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【日常】数字 路上に描かれたもの

さて、今回も路上に描かれたものです。こちらも2016年自転車日本一周のときのものです。

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場所は紀伊半島、国道42号線を走っていた時です。路上には286、少し走ると287、このように3桁の数字がかかれていました。それが1ずつ増えてきて、区切りの290のところで写真のような表記になりました。最初はなんの数字かわからなかったのですが、近くに浜松から290kmと書かれた看板があり、国道42号線の距離を示しているとわかりました。

国道42号線といえば、自転車乗りの大敵・紀伊半島をまわる道路なのですが、意外や意外この道路は静岡県浜松市までつながっています。しかも、愛知県田原市伊良湖町から三重県鳥羽市鳥羽までは、海上区間で伊勢湾フェリーが国道の航路代わりとなっています。

その後も数字は増えていきます。

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こちらは道の駅イノブータンランド・すさみの手前で撮ったものです。

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こちらは400kmのところで、自転車を入れて記念撮影です。

今回もグーグルマップで調べてみたところ、三重県内の国道42号線にはなくって、和歌山に入ると現れます。はたしてこの数字は何でしょう。色々と検索した結果、この数字は対空標示と呼ばれるものと判明。

対空標示とは、緊急輸送道路の被災状況を迅速かつ的確に把握するため、ヘリコプタ-から視認可能な距離標を車道路面に標示するもの。災害時に備えたものなのですね。

で、これは国土交通省近畿整備局紀南河川国道事務所と和歌山県がおこなったもので、こちらにその資料があります。これを見ると国道42・168・311・371・424・480号に、施されているようです。

というわけで、このような路面に描かれた数字は、和歌山の道路を走れば見られるようです。