さて、本日は九州最東端、鶴御埼灯台を目指します。
道の駅 やよい にて、5時45分起床。いつもよりちょっと寝坊。夜のうちに雨が降ったみたいで、あたりは濡れています。ちゃっちゃとテントを撤収。6時半頃には、道の駅に農産物を収める人たちが、集まりだしました。
本日の天気予報は、曇のち雨。どうしたものかと、スマホで天気予報を見たり、雨雲レーダーを確認したり。しばらくすると少し晴れ間が見えてきました。
本当は快晴の下で、九州最東端へは行きたいと思っていたのですが、雨でなければよいかと決断。最東端までは約35km、約3~4時間くらい。雨になったとしても、この道の駅に引き返して、温泉に入れば良いかと。
7時半くらいのスタートです。
出発時は曇り空。雨が降り出さないうちにと思い、内陸を通る最短ルートで向かいます。
一度、米水津湾に出てから、トンネルを抜け、佐伯湾に出ます。
空はどんどん晴れてきました。なんとか晴れているうちに灯台にたどり着こうと、あらり写真は撮らずに必死に走ります。
そして、灯台まで後3km、ここからが登り坂です。3kmで約200m上がります。
灯台が見えてきました。途中、斜度の緩くなるところもあるので、なんとか登りきり、灯台に到着です。
この時はずいぶん天気も良くなっており、雲は多いものの、いい状態で灯台を見ることが出来ました。
こちらの灯台はちょっと変わっていいて、旧軍施設である、海軍望楼の上に灯台が立っているのです。
灯台の下の部分は、こんな感じの要塞です。
この灯台自体は比較的新しくて、1981年に建設されたものです。
廃墟の上に灯台を建てた感じです。ただ、新しく作られた建物(今現在は使われていない富永一朗まんが館)や幸せの鐘が無粋です。
少し歩いて九州最東端の地へ向かいます。灯台から約140mほどのところにあります。
この棒だけでした。もう少し立派な碑でも建てて欲しいものです。
曇り予報だったのに、天気も良くなって、最高でした。昨日の時点では、停滞して明日にでも行こうかと考えておりましたが、曇でもいいかと出発したのが、逆に良かったです。
さて、帰り道は海岸線沿いを走って、佐伯の町に戻ります。
時間は11時くらいと、次の道の駅に進むことも可能な時間だったのですが、午後から雨が降るかもしれないのと、佐伯に心残りが2つほどあったので、佐伯の町に戻ることにしました。本日も道の駅 やよい に泊まることにします。
来る時は撮らなかったので、バシャバシャと撮って行きます。
晴れていると写真を撮るのが楽しい。
降った先には海事博物館があるのですが、寄らずに進みます。
対岸には大島。そういえば、四国は見えませんでした。
元ノ間海峡は幅約600mの海峡で、上げ潮と下げ潮が激しくぶつかる所とのこと。結構波がたっているのが見えました。
灯台から下ってきたところにある梶寄浦。ここから佐伯まではほぼフラットで、道は狭いところがあるものの、走りやすいのです。
赤っぽい岩が模様のようになっていて。
今日は雲の形が面白い。
頑張って走って、14時すぎ、佐伯の町に到着。まずは心残り、その1。昼食です。
佐伯の町にはB級グルメ、ごまだしうどんがあります。これが食べたかったのです。ごまだしうどん定食、鶏天・おにぎり付きです。
このごまだしというのが美味しい。魚の身とごまをすりつぶして、醤油などを加えたものです。うどんに入れるだけでなく、ご飯や鶏天につけてもイケます。感覚的には味噌に近いかも。
ただ、うどんが柔らかめなのが、好みの分かれるところかなと。讃岐うどんのようなコシがないのです。個人的には麺がもう少し、シコシコしていたら良いかなと。でも、美味しいですよ。
結構ボリュームのある昼食でした。
その後は、スーパーで買物をして、道の駅に戻ります。道の駅で少し時間を潰して、今度はお風呂です。心残り、その2です。
道の駅に併設の温泉には、死海の湯というのがあります。男女1日交代になっていて、昨日は女湯、本日が男湯です。これに入ってみたかったのです。
塩分濃度が海水の約10倍あるイスラエルの死海を再現した温浴施設で、ほんとに体が浮きました。ちょっと、お湯を舐めてみたところ、塩っ辛くはなくて、苦かったです(笑)。ただ、虫に刺された所が、非常にしみました。
こちらには露天風呂もあり、のんびりゆっくりお湯を楽しみます。午後から降ると予報されていた雨は、結局18時くらいから。露天風呂に入っているときに、降ってきました。
お風呂を出た後は、テントを張って、中で夕食です。
スーパーで買った、謎の食べ物、やせうまです。小麦粉で作った平たい麺をゆでたものに、きな粉と砂糖をまぶした食べ物とのことです。お餅とうどんの中間のようなものに、きなこをかけた感じです。
本日はこんな感じで終了です。
本日の走行距離78.5km/総合距離12269km
明日は雨のち晴れの予報。ひょっとしたら午前中はずっと雨かも。様子を見て、出発したいと思います。
ではでは。