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【四国遍路旅15日目】少し進んで、雨で停滞【2019/10/18】

さて、本日は雨予報が出ており、八幡浜で停滞する予定でしたが…

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旅レポート

道の駅八幡浜みなっとにて、4時半起床。港町の朝は早い。こちらの道の駅はフェリー乗り場に隣接しているので、夜中も音がうるさくってあまり良く眠れませんでした。昨夜ブログを書いた後から考えていたのですが、朝の時点で雨が降っていなかったら出発しようと。

予報を見ると雨の振り出しが、午後くらいからのようなので、午前中に少しでも進んでおこうかと考え直しました。30kmほど行った内子の町には無料のキャンプ場があるので、そこで雨をやり過ごそうと。河川敷のキャンプ場なので、雨が降ったときの増水や雨をうまく凌げるところがあるか心配だったのですが、こちらの道の駅でもう1泊寝るのは、環境的にも駄目かなと思って。

昨日と違うお店で八幡浜ちゃんぽんを食べるという計画が不可能になってしまうのだけが残念ですが、少しでも進んでおきたいという思いが強くなりまして。

思い立ったら即行動、まだ夜も明けきらぬ午前5時過ぎに出発しました。道の駅で時間をつぶすのはもったいない、雨が降り出す前にできるだけ進もうと。暗闇の中、頼りないダイナモライトだけで少し心配でしたが、走るのは国道、さすがに真っ暗ということは無くて助かりました。出来るだけ安全を優先し、歩道をゆっくりと走ることに。

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坂道を頑張って上って、夜が明け始めた頃に、夜昼トンネル到着。このトンネル2kmほどあるのですが、歩道部分がなんとか自転車が通れるくらいの幅で、高くなっているので非常に怖い。車道は狭くて車も結構なスピードで走っていくので、車道を走るのも怖い。

狭い歩道の中で、歩道から落ちないようにバランスをとることだけに専念して走りしました。ずっと下りだったので、必死でペダルを漕ぐ必要が無いのが唯一の救い。このようなトンネルの狭くて高さのある歩道は、どうにかして欲しいな。

トンネルを抜けると大洲の町。少し霧が立ちこめていました。トンネルを出てからはずっと下り。寒い。

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コンビニがあったので、ここで朝食を。温かい飲み物がうれしい、午前6時38分。こちらのイートインコーナーは午前7時から。無理を言って使わせていただきました。

朝食をとり、一息ついてからは、大洲の町に突入。古い町なので、道も狭く走りにくい。途中、道を間違えたりしながら、橋を渡ろうとすると、大洲城が見えました。

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雲か霧かわかりませんが、幻想的で美しく見えました。

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しばらく進んで、十夜ヶ橋に到着。弘法大師がこの橋の下で野宿したと言われています。

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橋の下はこんな風になっています。今では車の通行が多いので、ここで寝るのはかなり難易度が高そう。ちなみにこの近くに通夜堂ありますので、お遍路さんはそこで泊まれます。

大洲の町から目的地の内子までの国道56号線は、通勤時間もあってか、車の通行量も多くやはり走りにくい。

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そんな中、カラオケ喫茶ドラえもん。そのままだが良いのか。

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午前8時40分頃、内子にある知清公園キャンプ場に到着。キャンプ場というよりは公園。河川敷が車の乗り入れができるテントサイトのようです。どこにテントを張ろうか探します。出来れば雨に濡れないところが良いかと。すると山の手側に東屋を発見。そちらに向かって歩いて行くと、地元のおじさんが一人やってきます。どこにテント張ろうか探していますと言うと、良いところがあるよと。

公園内に研修棟という建物があって、その軒先に張れば良いと。建物の使用の邪魔にならないのですかというと、ほとんど使ってないから良いよ良いよと。お遍路さんが雨の時は、よくそこにテントを張っているとのこと。

なお、東屋には歩き遍路さんがいました。その人が東屋を使っているので、お勧めされた場所にテントを張ることにします。

この時はまだ雨が降っていなかったので、雨が降り出す前にとりあえずテントを張って、荷物を放り込みました。せっかくなので、雨が降り出す前に内子の町を見物したいなと。ここからは歩いて町をぶらぶらします。

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昔ながらの町並みが残り、良い感じの建物とかあるのですが、車通りが多くて、写真が撮りにくい。写真はこの町一番の観光スポット、内子座。大正初期に建てられた芝居小屋です。催しのない日は有料で内部の見学もできるのですが、今回はパスして外観だけを楽しみます。

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少し歩いて内子駅前には蒸気機関車。少し離れたところに図書館があったので、ちょっと立ち寄ってみました。中はものすごく静かで、これぞ図書館といった雰囲気。皆さん真剣に本を読んでいました。暇つぶしに来ている人の多い、我が町の図書館とは大違いでした。

自転車旅関連の本があったらと探してみたのですが、特になく。松本零士氏のマンガ「銀河鉄道999」があったので、最終巻を読みました。こんな終わり方だったんだと。お腹がすいてきたので、昼食を求めて出発します。

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キャンプ場近くの地元スーパーで、昼ご飯を調達しようかと覗いて見るも、よさげなものが無く。お弁当はそれなりにあったのですが、ちょっと嫌いな食材が入っているものが多くて。

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キャンプ場近くにある道の駅にて、カツ丼とお好み焼きを食べることに。すごい取り合わせですが、欲望に従ったらこういうチョイスになりました。ちょっと食べすぎか。食べている頃には雨が本格的に降り出しました。町歩きはこの辺にした方が良さそうです。

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道の駅からキャンプ場へは遊歩道があって、それを通って帰ってきました。

お腹も膨れたことだし、テントの中で音楽を聴きながら寝転んでいると、そのまま寝入ってしまいました。起きるともう15時。外は本格的に雨が降っています。

図書館に行って本を読んで時間を潰そうと考えていたのですが、雨の中歩いていくのも億劫になって、テントの中でダラダラすることにしました。

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テントはこんな感じで張っています。自転車もなんとか雨に濡れないところにおけました。ただ、雨が強くなってくると、ちょっとテントは濡れてしまいます。でも、これだけ庇があるだけでも助かります。

テントの中ではネットを見たり、音楽を聴いたりです。そういえば今回の旅にラジオを持ってこなかったのは失敗でした。やっぱり人の話し声を聞きたくなりますね。ラジコだと電源や通信量が心配になってしまいます。

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夕食はマルタイの棒ラーメン。ダイソーで販売されていた、見たことの無いパッケージでした。普通のパッケージのものは、スープに加えて調味料がついているのですが、このバージョンはスープのみで調味料なし。その分安くなっているのかな?

夕食後はまったりと過ごすのみです。明日はお昼頃まで雨予報。この後も峠越えが待っているようで、どうするべきか、明日の天気と相談になりそうです。

本日の走行ルート

本日の走行距離33.17km/累計距離1003.23km

2019年 自転車四国お遍路旅 目次
2019年10月4日スタート、自転車による四国八十八ヵ所お遍路の旅。事前の準備や旅中の日記、帰宅後にまとめた記事など。自転車やオートバイ、徒歩によるお遍路を考えている方の参考になればと思います。