さて、昨日は敦賀半島東側の立石岬へ行ったのですが、本日は西側にあるもんじゅを見に行きます。敦賀半島はグルっと廻ることが出来ないので、こういう形にします。
敦賀港の公園の東屋にて、朝4時ころ起床。
まずはブログ作成、テントを張った東屋は火気厳禁の貼り紙があったため、テントを撤収後別の東屋へ。その東屋には先客がいたので、結局バーナーは使わずに朝食を。
また、こちらの公園にはトイレがないため、別の公園に移動。本日の予定を考えます。
朝の敦賀は天気がよろしくなく、今にも雨が降り出しそう。雨雲レーダーを確認したところ、雨雲がお昼くらいには敦賀半島まで来そうなので、出発をためらいます。
散々迷った挙句、とりあえず出発することに。進まずに後悔するより、進んで後悔です。
敦賀にも赤レンガ倉庫があるのですが、観光用になってしまったものより、こちらの現役の倉庫の方が好き。
気比の松原を通り、昨日も走った敦賀半島東側の道を北上。途中から西に向かいます。ちょっとした坂を登り、トンネルを抜け下った先には、水晶浜。
砂が細かくて、キレイです。和歌山の白良浜ほどではないですが、白っぽい砂浜でとてもキレイです。ただ、北を向くと見えるのが、美浜原発。
RCサクセションのサマータイムブルースという歌の「ひと気のない所で泳いだら 原子力発電所が建っていた」という歌詞を思い出しました。原発が見える海水浴場ってどうなんだろう。地元の人はあまり気にしないのかな。
そういえば昨日行った、立石岬の手前にも敦賀原発がありました。入り口のところで写真を撮ろうとしたら、警備員さんに写真は撮らないで下さいと言われたのです。やっぱり、ピリピリしているのですね。
水晶浜から北に向かって行き、ちょっとしたアップダウン越えた先には、高速増殖炉もんじゅがあります。
もちろん、もんじゅの方にはいけませんので、もんじゅが見られるという白木の方へ行きます。
ちなみにもんじゅについてはこちら↓を
もんじゅ
原子力発電の可否はとりあえずおいておき、ナトリウム冷却高速中性子型増殖炉って言葉の響きがカッコいいです。高速増殖炉って夢の様な話だと思うのですが、果たしてこの先もんじゅはどうなるのでしょう。
私は今のところ原子力発電に対しては、否定も肯定もしません。日本全国の原発を見て廻り、原発を取り巻く環境などを見て、色々考えたいと思ってます。
白木の浜から見たもんじゅ。こちらも美しい砂浜でした。
もんじゅを見たので、撤収です。また、来た道を水晶浜まで戻ります。水晶浜でちょっと休憩。
そして、今度は三方五湖方面へ。相変わらずのアップダウンの道を走ります。
途中、菅浜の生協にて第2朝食。福井のローカルドリンク、ローヤルさわやかとサンドイッチ、金沢カレー風のもろこし棒。
海沿いの道から国道27号線に合流。交通量が多くて、走りにくい。三方五湖を見るポイントとしては、レインボーラインという自動車専用道路があるのですが、もちろん走れません。
湖沿いに行く道もいまいちわかりにくいので、結局道の駅 三方五湖 へ行くことに。ここからだと三方湖を見ることが出来ます。
道の駅の手前には、縄文博物館が。ちょっと面白い建物です。中には入らず、先に進みます。この時は結構いい天気になっていて、快調に進んでいたので、このままだと舞鶴まで行けるかもと思い、先を急ぎました。
そして、道の駅 三方五湖 に到着です。天気次第ではこちらの道の駅で停滞も考えておりました。テントを張るには良さそうな道の駅ですが、周りにはなにもないので、ちょっと停滞には向いてないかも。
また、物産店はあるのですが、お弁当はうなぎ弁当(700円)しかなくて、食堂もありません。ここで食事でもと考えていたのですが、先に進むことに。
道の駅からは三方湖が見られるのですが、あまりキレイではなくて。三方五湖は5つの湖の水の色を見てこそなので、まぁしょうがないかなと。
道の駅から少し進んだところにあるドライブインで昼食です。ソースカツ丼。昨日のパリ丼もそうですが、ご飯にソースというのが、好みの分かれるところかと。関西人は何にでもソースをかける人がいるのですが、他の地方ではどうなのでしょう。
さらにアップダウンを越えて、進みます。下った先にこんもりと島が見えました。
この写真を撮って走りだしたら雨がポツポツと。しばらくはそのままで走るのですが、結構激しい雨になってきたので、木陰でなんとかしのぎます。
少し弱くなったところで、先に進み雨宿りが出来そうなところを探します。ちょうど海浜自然センターという所があったので、そこの軒下へ避難。しばらくすると先程よりさらに激しい雨に。
しばらく止みそうにないので、海浜自然センターの中を見学です。海浜自然センターという名前ですが、実質三方五湖に住む生物の水族館です。入場無料。
魚とか生物にあまり興味が無いので、ひと通り見るだけです。中に足湯があったので、足湯にでも浸かろうかと思って外を見ると雨が止んでいました。足湯はやめて、出発です。
ここからは雨が降ったり止んだりの繰り返しです。ただ、道の駅以降の国道162号線はトンネルが多くて、雨が降ったらそこでやり過ごすことも出来ます。しかも、トンネルは歩道部分がしっかりあって、停まっていても大丈夫ですし、走りやすいのです。
高いところから見下ろす風景は良いものですね。
棚田もありました。この辺りで雨が降ってきたので、しっかり写真が撮れなくて残念。
そんなこんなで、小浜市街地へ。
とりあえずJR小浜駅に。
ずい分前に小浜には来たことがあって、その時に気になっていた食べ物を探します。
カレー焼きという食べ物です。お店の前には小浜名物と銘打っているのですが、それほど一般的ではなくて、このお店の名物といったところでしょうか。回転焼きとか大判焼きと呼ばれるものの、中がカレーになった食べ物です。形は細長いですが。
食べた感じはカレーまん。特別美味しいというほどではありませんでした。安定した美味しさと言いましょうか。
そして、本日の宿泊予定地、道の駅 若狭おばま へ。
小浜は塗り箸生産日本一だそうで。道の駅でも販売しているのですが、すごく綺麗な箸でちょっと欲しくなりました。お値段も高いものから手頃なものまであったので、悩んだのですが、結局やめてしまいました。
こちらの道の駅はテントを張るスペースもあり、物産展も充実、本格的な食堂はないのですが、バラエティに富んだファーストフードコーナーありと、充実しています。明日が一日雨予報なので、ここなら停滞しても良さそう。しかも、周りには神社やお寺、古い町並みなど見どころも満載です。
明日行きたいと思っている神社のことを観光案内の人に尋ねたところ、その神社以外のことも色々と教えて下さいました。そして、本日は小浜駅周辺ではお祭りがありますよと。300年の歴史を持つ、若狭地方最大の秋祭りということでした。
道の駅からは少し距離があるのですが、雨が降ると嫌なので、傘を持って歩いて見に行くことに。
八幡神社の例祭で放生祭と呼ばれております。町のいたるところで演し物が行われるのですが、山車・大太鼓・神楽・獅子・神輿と5種類もあるのです。ひとつの祭りで5種類もの演し物があるのは、珍しいとのこと。
山車。屋台にちょっと引っかかって、ストップしちゃったところです。
大太鼓。小さな女の子も叩きます。
獅子。獅子舞のようなのではなくて、結構激しい踊りを見せてくれます。後ろで笛を吹いている人は、虚無僧のような格好です。
すべての演し物を見ることは出来ませんでしたが、面白くて、いろいろ興味深いお祭りでした。お祭りを見終わった後は、道の駅に戻り夕食です。
焼き鯖寿司と、お祭りの帰りにローソンで買った唐揚げ。
食後はテントを張って本日は終了です。
本日の走行距離75.47km/総合距離10928km
明日は雨なら停滞決定ですが、雨が降らなくても停滞するかも。小浜の町が楽しそうなので、色々見て回ろうかなと。
ではでは。