さて、今回は日本一周を終えて、放置してあったオルトリーブのサイドバッグを、補修した話です。
今年はいっぱい旅に出ようと思っているので、これらを補修しようと。その1として、オルトリーブ フロントローラー左側の補修です。こちらは、それほど傷みはひどくありませんでしたが、それなりに穴が空いていたり、汚れていたりしました。補強テープの貼り替え、掃除、穴をふさいだりと、やることがたくさん。
現状確認
底面は穴は空いていないものの、補強したテープはかなり傷んでます。
裏面はちょっと加工して、下部のレールを反対側につけています。
今回はこれを元に戻します。
分解
とりあえず外せるところを、すべて外すことに。
ネジは、トルクスもしくはヘックスローブと呼ばれる星形のものです。自転車でよく使われている、アーレンキーでは外せませんので、注意が必要です。私はプラス・マイナス・トルクスがセットになった、ビットを持ってますので、これを使います。こういうビットが使えるドライバーがあれば、融通が利くので、便利です。
外せるところは外してしまいました。
中にある黒いナット?には、12のめがねレンチがあると便利。なくても外せますが、取り付けるときには、無いとしっかり締まりません。
もう一つのこのタイプは、ラジオペンチを使いました。こちらも無くても外せますが、取り付け時には必要。
掃除
プラスチックの板があったところは、外すとこのような汚れ。これはきれいに拭き取ってあげます。
補強していたテープを剥がします。使ったテープは剥がした後もべたつきにくいと書いてあったのですが、長期間放置していたせいか、なかなか剥がれず。剥がしてもネチャつきが残りました。
上からまた、補強テープを貼るので、ネチャつきは気にしないことに。
ひっくり返して、中もきれいにしてあげます。
底面の補強
今回もこちらのテープを使います。
今回は先に底面から。ボコボコしていても、気にしない。
中に座布団や服を詰めて、形をしっかりさせて、R部分を貼ります。裏から手を入れて、しっかり固定させます。
もう一段上も貼ります。この部分が、日本一周中は剥がれてきました。もし長い期間の旅になるなら、補修用にテープを持って行くと良いかと思います。
反対側も同じようにテープを貼り付けて、底面の補強は完成。
補強が済んだら、取り外していたものを取り付けます。
側面の補強
穴は空いていないですが、すり切れているところは、補強。パーツ取り付け時に気がついたので、仮止めの状態の時に、補修してます。
裏面からも同じ位置に、補強テープを貼りました。ひと通り部品を取り付けたら、バッグの中に頭を入れて、光が漏れていないか確認。光が漏れている部分には、穴が空いているということです。
側面の透明テープで補強していないところに穴が空いていました。補強を一段上まですることにします。
もう1カ所。場所的に、外から穴が空いたのでは無く、中に入れていたものが、あたって穴が空いたのかも。
側面はこちらの透明テープを使って補強。
内側からも、補強しておきます。透明テープはコストが高いので、銀色のテープ(パワーテープ)を使ってます。
以上で補修は終了です。これなら、あと1年は使えるでしょう。
フロントバッグでも、比較的傷みの少ない左側でした。次回は傷みがもっとひどい、フロントローラー右側の補修です。
私の持っているフロントローラーは、もう生産されていません。現在は販売されているモノは、こちらです。