前回はNISHIKIの今の状態を書いたのですが、今回からは旅用の自転車を、もう一度考えようかと思います。それで今回は、考える前に四国一周した時の自転車を、振り返ろうと思います。
これは2011年10月に四国一周した時の自転車、アラヤのフェデラルです。
この自転車の特徴は昔ながらのサイクリング車ということです。特にタイヤがママチャリ(この言葉は嫌いなので今後シティ車と書きます)に、使われているサイズと同じなのがポイントです。タイヤやチューブに何かあった場合、街の自転車屋さんでも手に入りやすく、値段もリーズナブルであります。
一般的なロードバイクは700cという、ちょっと大きくて細いタイヤを使っているので、都市部では大丈夫ですが、それ以外だとなかなか手に入りにくいようです。ただ、四国一周時にはタイヤがらみのトラブルやパンクは、一度もなかったので、この優位性は発揮されなかったのですが。
あと、変速は昔ながらのダブルレバーで行うのですが、慣れてしまうとそんなに気にならないです。ただ、変速時に片手運転になるので、若干ふらついたりはするのですが。ロードバイクの人たちのように、そんなに頻繁にギアチェンジしないので、それほど問題はないかなと思います。
装備としてはリアキャリアにパニアバッグ、フロントキャリアはなし、ハンドルバーバッグのみという形でした。パニアバッグはパンパンでしたので、日本一周ではフロントキャリアをつけて、フロント・リアともにサイドバッグがいいかなと思います。
あと、泥除けが金属製のもので、時々チェーンステイと擦れて、異音を発するということがありました。最初は何の音かわからずボトムブラケットがおかしくなったのか、クランクあたりがおかしくなったのかすごく心配になりました。
四国に行くまでにも、これと同じ装備で走っていたのに、それまで起こらなかったことが発生するというのは、どういうことかなと。やはり荷物が重いとそれなりに影響があるということなのかなと一応納得していたのです。
さて、日本一周するのにこの自転車でも問題はないのですが、ちょっとタイヤが大きいかなと思うのです。身長が163cmくらいの私にとっては、もう少し小さいほうがよいかなと。
もう少し小ぶりの自転車がほしいと思ったのでした。次回はこの自転車を元に、日本一周用の自転車を考えたいと思います。