さて、今回はアクションカメラAPEMAN Trawoで写真を撮ってみました。
アクションカメラで写真を撮る人が、どれくらいいるかわかりませんが、参考になればと思い、写真の機能を試してみました。
写真サイズ
APEMAN Trawoで使用できる写真サイズは、
20MP 5120×3840
16MP 4608×3456
12MP 4000×3000
5MP 2560×1920
3MP 2048×1536
の5種類。
以下三脚に固定して、同じ位置から撮影した画像です。クリックすると元画像が開きます。
20MP 5120×3840
16MP 4608×3456
12MP 4000×3000
5MP 2560×1920
3MP 2048×1536
写真サイズ変更で画角が変わる!
撮影後に画像を見てびっくり。写真サイズを変更すると、画角が変わっています。特に5Mサイズはひどいですね。
最初は三脚がずれたのかと思ったのですが、このあと20Mサイズに戻した画像を見たところ、三脚の位置が変わったわけではないことが確認できました。どういう仕組みになっているのでしょうか。
画質的には、さすがに3Mサイズは厳しい。等倍で見ると、電線にジャギーが出ています。それ以外はブログで使うなら、どれでもよい気がします。私はあまり画質にこだわりがないので。ただ、画角で見ると16Mサイズが一番広い気がします。
ホワイトバランス
ホワイトバランスを変更して撮ってみました。この日は晴れてはいるものの、撮影時は太陽に雲がかかっている状態でした。
オート
基準となるのは最初に撮った1枚。
日光
曇り
タングステン
蛍光灯
ホワイトバランスまとめ
オート機能はきっちり仕事してくれています。タングステン(白熱灯)と蛍光灯はほとんど変わらないのは、なぜか。
シーンモード
次はシーンモードを変更して撮ってみます。何が変わるのかわからないのですが、とりあえずベランダからの風景を各種モードで。
オート
人物
風景
水中
防雲
シーンモードまとめ
何の効果があるのか、よく分からず。防雲というモードもよく分からず。一応、霧らしいですが、霧の時撮ったらどのように変わるのでしょうかね。
写真モードでの注意点
写真モードで使えない機能として、レンズ角度の変更があります。設定を変えても変わりません。
また、連写モードでは写真サイズの最大が16Mサイズになります。連写モードを解除しても、20Mサイズに自動的に戻らないので、自身で戻す必要があります。
最後に、設定の変更がめんどくさい。写真モードから設定モードまで移動して設定、また写真モードまで戻らないといけないので、非常にめんどくさいですね。設定は基本的にオートで良いでしょう。
超広角レンズは扱いにくい?
さて、ここからは実際の写真撮影です。超広角レンズですので、注意が必要です。
樽形収差
普通に建物を撮ろうとすると、こんなことになってしまいます。いわゆる樽型収差というものです。建物を正面から撮るというのはNGです。
一時期流行った、動物の鼻デカ写真みたいな撮り方は良いかも。これは背景が失敗。あまり近づきすぎても、ピントが鼻先に合わないので、注意が必要。
鹿を中心にして撮ってみましたが、これは良い感じ。歪んだ感じがしないですね。
旅カメラとして
自転車やバイクでの旅中に撮る写真として、自転車(バイク)+風景があります。
広い空間で自転車(バイク)をおいて、道路の先を写すように、水平線を平行にして撮れば、良い感じで写真が撮れます。
水平線がゆがんでしまうと、ちょっと自転車も変に映ってしまいますので、注意が必要。
縦に長いものがあると、歪みがひどく見えるので注意です。
あたりに何もなければ、歪みも気にせずにとれます。オロロンラインやエサヌカ線で撮りたい!
自転車を横から撮ると、変に歪んで事故車のように写ります。これはサイドスタンドを使っていて、手前側に倒れているから、変になったとも考えられます。
トップに貼った画像ですが、うまく撮る角度を調整すれば、それほど違和感のない自転車が撮れます。
最後に
というわけで、アクションカメラの写真モードでいろいろと撮ってみました。
超広角というのは、なかなか扱いが難しいです。変わった写真が撮れますが、いずれ飽きてしまうでしょう。一時期流行ったトイカメラ的なものと割り切って使えば、それなりには楽しめると思いますが。
「自転車(バイク)と道路」のような形なら、それなりに使えそうなので、旅先でちょっと撮るくらいなら、面白いかなと思ってます。メインのカメラは別にありますし。