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【18日目】地図から消された島へ【2016/04/22】

さて、本日はしまなみ海道を尾道へ、そして大久野島を目指します。

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こんな感じでテントを貼っていました。2日間ありがとう。

午前6時半くらいに出発。まずは多々羅大橋を渡ります。しまなみ海道の橋では、この多々羅大橋と来島海峡大橋の2つが気持ち良いですね。それ以外は原付きと一緒だったりで、ちょっと走りづらかったり。

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生口島にて、廃バスを利用した店。営業はしているのかな?

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人形が並んでいて、ちょっとびっくり。

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みかん(なんという種類かはわからず)をどうぞということでした。おひとついただき、ノートにもお礼を書きました。

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砂浜に地蔵堂。海の安全を祈っているのか?

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耕三寺。こちらのお寺は個人の方が亡き母のために作ったお寺。建築物が日本各地の名建築を模したもので、スゴイらしい。残念なことにまだ開館前。ただ、入館料が1400円と高いので、開いていたとしても入ったかどうか。

次は因島。こちらには大山祇神社と勘違いしていた、自転車の神社があります。

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大山神社です。大山祇神社から分祀されたらしいです。ここでおみくじを引きます。

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自転車おみくじはこれを振って引きます。

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またも小吉。

この自転車おみくじは、かわいらしい袋に自転車のかざり?と一緒に入ってます。内容にはサイクリングの項目があり、「自転車の整備を行えば吉 普段できない箇所にも手をつけよ」とあり。

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おみくじ含めて、お守りをたくさん授与しました。

そして、このあと尾道を目指します。しかし、因島には色々と。

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途中あった万田発酵株式会社。何故か大根。

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因島大橋の手前の公園には、恐竜が。

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そして、向島から尾道へ。渡船を利用します。

尾道は今年の2月に訪れたばかりなので、スルー。ひたすら忠海を目指して走ります。

頑張って、13時半くらいに忠海のフェリー乗り場に到着。自転車を載せられるフェリーが14時30分発とのことで、フェリー乗り場の食堂で昼食。

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冷やしぶっかけうどんに天ぷらのせ。

そして、いよいよ大久野島へ。外国人観光客も多いです。みなさんの目的は

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うさぎです。大久野島は今やうさぎ島として、有名です。

しかし、私の目的はこちら。

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毒ガス資料館です。

大久野島は戦時中、毒ガスの製造が行われていました。そして、ここで作られた毒ガスは中国で使用されたらしいです。ただ、毒ガスを製造中に事故によって、死者が出たり、人体に影響が出たり。そういったことが、こちらの資料館に資料として残っております。

こじんまりとした資料館ですが、毒ガスの恐ろしさを、いやというほど教えてくれます。目を背けたくなるような写真もかなりあります。

以前淡路島に行った時に阪神・淡路大震災の被害を伝える野島断層を見に行きました。

同じ年に東京では地下鉄サリン事件が起こりました。その時に毒ガスの恐ろしさを感じたのですが、本日改めてこのようなものがあってはならないと思ったのです。

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資料館以外にも、当時の毒ガス貯蔵庫跡などが残ってます。

フェリーの都合で1時間の滞在でしたが、なかなか充実した時間でした。ちなみにうさぎの写真はほとんど撮ってません。動物撮るのって難しいですよね。

日本一周出発前の予定では、この後とびしま海道に行くつもりでした。しかし、予定を変更しました。明日以降、今週は天気が良くないようなので、停滞のことも考えて、四国に戻ることに。

大久野島からは大三島の盛港へフェリーがあるので、大三島へ。結局、本日の出発地に戻ったのでした。

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多々羅大橋は道の駅側より、反対側から撮るほうが良いと思う。

この時点で16時過ぎ。明日以降のことも考え、できるだけ進むことに。結局、来島海峡大橋手前の道の駅、よしうみいきいき館まで来ました。

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夕暮れの来島海峡大橋。本日はこちらの道の駅でテント泊です。

本日の走行距離114.71km/総合距離1248.7km

昨日停滞した分、頑張りました。久々の100km超えです。明日は夜から雨のようなので、できるだけ進んで、良さそうな停滞場所を見つけたいと思います。

ではでは。

四十七歳の地図~自転車日本一周記~ 目次
2016年の自転車日本一周の記録です。出発前の準備から、旅日記、旅後のまとめまで、目次にまとめて見やすくしました。