さて、本日は天草下島の先端の町、牛深を目指します。
道の駅 上天草さんぱーる 裏手のバス停にて、朝5時起床。バス停は昨夜22時に電気が消え、真っ暗になったので、ゆっくり眠れました。しかし、朝は逆に真っ暗で、何も見えません。なので、道の駅のベンチに移動して、朝食を取ります。
夜が明けるまで、少しゆっくりして、6時半ころのスタートです。
本日のルートとしては、天草上島は反時計回り、天草下島は時計回りで進みます。これは距離的な問題で、こういう形にしました。
少し走った所に、カニオブジェがあったので。適当に撮ったので、電柱に串刺しになってます。カニの形がちょっと独特なのですが、これは何という種類のカニなんでしょう。
そして、本日のメインイベント、橋の登場です。天草五橋の2号橋です。天草五橋の2号橋から5号橋は連続するような形であります。
3号橋はわりと普通の橋です。
4号橋も、3号橋に似て、普通っぽいのです。
最後の五号橋は通っている時は普通の橋のように思うのですが、横から見るとこのようになってます。パイプアーチ橋と言われる形式で、なかなかかっこいいです。
以上、天草五橋2号橋から5号橋でした。
しかし、これらは1966年に作られたものなので、歩道部分は狭くて自転車の走行は出来ませんでした。かといって車道が広いわけでもなく。写真を撮りたかったので、歩道部分を通ったのですが、ほとんど押すことになりました。
橋を楽しんだあとは、本日のもうひとつのお楽しみを目指します。
交通安全を喚起するこういったオブジェも面白いです。普通はタイヤで作られているのが多いのですが、これは珍しいです。
そして、道の駅 リップルランド有明 に到着です。
天草上島の北側を走る国道は、ありあけタコ街道と名付けられております。タコが名産なのでしょう。ありあけタコ入道というオブジェです。絡み取られているように写すことが出来るように作られていました。
そして、本日のお楽しみ、サンタマリア館(追記:2017年11月を持って、残念ながら閉館しました)です。
興味のある方は、こちらも読んでみてください。
道の駅の向かいにあります。こちらは隠れキリシタンについて、個人の方が親子2代に渡って収集したものを展示しております。
建物の前には、十字架とマリア像。十字架は”天草四郎の埋蔵金伝説”の話のきっかけとなった文言が書かれております。
天草四郎の埋蔵金伝説についてはこちら
こちらの博物館は面白いです。個人の方が、情熱を持って集めたものであり、また解説も力が入っております。「天草島原の乱は乱でなく一揆である」とか、「切支丹とい言う漢字表記は差別用語である」とか。
キリスト教が禁教の時代に、キリスト教は変容し、キリスト教的な民俗宗教となってしまったと。その象徴として、マリア観音が大きく取り上げています。隠れキリシタンに関する展示はワンフロアーだけなのですが、たっぷり楽しめました。
その後は道の駅にて、第2朝食。
たこやきです。タコが名産ですから。味は普通でした。
その後は、少し走って天草下島へ渡ります。
下島へ渡る橋も立派な橋で、片方がループ状になってます。
そして、もうひとつ。
すぐ横に、こんな橋もあります。中央部分が昇降するようで、日中は降りていて、夜間は上がるようです。上がるところとか、見てみたいものです。
この後は下島の南側を走ります。はっきり言って、観光要素のない道です。軽いアップダウンと、時々現れるきれいな海の風景があるだけです。
本日は天気が良くて、海がキラキラと輝いており、ひたすらキレイでした。
そして、牛深市街地に到着。
本日最後の橋、ハイヤ大橋が見えてきました。弧を描く巨大な橋です。
歩道もあるので人も渡ることが出来ます。渡りませんでしたが。
そして、本日の宿泊地、道の駅 うしぶか海彩館 に到着。
牛深は元祖ハイヤ節発祥の地とのことですが、ハイヤ節がわかりません。
到着は15時過ぎだったので、また町をブラブラして時間を潰しました。ちょっと早めの夕食は、こちら。
ちゃんぽんです。天草もちゃんぽんが有名だそうで。そういえば、水俣もちゃんぽんを押していました。長崎と交流があった場所はちゃんぽんが普及したようですね。お店の人気は海鮮ちゃんぽんとのことでしたが、普通のちゃんぽんを。あまりちゃんぽんを食べたことがないので、これがどうなのかよくわからないですが、あっさりとして美味しかったです。次は長崎で食べてみたいと思います。
そして、日が暮れてきた所で、ハイヤ大橋の照明がついたので、撮影してみました。
もう少し、空が赤くなってくれたら良かったのにと思いつつ。
道の駅には24時間休憩室がるので、本日はこちらで寝るか、テントを張るか迷い中です。
本日の走行距離92.56km/総合距離13391km
明日は見どころ満載。下島の北側を走ります。
ではでは。