さて、本日は福江港へ向かい、夕方には長崎へ戻るフェリーに乗ります。
白良ヶ浜万葉公園の東屋にて、朝6時起床。こちらの公園にくる人の気配はないので、テントの中でゆっくりと朝食。その後はテントを撤収し、出発の準備です。
準備を整えた後は、公園を少しブラブラ。この公園かなり広くて、遊具もたくさんあり、結構楽しめそう。長いローラースライダーがあったので、ちょっと滑ってみたり。
また、こちらにも遣唐使船をかたどった遊具がありました。
8時ころには、出発です。
本日は福江までなので、それほど距離はありません。もうゆっくりと進むのみです。
しかし、昨日の夜から少し膝が痛くて。太ももから膝にかけての前側。多分、灯台へ行くのに山道を歩いたので、普段使っていない筋肉が痛んでいるのでしょう。坂道を登る時だけ、ちょっと膝が痛いかなぁと言うくらいなので、問題はないのですが。
本日はまず堂崎というところへ行く予定です。海岸線沿いを走るつもりが、道を間違え内陸を走ることに。海岸線沿いへ行く道の分岐がわからなかったのです。
そこそこのアップダウンを越えて、住宅街に突入した所で、気がつくという失態。
なお、何故か民家に潜水服が飾っておりました。
一度福江の町に近づいてから、堂崎を目指して北上します。そして、本日も北よりの風がキツく、北上するということはずっと向かい風です。
途中、斜面に立つ墓地があり。
福江の町からは10kmほどで、堂崎に到着。駐車場に自転車を停め、少し歩きます。
堂崎天主堂です。
今までの教会は無料で入ることが出来ましたが、こちらは有料です。有料なのは、こちらの教会は資料館となっているからです。
日本二十六聖人のひとり、ヨハネ五島の像があります。
レンガ造りの美しい建物です。そして、中には隠れキリシタンが使っていたマリア観音やド・ロ聖教木版画、ヨハネ五島の聖遺骨もあり、なかなかの見応え。
特にド・ロ聖教木版画は面白い。通常、キリスト教を題材にした宗教画は、西洋人を描いているのですが、こちらは日本人が描かれているのです。しかも、ちょっと浮世絵風な感じもあり、非常に興味深いものです。
じっくりと資料を見学し、福江の町に戻ります。
もと来た道を戻り、福江の町へ。そして、昼食です。
フェリーターミナル近くの食堂にて、肉うどん定食です。
その後は自転車をフェリーターミナルに停め、福江の町をブラブラします。膝に痛みがあるということで、無理をしないように。
港には常灯鼻、江戸時代末期に福江城を築く際の防波堤と、灯台のために築かれたものとのことです。
チャンココと呼ばれる念仏踊りの像。
アーケードにもありますが、背中を見ると…
公衆電話でした。
立派な石垣の残る福江城跡は、ほとんどが高校の敷地となってます。
そして、天守閣風の建物がありますが、こちらは図書館と観光歴史資料館となってます。
こちらが観光歴史資料館です。230円。こちらの施設も充実していて面白い。
五島列島に残る教会の紹介があったのですが、本日通過した水の浦教会や楠原教会が、とてもきれいな教会だったことが判明。楠原教会はちょっと内陸に入らないといけないので、通過したのですが、水の浦教会は完全にノーマークでした。もっと事前に調べておけば良いものを、ホント失敗です。
チャンココやヘトマトというお祭り、ガラモン凧など、五島特有のものも紹介されており、なかなか楽しめました。
この後はフェリーターミナルへ行き、2時間ほど時間を潰すことに。この時はもう眠くて、ターミナルの椅子に座ってボォーとしておりました。
発券前には少しブラブラします。でっかい注意。
天気予報は曇りのち晴れでしたが、それほど晴れることはなく。気温も低いままでした。風は午前中よりも、弱くはなりましたが、吹き続けています。
天草は雨ばかりで天気に恵まれませんでしたが、福江島でも初日は雨に、後は風に悩まされました。本当に島とは相性が悪いです。
しかも本日はルートを間違うし、見どころを飛ばしてしまうし、最後はフェリーターミナルでダラダラ過ごすと、もうグダグダで。
16時すぎ、フェリーが来ました。
16時50分出向。さようなら、福江島。
20時に、長崎に到着。夕食に向かいます。
ちゃんぽんです。三八ラーメンという、チェーン店のようなお店で食べました。
その後は、ネットカフェに向かって本日は終了です。
本日の走行距離42.27km/総合距離14033km
ついに14000kmを越えました。よく走ったなという思いと、後1000km程でこの旅も終わるのかという寂しい思いも。明日は休足日、長崎市内を歩きでブラブラします。
ではでは。