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【四国遍路旅25日目】最後の難敵 五色台 81-83番【2019/10/28】

さて、本日は標高400mを越える、五色台を走ります。

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旅レポート

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橘ノ丘総合運動公園キャンプ場にて、朝6時半目が覚める。夜はとても寒くて、ライトダウンを着ることに。朝も寒くて、なかなかシュラフから出られず。7時くらいになって、ようやく起き出しました。やはりというか、テントは結露でぐっしょりです。朝食を食べた後は、テントの片付けを。グランドシートが特に濡れていて、乾かすのに時間がかかります。

本日は山岳ステージで、坂道が大変そう。昨日頑張った分、本日はあまり廻らなくても良いかと。そういうことで、朝はゆっくりとすることに。

なんやかんやとテントが乾くのを待っていると、出発は9時くらいになりました。五色台の登り口までは、10kmほど。まずはそこまでゆっくりと向かいます。昨日通った道を引き返す形です。

ちなみに丸亀市や坂出市あたりでストップするようなら、80番國分寺を後回しにして、先に81・82番を廻り、その後80・83番と廻る方が効率的だと思います。

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いよいよ五色台の入り口にやってきました。81番白峰寺まで、6kmで300mほど上ります。出だしは少し斜度がきついくらい、その後は緩くなって白峰寺の入り口まで、ずっと登りが続きます。

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少し上ったところから。本日は天気が良くて、気持ちが良い。気温もそれほど高くないので、必死こいて上っていても、少し暑いくらい。ただ汗はダラダラと出ていますが。

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途中で工事のため、片側交互通行エリアがありました。それほど距離は長くなかったので、良かったのですが、上り坂ではかなりのプレッシャーを感じます。

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瀬戸大橋がよく見えました。

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車道から来ると白峰寺の入り口にあたる、白峰パークセンターに到着。ここから白峯寺までは、500mほど坂を下っていくのですが、帰りがまた上りになるので、自転車はここに置いておき歩きで向かいます。

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81番白峰寺に到着です。昨日訪れたお寺は、日曜日というのもあって、人がたくさんいて、ちょっとうんざりしたところがあったのですが、本日は人も少なくてゆっくりとお参りが出来ます。

お参りを済ませた後は、自転車の置いてあるパークセンターまで戻り、ちょっと自転車の整備を。どうやらチェーンの油切れのようで、ここまで漕いでいる途中、ずっとチェーンが鳴いていました。この旅中、一度も自転車の整備をしていなかったので、ここで初めての整備。といってもチェーン油をさすだけですが。

整備が終われば、82番根香寺へ向かいます。チェーン油をさすだけで、音はなくなりチェーンの回転も滑らかになったようです。やはり整備は必要ですね。

根香寺へ行くには、また200mほど上って標高480mくらいまで行き、そこから下っていきます。ただ白峰寺を過ぎてからは、上りだけで無くアップダウンを繰り返します。上っているときは良いのですが、下りになると体が冷えます。ウインドブレーカーを来た方が良いか悩むところです。着た後に上りが続くと、これまた暑くてムレてしまうので。

そんな判断に悩む中、あまりにも寒く感じたので、ウインドブレーカーを着たところ、最後のきつい上り坂が待っていました。逆に暑すぎる状態で、坂を上ることに。

頑張って漕いでいったのですが、特にここが頂上というところが無く、いつの間にか一番標高の高いところは過ぎ、下りになってしまいました。達成感がなくて残念。

五色台スカイラインへの分かれ道あたりで、歩く男性の姿が前方に見えました。

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彼は海外から来た(と思われる)金髪のイケメンなのですが、昨日から抜きつ抜かれつしております。歩き遍路のルートの方が、距離的に短いので、追い越してもまた抜き返されるということを繰り返しております。

今朝も五色台に上るときに抜いたのですが、歩き遍路ルートの方が距離が短いので、白峰寺には彼の方が先についていました。顔を見る度に、声をかけて挨拶をするのですが、名前もどこ出身かも聞いていません。あまりお互いのことを話さない、でも顔見知りという、何かそういう関係が良いかなと思って。

歩いている彼の姿は、背中にビニール傘がぶら下がっているので、いつもすぐに気がつきます(笑)。声をかけて、追い抜いていきました。

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坂を下って、最後にちょっと上って、82番根香寺に到着。山岳信仰との関わりがあるとのことで、役行者の像などもありました。

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山の中にあるお寺はやっぱり良いですね。木に囲まれていて、凜とした雰囲気が最高です。今まで振り返ると、たどり着くのが大変ということもありますが、山の中にあるお寺はどれも印象に残っています。

こちらでお参りを済ませ、さて帰ろうと思ったところで、金髪の彼がやってきました。追い抜いた地点からは結構な距離があったと思うのですが、彼は歩くのがかなり早いんですよね。ここでは歩くの早いね! と声をかけました。二言三言話をして、お別れ。

この後もひたすら下って、高松の町に向かいます。坂を下るときに考えていたことは、お腹がすいた、吉野家の牛丼が食べたい、でした。朝食以降何も食べていません。時間は13時半くらい。根香寺でお参りを終えた後に、吉野家が近くに無いか調べたのですが、微妙に遠いところばかり。適当なところで何か食べるか、吉野家に向かうか、坂を下りながら考えていました。

坂を下り終えたところで出した決断が、83番一宮寺の近くにある吉野家へ行くこと。少し遠回りになりますが、本日は83番で終わりでも良いし、何より吉野家の牛丼が食べたい、その思いのみです。なぜ吉野家の牛丼なのか、シンプルな牛丼は吉野家が一番おいしいし、株主優待券を持っていてお財布にも優しいからです。

朝から頑張ったせいか、もうがっつりと食べたくって。

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頭の中は、吉野家の牛丼で一杯ですが、走るルートは冷静に考えています。川沿いに自転車道があったのでこれを利用することに。これは正解、信号もないし、車道と交差することも無く、気持ちよく一宮寺に近づけました。

一宮寺周辺は走りにくい道で、道を間違ったりしながら、ついに吉野家へ。

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最新式の店舗で、タッチパネルで注文が出来ます。試しにこれで注文してみたのですが、口頭で注文した方が、よっぽど早かったりするのでした。混雑している時用かな。

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牛丼大盛りに、お新香セット。単品で牛皿並とがっつりいきます。牛丼と牛皿を同時に注文するという贅沢。注文に手間取ったのが、牛皿の注文がどこにあるのか分からなかったから。注文のカテゴライズは初めてだと分かりづらいですね。

満腹になったところで、83番一宮寺に向かいます。

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ここも駐車場に着いたのですが、こちらは裏側になります。

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こちらが仁王門です。歩きだと門から入ることが出来ますが、駐車場を利用すると門から入らないことが多いですね。

お参りを済ませたら、本日は終了。この時点で16時くらい。本日は待望のネットカフェに泊まります。出来るだけ次の84番屋島寺に近づいておきたいところ。高松市中心部では無く、少し離れた所のネットカフェを探します。

そうすると快活クラブとファンキータイムの2つを検索。ファンキータイムの方が12時間パックとすると安くて、お寺にも近い。でも、快活クラブの方がサービスは安定しているので、どうしようか迷います。

迷ったあげく、お寺に近いことを優先してファンキータイムを選択。一宮寺からは道に迷いつつ、走りにくい道を走り、17時頃に到着。少し早いのであたりをブラブラするも、特にめぼしいものがないので、もうネットカフェに入ることに。

明日は早めに出発するとしても、12時間以上滞在することになりますが、12時間パックで税込み1738円だから良いかなと。少々オーバーしても、快活クラブの12時間パック金額の2500円にもならないし。

ということでネットカフェに入ったのですが、ちょっと失敗だったかも。こちらのファンキータイムにはソフトクリーム食べ放題はないし、ちょっとサービス的にも高知のお店よりも劣るみたい。まぁ入ってしまったので仕方が無い。ゆっくりはせずに明日の朝は早めに出発しちゃいましょう。

本日の走行ルート

本日の走行距離62.06km/累計距離1515.44km

2019年 自転車四国お遍路旅 目次
2019年10月4日スタート、自転車による四国八十八ヵ所お遍路の旅。事前の準備や旅中の日記、帰宅後にまとめた記事など。自転車やオートバイ、徒歩によるお遍路を考えている方の参考になればと思います。