さて、今回はオルトリーブの防水フロントバッグ、グラベルパックを購入した話です。
以前書いたように、日本一周に使ったフロントバッグが、何故か接着が剥がれて使い物にならなくなってしまいました。

このときにオルトリーブのサイドバッグを検討しました。結局、2017年に発売になった、バイクパッキングシリーズのグラベルパックを購入することに。
オルトリーブ フロントサイドバッグ比較
オルトリーブがだしているフロント用サイドバッグには、現在3種類あります。
スポーツローラー
以前使っていたフロントローラーと同じタイプ。ショルダーベルトがついていて、それを引っかける形で、口を固定します。素材違いで、何種類かあります。
スポーツローラー シティ
現在、輸入元のPRインターナショナルのHPには、ラインナップされていませんが、本国のHPにはラインナップとしてあります。
ショルダーベルトが無くて、持ち運びに、多少の不便。取り付けアタッチメントが、QL1と古いもの。過去の日本一周利用者で、ここが壊れているのを見たことがあります。
グラベルパック
バイクパッキングシリーズの1つとして販売。軽量かつ引き裂きに強い素材を使用。
基本的にはスポーツローラーシティと同じですが、シティには無い持ち手があり、持ち運びしやすくなっています。また、取り付けアタッチメントがQL2.1になっています。
マイナスポイントは、値段が高めなこと。
グラベルバッグを選んだわけ
フロントローラー(現スポーツローラー)を日本一周で使って、まずショルダーベルトはいらないと。値段も安いシティを買おうかなと思っていたのですが、QL1が1番の不安。
そこで新しいグラベルパックは、どうかなと。まだ利用している記事も見たことがないので、これを試してみることにしました。
グラベルパック
それではグラベルパックを、じっくり見ていきます。
生地はフロントローラーに比べると、薄い印象。フロントローラーの、いかにもビニールといった印象とは違います。引き裂けにも強いということで、軽くても丈夫なのでしょうか。これは使ってみないと、最終的にはわかりませんね。
スポーツローラーやシティとの違いは、バッグ下部の固定用フックが2つついていること。ただ、キャリアとの相性があるので、2つあるから良いというわけでもありませんが。
シティには無い、持ち運びに使えるベルト。これがないと、取り付け用のフックを持つことになります。スポーツローラーのベルトに比べると、細身で若干頼りない印象。長さもちょっと微妙ですが、無いよりあった方が良いと思います。
このバックルの取り付けが、ちょっとかた目。差し込むのは良いのですが、外す時に結構力が必要。Dリングがあるので、市販のショルダーベルトを使うことが出来ます。
ビジネスバッグ用のショルダーベルトをつけるとこんな感じです。
購入検討時、気になっていたのが、中がどうなっているのかということ。フロントローラーにはポケットがついていたのですが、グラベルパックにはついていませんでした。細かいものを入れるには、不便ですね。
ちょっと改造
さて、グラベルパックを使うために、ちょこっと改造します。
その前に、パイプの太さに合わせたアタッチメントをつけます。これはフロントローラーのものを流用。今回ついてきたものは、予備用として置いておきます。
下部の固定用フックは1つで充分なので、1つ外します。tubusのタラでは、2つくわえさせるのは、無理のようなので。フックを外しても、中にネジ受けが残ります。写真左に見える、トルクスねじを外して、これを取り出します。
そのまま残しておいても、問題は無いと思いますが、動いて音がするので、外しちゃいました。
最後にフロントローラーについていた、内ポケットを移植します。QLシステムのネジを3個外して、取り出します。
同じように、グラベルパックのQLシステムのネジを外して取り付け。これがあると、小物をそのまま入れられるので、便利です。ただ、きちんとしないと防水機能がダメになってしまうかもしれませんので、オススメしません。これを参考にする方は、自己責任でお願いします。
これで完成です。後は下側をテープで補強するくらいでしょうか。今回はサイド面は補強せずに、そのまま利用してみるつもりです。