【107日目】またまた停滞、バスで釜石へ【2016/07/27】

さて、本日は道の駅 さんりく を目指す予定でしたが…

昨夜は道の駅のベンチに、マットにシュラフ+シュラフカバーで寝ました。ところが、蚊なのか何かわからないのですが、虫が気になって。また、エンジンかけっぱなしのトラックもいたので、なかなか寝られませんでした。

夜中に激しい雨音が。午前4時ころに起きた頃には止んでおりました。

朝から本日はどうしようか考えています。予報では午後から雨。これから向かう方向の大船渡は朝から雨。雨の方向に向かっていくことになります。

無理すればいけなくはない。しかし、それで良いのかなと。雨が降っていると、写真もあまり撮れません。見たいものもとばしてしまうこともあります。ただ、雨の中を走るだけになってしまうぞと。

本州に戻ってからは、停滞する日が多く、予定よりはかなり遅れています。順調なら、もう仙台に着いているころです。

雨の中、無理して進むことに、どれだけの意味があるのか。でも、それなりに予定通りに進めないと時間は無限ではない。朝食を取ったり、片付けをしながらずっと悩んでいたのですが、結局タイトルにあるように本日も停滞することに決めました。

ただ、道の駅でじっとしているわけではなく、釜石の町にバスで行こうと。そうすれば明日は釜石の町をスルーして、目的地に迎えます。

午前6時50分、釜石駅行のバスに乗り、釜石に向かいます。明日走る予定の道の下見にもなるので、道路状況を確認するのですが、これは厳しそうな道です。

狭い道路に、アップダウン。もちろんトラックも多いでしょう。しかも、トンネルがいくつかあります。そのトンネルも歩道なし。ちょっと覚悟のいる道です。

ちょっとビビっているうちに、約1時間で、バスは釜石駅前に着きます。

こちらはJRの駅舎です。三陸鉄道の駅も横にあります。駅についた頃から、ポツポツと小雨が降ってきたので傘を買いました。

少し離れた所にイオンタウンがあり、9時にオープンということで、それまでしばらく町をブラブラします。

釜石というと鉄とラグビーの町。三陸鉄道の駅舎横にはラグビーのモニュメントが。

新日鐵住金の工場からは、モクモクと煙が。

釜石ではお祭りの時には、獅子舞ではなく、虎舞を踊るそうです。しばらくぶらついて9時、イオンのオープン時間です。イオンの中のダイソーで缶詰などを購入。また、ユニクロではズボンを購入。一通り買い物を終えると、次は駅方面に戻り、郷土資料館に向かいます。

駅前にある駅前橋上市場。震災後このような形になってます。

郷土資料館では、釜石の町の歴史や、東日本大震災での釜石の被害のことをちょっと勉強。

そして、次は鉄の歴史館に向かいます。

釜石も海に近い所は、結構被害にあっております。かつては住宅があったであろう所も、更地になっています。

博物館まで約3.4kmとまた離れたところにあるのですが、本日は時間もたっぷりあるので、歩いて向かいます。

雨は激しく降ったり、止んだりです。

結構な坂道を登り、到着です。

映像で鉄の歴史を説明してくれたり、膨大な数の鉄に関する資料が展示されています。それほど鉄に興味が無いので、詳しい説明部分はとばしましたが、鉄と釜石の関わりや、日本の製鉄業の発展が詳しく学べます。

石に磁石がくっつきます。

何故か巨大アンモナイト化石群のレプリカもあります。

最後に鉄のおもちゃというコーナーがあり、そこにたくさんの知恵の輪があったので、色々チャレンジしたのですが、どれも解けませんでした。

そして、この博物館からは釜石湾がよく見えます。

釜石大観音の後ろ姿も見えます。

本当はこの釜石大観音に行きたかったのですが、ここに行くには一度坂を下って、さらに結構な登り坂… 行くのはあきらめました。

この後はまたイオンに戻り、遅めの昼食です。

大戸屋でチキンカツ煮定食です。その後もイオンの中をぶらぶら、町に出てぶらぶらです。

斜面に立つお墓。

まだ、仮設商店街も残ってます。徐々に歯抜けになっているようですが。

16時過ぎのバスで、道の駅 やまだ へ戻りました。

こんな感じで、自転車を止めておいたのですが、無事でした。やっぱり自転車から離れると、気になるのです。

17時過ぎに、道の駅のお弁当が半額になるので、それを狙っていたのですが、ネットで調べ物をしているうちに、ほとんど売り切れていました。半額のおにぎりとパンを買って、夕食にします。

本日もこちらの駅で泊まるのですが、今日はテントを張ります。

本日の走行距離0km/総合距離7625.7km

明日も天気次第ですが、少しの雨なら出発です。

ではでは。

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2016年の自転車日本一周の記録です。出発前の準備から、旅日記、旅後のまとめまで、目次にまとめて見やすくしました。

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