【その6 感想編】360°カメラ RICOH THETA SC2を2週間使って感じたこと【PR記事】

さて、全天球カメラ「RICOH THETA SC2」を2週間お借りして、色々な撮影をしてきました。今回は実際に使ってみて、感じた良いところと残念なところを紹介します。

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良いところ

まずは使ってみて、良いと思ったところ。手に入れる前からTHETAの魅力としてわかっていることなので、当然といえば当然のことばかりといえるかもしれません。

360°写せる

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

360°カメラを謳っているので、当然といえば当然ですが、これこそが1番のポイントです。

そもそも写真というのは、レンズの写る範囲でいかに切り取るかという芸術です。レンズの被写界深度や構図を利用して、撮影者の意図を封じ込めるわけです。それに対して、THETAはすべてを写してしまう。写って欲しくない撮影者も、素晴らしい景色の中にある邪魔な電柱もです。

そういうことでいうと、THETAでの撮影は写真ではなく、記録というのが正しいでしょう。使い方としては、Googleストリートビューのような使い方こそが正解かと。すべてを写し、だれもがすべてを見ることとが出来るという。

ただし、写真が時間を封じ込めるのと同じように、THETAで撮った画像も時間を封じ込めることが出来ます。撮影者の意図を持って切り取られた写真より、すべてが写ってしまうTHETAの画像は時間が過ぎていくほどに、より価値を増していくのではないでしょうか。写っているものの価値は、見る人によりそれぞれだからです。

そういう意味で360°写ってしまうことこそが、THETAの1番の良いところであると考えます。

ボタンひとつで撮影

360°撮影出来るといっても、その機材自体が大きかったり重かったりすれば、行動範囲が制限されるようになり、その性能は活かせないということになります。

THETAの良いところは、ボタンひとつで簡単に撮影出来ることです。色々な設定をしたり、モードや露出に関する変更はスマホが必要になってきますが、基本的には本体のみで撮影可能。静止画なら約3,000枚撮影出来ますので、一般的には保存枚数に不満は少ないでしょう。

どんなに性能良い機材でも、扱いが難しければそれほど普及しません。THETAはだれにでも簡単に扱え、だれもが今までに見たことのないような画像を作ることが出来るといえるでしょう。

魚眼レンズ的視覚効果

360°撮影出来るTHETAですが、必ずしも360°で見せる必要がありません。それを切り出して、写真としてみせることも出来ます。この切り出す行為がいわゆる写真撮影における、構図決めとなるわけです。

そこではTHETAが撮影した画像というのは、いわゆる魚眼レンズで撮影した写真です。

カメラ・写真業界では、定期的に魚眼(フィッシュアイ)レンズブームといえるものがやって来ます。魚眼レンズで撮影した写真というのは、いわゆる普通の写真に比べると新鮮に感じます。それらが増えてくると、飽きられてしまいブームは去って行くのですが、また時間が経つとブームになるという。

魚眼レンズで撮られた写真というのは、ある種特殊といえ、新鮮に感じるものです。

ブログにおける自動再生

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

THETAに関する記事には、撮影した画像を貼ってきました。実際にTHETAを使った上で、1番良いと思ったのが、見せるためのプラットフォームがきっちりと出来ているところ。

THETA360.com に投稿した画像はブログなどに埋め込むことが出来、自動再生でぐるりと回転してみせることが可能です。また、角度を変えたり拡大縮小したりとブログ上で自由にあつかえます。

360°撮影出来るといっても、それを見せることが出来なければ、意味がありません。プラットフォームがしっかりとしている必要があります。

残念なところ

実際に使って、使いにくいと思ったり、ここはちょっと…と思ったところです。

スマホからしか設定できない

撮影自体はボタンひとつで簡単にできますが、細かい設定の変更はスマホからしか出来ないのが残念なところです。そのスマホアプリも使いやすいかというと、ちょっと疑問。私の持つ非力なスマホだと、動きはモッサリとしています。また、私はスマホの操作が基本的に苦手です。スマホの小さい画面ですべて編集というのは、ちとつらいです。

本体の軽さや持続時間を削いでしまうような、大きな液晶は必要ありませんが、もう少し本体で設定できることが出来たら良いなと思いました。

パソコン用ソフトが物足りない

THETAはそもそもスマホと連携することが前提なのでこれは仕方のないことかもしれませんが、パソコン用ソフトの内容的な部分で物足りないといえます。

スマホだと別アプリになっている「THETA+」の機能が、パソコン用ソフトではありません。パソコンでリトルプラネットが作れないとか、文字の挿入が出来ないとか、もう少しなんとかならないのかなと思います。

探せばリトルプラネットを作るソフトやプラグインがあるようですが、そのためだけに用意するのも。

THETA360.com にアップしたものは、リトルプラネットで表示できるのに、なぜパソコン用ソフトでは出来ないのか不思議です。それを切り出せるようにすれば、もっとパソコンでの利用が便利になると思うのですが。

レンズが剥き出し

これは仕方がないといえば仕方がないのですが、THETAの取り扱いは本当に慎重にせねばなりません。

THETAのレンズはデメキンのように飛び出たレンズですので、何かにぶつけるとすぐに傷がついてしまいそうです。そのために標準で袋がついていて、持ち運び時にはそれを利用するわけです。

しかし、私のように三脚にセットしてさぁ撮影しようとした時に、強風にあおられ転倒なんかしちゃったら一巻の終わりです。

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防波堤の堤防から滑り落ちた結果がこのようなものです。レンズには傷がつき、撮影画像にも影響が出るようになりました。おかげで撮影機材をレンタルしてTHETAの記事を書くはずだったですが、同等品を購入して返却することになり、実質購入したのと同じことになっちゃいました。なお、修理の簡易見積もりでは、17,000円ほどの金額が表示されました。レンタル期限があったので、悠長に修理していられなかったので、同等品を購入したわけです。THETAの取り扱いには、注意が必要ということです。

簡易的なレンズカバーでもあればと、強く思います。

THETAでなくてもよい?

良いところで色々書いたのですが、これらは360°カメラ全体にいえる特徴で、THETAでなくてもよいのではということが考えられます。現在、360°カメラはInsta360やgopro等からも販売されています。それらと比較して、はたしてどうなのでしょうか。

実際にすべての機種を使ってみることは私には不可能なので、これについてはわからないとしかいえません。

ただ、この分野においてはTHETAが先行しているので、今のところTHETAのラインナップの中で選ぶのが無難といえるでしょう。

まとめ

ということで、THETAの良いところ残念なところをあげてみました。

良いところは手に入れる前からわかっていることで、期待しているところです。実際に使ってみて、その部分で残念に思うことはありませんでした。ある種、THETAを手に入れれば面白いことが出来そうという期待に、充分に応えてくれたといえます。

特にTHETA360.com というサイトがあり、(使い勝手の面では物足りない部分もありますが)、撮影した画像を見せるためのプラットフォームがしっかりと出来ていることに満足できました。

残念なところはスマホがないと、その機能を使いこなせないということ。これは仕方のないことですが、もう少しパソコンと連携して使えるようにしていただけるとうれしいなと。今のノートPCなら、wifi機能はついていますし。

後は、THETAがこの分野においていつまでトップランナーでいられるかどうか。実は撮影する機材の性能よりも、撮影した画像をどう見せるか、という部分をしっかりとフォローできるメーカーが生き残っていけるのではと考えます。

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