さて、今回は日本一周を終えて、放置してあったオルトリーブのサイドバッグを、補修した話その2です。今年はいっぱい旅に出ようと思っているので、これらを補修しようと。
その2として、オルトリーブ フロントローラー右側の補修です。
前後サイドバッグの中で、1番傷んでいたものです。中にはパソコンなど、電子機器を入れていたので、それなりに重かったのと、ネットカフェ利用時にも持ち込んだ(他のバッグはつけっぱなしが多かった)ため、傷みが激しいのかなと想像しています。
現状確認
全体写真を撮り忘れてしまったのですが、底面には穴はないものの補強したテープはかなり傷んでいました。また、側面に小さな穴があったのは左サイドバッグと同じです。
1番の違いは、接着部分の剥がれがあったこと。これが致命的な傷みです。オルトリーブのバッグは縫い目がなくて、接着してとめているのですが、それが剥がれてしまっているのです。
こちらの記事で書いたときよりも、さらに広がっておりました。
分解・掃除
左サイドバッグと同じように分解・掃除します。使った工具は同じ。
トルクスもしくはヘックスローブと呼ばれる星形のネジを外す、ラチェットドライバー。
12のめがねレンチ
ラジオペンチです。
外せるところは外してしまいました。掃除は省略します。
補修
剥がれたところ修復するために、接着剤を使用。プラスチック用となってますが、布やPVCも接着可能なので、これで大丈夫です。ダイソーにて購入。
接着が剥がれているところに、接着剤を塗り、しっかりと押しつけます。
乾いたところで、透明テープを使って。補強します。
幅が50mmで広すぎるので、半分切りました。
接着したところを、ふさぐような形で貼り付けます。
剥がれていないところも含めて、4カ所補強しました。表だけだと、不安なので裏側も補強します。
ひっくり返して、コスト面を考えて、こちらはパワーテープで補強。こちらは幅はそのままで、しっかりと補強です。
剥がれ以外にも、穴の空いているところを、ふさいでしまします。
側面を2段分、透明テープで補強。左右とも、結構上の方で、小さな穴が空いていました。
底面の補強は左サイドと同じように。その後は外したパーツを取り付けます。
これで完成。右下の方に、テープの傷みがあったので、さらに上から透明テープを貼っています。
裏面も一部、傷んでいた部分があったので、パワーテープで補修しています。
以上で補修は終了です。接着が剥がれたところを、テープで補強したので、折り曲げるときのしなやかさは無くなりました。しかし、防水に関しては、これで問題ないのではと思ってます。
なんとか今年使い切ることが出来ればと思ってます。
私の持っているフロントローラーは、もう生産されていません。現在は販売されているモノは、こちらです。