さて、今回も路上に描かれたものです。こちらの写真も昨年の6月の写真展で展示しました。
北海道を自転車・オートバイ・車で走られた方は、どこかで見かけたことでしょう。北海道ではよくあるペイントですね。私も何ヶ所かで見かけました。写真を撮ったのはここだけですが。一番最初に見たのは、稚内のノシャップだと思っていたのですが、グーグルマップで調べても見つけられませんでした。もうなくなったのかな。
写真の場所は根室から霧多布岬に向かって走っていったところ、道道123号線通称なぎさのドライブウェイです。
国土交通省北海道開発局のエゾ鹿衝突事故マップ(PDF)によると、北海道におけるエゾシカが関係する交通事故件数は、平成27年度で2010件とのことです。そのうち上川・オホーツク・十勝・釧路・根室地域では、1055件と約半分を占めます。とくに国道44号線が多発しているようです。根室から釧路に向かう際の44号線は注意してください。
さて、このシカ注意ですが、北海道以外ではどうなのでしょうか。私の住む奈良県には奈良公園があり、シカは神の使いとして保護されております。しかし、こんな道路標示があったかなと。近くに住んでいるわりには意外と知らないものです。前回に続き、グーグルマップで見てみました。それにしても、グーグルマップは便利ですね。
ありました。文字でなくて鹿のマークで表示されておりますね。もう奈良に住んで長いのですが、全く知りませんでした。看板は有名ですけどね。奈良公園付近の道路にはかなりの数があるようです。
同じくたくさんの鹿がいる町、広島の宮島も探してみたのですが、こちらは見つけることが出来ませんでした。島なので、それほど交通量が多くないからかな。
今回は北海道で撮った写真から、地元を調べなおすことになりました。奈良公園付近のシカ注意のペイントはいずれ撮りに行きたいなと思います。非日常であった自転車日本一周から日常への刺激をいただいたのでした。