレもあります。トイレは水洗式になっているので、列車のトイレそのままではないので、安心して使えます。ただ、和式トイレが苦手な方は、道の駅のトイレを利用するという手もあります。こちらは洋式、ウォシュレットもありです。

列車内は火気厳禁なので、自炊は不可です。外でつくるか、購入してくるか、外食となります。なお、徒歩圏内でAコープやセイコーマート・ローソンもあり。食事処もたくさんあるので、食べることに困ることはありません。

また私は利用しませんでしたが、近くには公衆浴場もあります。

料金について

おすすめポイントでも書いたように、無料です。

道の駅おこっぺは元興部駅

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現在、道の駅おこっぺがある場所には、かつて興部駅がありました。名寄本線の廃線に伴い、1989年5月で廃駅になったのです。その跡地に道の駅が作られたというわけ。

また、道の駅の一角には1992年6月から、興部町により「興部交通記念館」が開設。地域の人の鉄道への思いが、その展示から感じ取ることができます。

ルゴーサエクスプレス

開設期間:毎年5月から10月頃まで
住所:〒098-1614 北海道紋別郡興部町字興部幸町
電話番号:0158-82-2385

以上、おすすめの無料宿泊施設でした。

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