音楽を聞くのが好きなので、自転車日本一周にはiPodを持って行こうと思うのです。
現在はウォークマン(NW-S766)を使っているのですが、日本一周のお供には、iPodがいいかなと。何故iPodか? それは再生回数をカウントしてくれるからなんです。再生回数を利用したプレイリストも作れますし。
以前iPod miniを使っていたのですが、壊れてしまいました。当時のiPodシリーズにはいいと思うのがなくて、ウォークマンしました。本体の作りはいいし音も良いのですが、再生回数をカウントしてくれないのが唯一の不満でした。PC側のソフトではカウントするのですが、本体で再生したのは、反映されないという、残念な仕様でした。
だもんで旅に出るにあたり、iPodを買おうと思ったのですが、やはり今のラインナップにも欲しいと思えるものがなくて。それじゃあ、中古で買って改造しちゃえばいいかと思いました。
いろいろ調べた結果iPod第4世代のモノクロ液晶のものでいいかなと。液晶がカラーになると、バッテリーの持ちも悪くなりそうで。クリックホイールも、この世代から採用されていますし。
問題としては、HDDの容量と耐久性、バッテリーの持ち。コレを改善すべく、擬似ssd化とバッテリーの交換をすることに。今回の記事は、この改造の備忘録として書いてます。
とりあえずヤフオクで、動作確認の取れたそこそこのipodを落札。それにプラスして、色々改造用のパーツを購入。
apple ipod本体(第4世代)20GB 送料等含め 3,664円
ノーブランド 交換バッテリー 送料含め 1,030円
世田谷電気 CF変換基板 AR-IDECF500 1,118円
シリコンパワー マイクロSDHCカード 32GB 1,291円
ノーブランド CFアダプタ typeII 2,290円
写真に写ってないけど、
yellownife 30ピンdockケーブルフラット 1m 769円
以上、合計10,162円かかりました。
ipod本体の分解ですが、いくつかのHPやブログを参考にさせていただきました。
Apple iPod 4G 分解修理
Apple社製 第4世代 iPod (20GB) のバッテリー交換にチャレンジ
2004年製iPod(第4世代)のバッテリー交換をしてみた
まず、分解に入る前に本体の重さをチェックしておきます。159gとずっしりとくる、重さです。
液晶や操作部分を傷めないように、マスキングテープを貼って保護します。そのうえで、精密ドライバーを使ってこじ開けました。バッテリー付属の工具では、私には無理でした。
この作業が一番大変でした。ヘタすると壊しちゃいそうですから。
金属のカバー側とつながっているコネクタを抜きます。
次にHDDを外します。コネクタを抜くだけです。
バッテリーを外します。コネクタケーブルが基盤の下を通っているので、うまく上に出してコネクタを抜きます。それで、バッテリーを外すのですが、簡単に外れないように接着されています。
こちらも精密ドライバーを使って、バッテリーを持ち上げました。黒くなっているところが、粘着の強かったところです。
新しいバッテリーを装着します。特に接着しなくても問題なさそうです。基盤下に這わせていたケーブルは上にでていても、大丈夫そうです。
今回購入したのは750mAhのものですが、以前にはもっと容量の大きい物もあったはずです。今は検索しても出てこないので、もう生産はされていないのかもしれません。
擬似SSD。microSDHC->SD->CF->IDEとアダプタを使いまくりです。
コネクタを差し込むときに、ピンの数と穴の数が合わないので、不安になりましたが、この向きで差し込みました。
こんな感じで、右側の穴があまります。
バッテリーの上にクッションを貼っておきました。
これで改造は終了です。最初に外したコネクタを差し込み蓋を占めます。
重さを量ると123gに。36g軽くすることも出来ました。
この後は充電して、pcに接続。iTunesで復元と同期をして終了です。
無事、容量アップとバッテリーの交換が終了しました。
ただ、よくよく考えたら、ipodよりもipod miniの方が小さく軽くて、安く手に入るし、アダプタも少なくて済んだんじゃないかと。