さて、本日は佐渡ヶ島へ来た一番の目的地、佐渡金山を目指します。
須浜キャンプ場を午前7時半くらいに出発です。3kmほど進んだところに、海水浴場のトイレがあったので、こちらでトイレ・洗顔を済ませます。
キャンプ場より、こちらの海水浴場のほうが、テントを張るには向いていました。失敗でした。
少し進むと巨大わらじが。四国でも何回か見かけたのですが、どういう意味があるのかと思っていました。こちらには解説板がありまして、それによりますと、賊よけの意味も含めた道祖神のようなものとのことです。
そして、佐渡金山に到着です。金山というだけあって、ここまではずっと登りです。
佐渡金山の見学コースには2つあり、江戸期の宗太夫坑コースと明治期の道遊坑コースです。その内容を見て、私は戸惑います。見たいと思っていたところがない。私の見たかったのは、北沢地区施設群。
そしてよく見ると、ガイド付きのコースに私の見たいところへ行く産業遺産ツアーが有りました。ただ、こちらのツアーは本日は受付終了とのこと。
しかし、北沢地区施設群は外から見られるとのことでした。ちょっと安心。そして、そちらは金山とは別の場所とのことです。
なんと一番見たいと思っていた北沢地区施設群は、佐渡金山とは別だったのです。てっきりこちらでお金を払って見られるものと思っていました。
ということで、こちらの金山を見るかどうか少し迷ったのですが、せっかく登ってきたので、見学することに。若干やけくそ気味に2つのコースを見学します。1400円とちょっとお高いのですが。
見終わった感想としては、意外と面白かったです。明治期の道遊坑コースは明治期に使われていた坑道やトロッコなどが保存されています。
道遊坑の出口です。
近代産業遺産に興味のある方は、こちらのコースを選ぶといいですね。
江戸期の宗太夫坑コースは人形を使って、江戸期の採掘作業を再現しています。一般的にはこちらのほうが、見て楽しめます。
一番最後にあった、「やわらぎ」という神事が行われている場面です。この神事に興味を惹かれました。どちらのコースも最後は土産物コーナーを通らされるのですが、ブログネタ的に買ってみました。
埋蔵金チョコ。中は普通のチョコレートです。
金箔かけソフトクリーム。金箔の味はないので、普通のソフトクリームです。
見たいと思っていたものがなかったのですが、佐渡金山、楽しめました。
そして、本当の目的地北沢地区施設群へ。こちらは佐渡金山ではなく、佐渡鉱山となってました。
50mシックナー。
浮遊選鉱場跡。
外から見られるだけとの事だったので、遠目にしか見られないのかと思ったら、大間違いでした。ここは良い。言葉では表せれない。廃墟好きにはたまらないです。これほどの規模のものがそのまま残っているとは、信じられないレベルです。写真撮りまくりです。
おもいっきり北沢地区施設群を楽しみ、次へ向かいます。この後は特に見たいと思うものがなかったので、とりあえず進めるだけ進みます。
昨日は良く見かけた灯籠のようなものも、島の西側ではあまり見かけませんでした。こちらはわりと立派なもの。
飛び出した岩が面白い形で。下にある洞門のような所には行けませんでした。
そして、ついに見えてきました、Z坂。
最大斜度11%の佐渡一周ルートの中で、一番厳しいところです。約2kmくらいの登りです。ただ、途中斜度のゆるい所もあるので、足を休めることも出来ます。大変ではありますが、なんとか登りきりました。
そして、Z坂を過ぎると、今までと全く違う風景が現れました。
一面が緑に覆われています。
大野亀というところなのですが、トビシマカンゾウという花の群生地です。6月になると黄色い花で覆われるそうです。有名なところらしいのですが、花に全く興味のない私にはノーマークの場所でした。
トビシマカンゾウの蕾はバナナみたいです。あまり花とかに感動しないのですが、こちらの風景はちょっと感動でした。
そして最後に灯台です。
弾崎灯台です。映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となったところでもあります。
本日はどこで宿泊しようか考えていたのですが、この手前にあった二つ亀、そして弾崎のキャンプ場は有料のためパスします。
とりあえずトイレがある公園を探して、たどり着いたのが北小浦。こちらの東屋でテントを張ることに。しかし、こちらのトイレも午後6時で閉鎖。本日もトイレを我慢しての宿泊です。
本日の走行距離98.56km/総合距離2948.5km
明日で佐渡ヶ島ともお別れです。
ではでは。

コメント
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まだ「馴染みの女に会いてぇな~」って言ってました?
天気にも恵まれて佐渡周遊良かったですね♪