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【事前合宿】さらば淡路島【2016/03/25】

事前合宿も4日目。いよいよ淡路島ともお別れです。

昨日の夜も結構な風が吹いていたようで、風の鳴る音が聞こえていたのですが、テントを張ったところは至って静かでした。じつは道路沿いにある公衆トイレの裏手。

さて、淡路島を走るのもあと僅か。本日も曇り空、気温は昨日より低い。昨日も今日もユニクロのウルトラライトダウンジャケットが大活躍です。

昨日よりはマシだけど、出だしの風は向かい風。今日はそれほど距離は走らない予定なので、慌てずゆっくりと。車通りを外れて昔ながらの道路を走るように。昨日は漕ぐことに必死になりすぎて、屋根瓦の町や線香の町をスルーしてしまったので。

そして、見つけた光景。

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壁から犬。

更に近寄る。

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おとなしい犬で、全然吠えず。ちょっと心が和みました。

そして本日の目的地、野島断層保存館です。建物の写真撮るの忘れましたが。こちらでは1995年の阪神淡路大震災において、出現した野島断層を保存し、また地震の凄まじさを伝える施設です。

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約140mの断層を当時のまま保存しています。断層に関する詳しい説明もあり、勉強になります。それ以外にも阪神淡路大震災と2011年の東日本大震災の揺れを体感できたり、断層のすぐ横に立っていた家が、そのまま保存されていたりとすばらしい施設です。

なぜ、今この施設を訪れたのか。それは、東日本大震災の被害を受けた建物が、保存か撤去かで問題になっているとニュースを見たのがきっかけです。それならば、阪神淡路大震災の時のものは、どうなっているのだろうと思ったのです。

この施設で保存された断層や建物を見て、21年前の出来事の凄まじさを、改めて感じることができました。広島の原爆ドームもそうですが、被害を受けたものを残すというのは感情的に辛いことです。しかし、被害のすさまじさを伝えるためには、実物を残すのは必要だと感じました。どれだけの言葉よりも、実物を見ることで伝わることの方が多いはず。

出来るなら東日本大震災の被害を受けた建物も、象徴としてのものは保存して欲しいなぁと。陸地にまで流された船なども、津波のすさまじさを実感できますしね。

野島断層保存館を後にして、また走ります。それほど走らずに、この旅初日に訪れた道の駅あわじに到着です。

自転車を止めていると1台の車から、見たことのある顔の人が。ものまねタレントのコロッケさんでした。メガネとか帽子とかもなく、そのままで。撮影はしていなかったので、どこかへ行く途中で立ち寄ったのでしょうか。騒然となる、道の駅。コロッケさんがおみやげ屋に入って行くと、人で溢れかえってました。

そんな中、こちらで昼食。

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淡路島牛丼とちくわの天ぷら。肉も玉ねぎも美味しいのだろうけど、牛丼としてみた時の味は普通でした。ちくわの天ぷらは安定の味。

道の駅を出て、淡路島ともいよいよお別れの時。ジェノバラインに乗るために並びます。

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ロードバイクの並ぶ中、1台だけ違和感が….

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さらば、淡路島。楽しかったよ。

明石についてからは、ゆっくりと須磨寺を目指します。来た時は気が付かなかったのですが、明石から須磨方面にかけては、下りになっていました。なので明石向いてきた時よりは、早く須磨までこれたような気がします。

須磨寺ではこちら。

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源平ゆかりの宝物がたくさんあり、平敦盛・熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した庭もあります。それ以外にもいろいろあって、ちょっとB級スポット的なところです。

お寺というとお金がかかるので好きではないのですが、こちらでは拝観無料。また、宝物館も無料という素晴らしいお寺です。

そして本日最後の立ち寄りスポットは、またしても鉄人28号。

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もう1回見ておきたかっただけです。そして、本日は野宿ではなく、神戸駅近くの新開地にあるカプセルホテルです。

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3日間風呂に入ってなかったので、とにかく風呂に入りたかったのです。また、場所的な問題で、野宿は難しそうだし、治安的にも不安があったから。

無理すれば今日中に家に帰れたかもしれないのですが、まだ寄りたいところがありますので。

本日は疲れをとって、いよいよ明日が事前合宿最終日です。

本日の走行距離50.57km

ではでは。