さて、本日は積丹半島を北へ、神威岬を目指します。
道の駅 みなとまーれ寿都 にて起床。昨日の天気予報では本日は朝から晴だったのですが、午前5時、どんよりとした曇り空。今にも雨が降り出しそうな感じです。しかも、寒い。
天気が良かったら、近くの公園でテントを干してから出発しようと思っていたのですが、乾きそうな日差しもなく、あまりにも寒いので、体を温めるためにも出発します。
午前7時スタートです。
寿都も風の強い街のようで、風力発電の風車がたくさん並んでいました。
走りだしてわかる、本日の寒さ。風も強く、向かい風。
しばらく進むと鰊御殿。ニシン漁でかなり儲かったようで。
しばらく走って、午前9時、道の駅 シェルプラザ港 に到着。あまりにも寒いので温かいものがほしいのですが、自動販売機の飲み物は全て「つめた~い」、売店ではソフトクリームのみ。結局何も買わずにスタート。
今日のルートはトンネルが多い。しかも、長いトンネルが。刀掛トンネル2754m、弁慶トンネル1048m、雷電トンネル3570mと続く。
トンネルを抜けて道の駅 いわない に。道の駅に食堂はなかったのですが、近くに食堂があったので、そちらで早目の昼食。
焼き魚定食、カレイです。売りは海鮮丼やウニ丼なのですが、温かいものが食べたくて。魚はホッケとカレイで選べたのですが、昨日ホッケを食べたので、カレイを選択。焼き魚は美味しい。
こちらのマスコットキャラクター、たら丸。
この辺りから雨がポツポツと降り始めます。ただ、それほど強くはなく、霧雨のような感じに。
しばらく進むと泊村に。泊村といえば、原子力発電所です。原子力PRセンター「とまりん館」があります。
なかなか立派な施設です。プールも併設されています。
原子力発電の仕組みが詳しく説明されています。しかも作りがなかなかかっこいいのです。子供向けにゲームコーナーあり、福島の事故を受けての安全への取り組みの説明ありと、なかなか真面目に取り組んでおります。予約すれば展望台からの発電所の見学もできるようで、伊方原発のきらら館に負けない施設でした。
その後はトンネルばかりです。
時々現れるユニークな景色?落石防止かな?
すごい所に家が立っているなぁと。
この後、道の駅 オスコイ!かもえない に到着。そして雨がちょっと強くなったので、道の駅にて様子を見ます。
ここでも自販機は冷たい飲み物しかなく、売店ではアイスクリームのみ。どうなってるのか、北海道。
30分ほどで雨は弱くなったので、出発することに。そして自転車に戻ると、やられました。
後ろにつけていた食パンがカラスに食べられていました。コンビニ袋だとカラスにやられるので、100均で買った小洒落たビニール袋に入れていたのですが、やられてしまいました。
袋はボロボロで中の食パンは突かれてもう食べれません。残り4枚もあったのに…
気を取り直して、出発したのですが、今度は雨が強くなります。レインウェアを着て進みます。幸いというかトンネルが多いので、濡れなくて済みます。また、このあたりからのトンネルは歩道がしっかりとあるので、比較的走りやすいです。
目的の神威岬まで、ひたすら走るのみです。
途中、立派なトイレの施設があり、雨宿りしてコーヒーを作って飲みます。やはり、温かいものを飲むと落ち着きます。
トイレの裏手に積丹の碑があったので、撮影。
残り僅か、神威岬への坂道を登り、ついに到着。
神威岬の駐車場に到着です。
ここからは歩いていきます。
そして、「女人禁制の門」を過ぎると、息を呑むような景色、絶景です。曇っているのが残念ですが、本当にスゴイ!
佐渡ヶ島の大野亀で見た、カンゾウの花がここにも。
海の色は曇っているせいかそれほど青くないのですが、それでもすごく綺麗でした。
岬には灯台があります。北海道では5番目に古い灯台とのこと。
そして、岬の先には、
神威岩。つくづく、曇り空が残念。
帰り道も絶景です。
最後にカメラのドラマチックトーンという機能を使って撮ってみました。なかなか面白い写真になりました。
神威岬を堪能して、本日の寝床、道営野塚野営場を目指します。雨が降り出しそうになってきたので急ぎます。
神威神社がありましたが、写真だけで。
なんとか雨が降らないうちに到着です。道営野塚野営場は無料のキャンプ場。本日はこちらでテント泊です。
本日の走行距離103.32km/総合距離4559.8km
明日は余市、小樽、そして札幌まで行ければ。
ではでは。