さて、今回はブログについてあれこれと書きたいと思います。
ブログ村での、ランキングアップにつながる方法など、ブログを始めるにあたって考えたことを書いておこうと思います。
自転車日本一周をする人で、ブログ村への登録を考えている方の、参考になればと思います。
ただ、内容は少し偏っているかもしれませんので、自分なりの考えがある方は、読まないほうが良いかと思われます。なお、今回は文章が多いです。
私は旅に出る2年くらい前から、ブログ村自転車日本一周カテゴリの、上位10位くらいまでを熱心に読んでいました。
読み始めたのは漠然と自転車日本一周をしたいと思い立ったときです。その時から旅に出る時は絶対にブログを書こうと思っていました。
そして、やるからには多くの方に読んでもらいたい、そのためにはどういう風に書けばよいのかと、研究の意味もあり読み込みました。
そこで上位のブログと下位のブログの差であるとか、面白いと思うブログは何が違うのかとか、毎日読みたくなるブログはどういったものなのかを色々考えました。
そして旅に出ることが決まった時から目標を、ブログ村の自転車日本一周カテゴリのベスト5くらいにして、考えたことを実行するようにしました。
一応、ランキングアップ=より多くの人に、読んでもらえるとの考えに基づいております。
以下に考えたことです。
毎日、決めた時間にブログを更新する
読者としては、やはり毎日読みたいものです。私自身、気になるブログは一日に何度も更新されていないか、チェックするようなこともしておりました。
それで、一日更新がないとガックリです。とにかく毎日の更新は絶対するべきだと思いました。
そして、更新する時間を決めておけば、その時間にチェックすればよいのではないかと。その時間に更新がなかったら、その日は諦めもつきます。実際にそうしている人たちもいました。
それで私の場合は、午前9時に公開される設定にしました。
私が旅に出るとき、ブログ村の自転車日本一周カテゴリでは、午前7時と8時にアップしている人がいたので、それなら午前9時だなと。なんか一緒の時間になると申し訳ないような気がしたので。
そして午前9時なら私の元同僚なら通勤時間なので、電車の中で読めるだろうし、一般の企業なら始業時間なので仕事場のパソコンで、空いた時間に読んでもらえるかもと考えてのことです。
そう考えるなら、もっと早くてもいいのではないかという考えにもなります。ただ、この午前9時という時間は、結果的になかなか良い時間設定だったのです。
毎日のブログ更新というのは、かなり大変なことです。一日走り終え疲れ切った体で、ブログを書くのですから。これはもう気力の勝負といえます。
その点、午前9時に更新するというのは、更新までに時間の余裕があります。疲れ切った時は一度寝て、起きてからブログを書いても、充分間に合う時間なのです。その日に書かなくても、翌朝書けば良いと思えるこの余裕こそが、重要なのです。
そしてもうひとつ、ブログ村(PC版)には新着記事というコーナーがあります。
夕方から夜にかけては更新する人が多いので、その時間にアップした時は、すぐにたくさんの記事で下にさがり、埋もれてしまうことになります。
午前9時にアップした場合、夕方まではそれほど新着記事はないので、ずっと上の方に残り続けます。
こうなると日昼、たまたま見に来た人がなにか新しい記事はないかと探したときに、クリックしてもらえる可能性があるということです。
ランキングを上げるには、まず読んでもらわないと始まらないので、多くの人の目に触れる機会が増えるというのも、重要な事だと思います。
毎日更新するのは大変ですが、その秘訣というかノウハウは別の機会に紹介します。
なお、ブログ村のランキングは直近7日間のポイントの合計で決まりますので、1日でも更新しない日があると、その日はアクセスが少なくてポイントも入らず、ランキングがガクッと下がることになります。
記事のタイトルを興味の引くものに
今日の記事のタイトルを見て、このブログに来られた方もいると思います。
「【まとめ】ブログについてのアレコレ」というのが最初に考えたタイトルです。それに【ブログ村ランキングアップの秘訣!?】を追加しました。
そういうことです。
ブログについてのアレコレだけだと、何が書いてあるかはわかりません。【ブログ村ランキングアップの秘訣!?】と書くことによって、ブログを書いている人やブログを書こうと考えている人の興味を引いているわけです。
自転車日本一周という同じ行為をしている人達の、たくさんの記事の中で、読みたいと思わせるタイトルが必要かと思います。
タイトルが旅の日数と〇〇~〇〇と移動した地名だけの場合、なかなか内容が想像できません。
すでに定期的に読んでいただいている方には問題ないかもしれませんが、たまたまブログ村に来た人が読みたくなるかというと、そうはならないと思います。
これは内容が面白くても、うまくアピールできていなくて、損をしているということです。
やはりその日のポイントとなる地名や起こったことなどを、タイトルに入れることで、かなり変わると思います。
私の場合、圧巻の〇〇や美しき〇〇としたタイトルの時は、アクセスの反応も良かったような気がします。ただ、こういったものばかりだと絶景の安売り状態で、なんだかうざいブログみたいになってしまうので、できるだけ使わないようにしておりました。
それに圧巻とか美しきとか使うと、読者を期待させてしまいます。自らハードルを上げているようなものです。
そんなわけで毎日タイトルを考えるのも結構大変で、いつも走りながら今日のタイトルはどうしようと考えていた気がします。
時々壊れてしまって、訳の分からないタイトルを付けた時もありましたが、それもご愛嬌ということで。
壊れてしまったタイトルの例


これはこれで気に入ってるのですが。こんなタイトルが、逆に興味を引くことになるかなとも思います。
また、歓迎するべきことではありませんが、アクシデントのあった時などは、それをタイトルに入れるとアクセスが増えます。
旅中のアクシデントは、みなさんが気になるところです。
なにはともあれ、記事のタイトルというのは非常に重要だと思うのです。
記事は短すぎず、長すぎず。写真も多すぎないように
これは難しいところではあります。停滞して何もなければ短くなりますし、立ち寄り先がたくさんあって、どこも楽しかった場合は長くなります。
悪い例として、私のブログの中で、一番短い記事。

これ以前に、四国で停滞した日などは、もう少し外に出て、写真を撮っているのですが、この日は写真が2枚と完全に手抜きです。
このブログをアップした後に、やはりこれではイカンと思い、停滞した日はできるだけ歩きやバス、電車を使ってでも、外に出るようにしました。
雨の日でも何か書くことを作ろうと思えばいくらでも作れます。極端に短い記事はやはり手抜きとしか見えません。読者はそういうのを見抜きます。
楽しみに訪れてくれたのに、期待を裏切る行為は、ブログの信用を落としかねません。
長い記事に関しては、これは内容次第です。ブログ主が本当に楽しくて、長くなってしまう場合は、ある程度読者にも伝わると思うので良いとは思います。
ただ、最後まで読んでもらえるかは、わかりませんが。
私として避けねばならないと思うのは、道順を説明したようなブログになることです。
これは色々旅ブログを読んでいると、時々見かけます。この道を走って、ここを曲がって、とかです。
悪い例です。

途中、お店からの帰り道に玉川野営場への道のりを撮っているのですが、説明的でつまらないと思います。
こういうのが延々と続いているブログというのは、やはり飽きてしまいますし、つまらないです。
この時はなぜこんなことをしたのかというと、玉川野営場の場所がわかりにくかったので、後に訪れる人のために、道順がわかるようにしておこうという意図がありました。
この時は写真5枚ほどで終わらせているので、許していただくとして、こういうのが延々と続くのは、避けたほうが良いかと。
長い記事はブログの終わりに貼ってあるブログ村のランキング用バナーまで、たどり着くのに一苦労となってしまいます。
途中で、もういいやとなってしまっては、せっかく来ていただいたのに、バナーをクリックしてもらえないということです。
そして、もう一つ気をつけなければならないのは、写真の量です。
最近はブログをスマホで読んでいる人も多いと思いますので、ブログを読むのに通信量を気にされている方も多いと思います。
よって、写真の量もできるだけ減らしたほうが良いと思います。もちろん見せたいものはしっかりと見せて、必要のないものを減らすということです。
必要のないものなんてないと言われるかもしれませんが、そこは涙をのんででもカットすることも必要かと思います。
その日の中で本当に見せたいものとそうでないものの、メリハリをつけるということです。
私の場合は、一記事の中で使う写真は30枚以下と決めておりました。時々、オーバーすることはありましたが。
私のブログを読んでいただいていた方は、どう思われましたでしょうか。ちょっとアッサリしすぎと感じていた方もいるかもしれません。
ただ、ちょっと物足りない感じが残るくらいが、飢餓感を煽るという意味で良いかと思います。
灯台の写真なんかは、あらゆる角度から、たくさん撮っているのですが、1箇所につき多くて4~5枚しかアップしていません。
同じ印象のようなものはもちろん省きますし、厳選してアップしておりました。4枚でも灯台に興味のない人にとっては、多すぎる印象を持つと思います。
ちなみに、ライブドアブログはスマホで見る場合、どういう基準かはわからないですが、長い記事の場合は分割して表示されます。1ページ目の終わりで、「1/3」のように表示されるのです。
これが3ページくらいだと読みますが、7ページや8ページとなるとやはり読む気がなくなります。
また、私の使っていたFC2ブログでは、スマホで見ると写真が多い場合、すべての写真は読み込まれず、途中でリロードしないと表示されません。
設定で変えられるかもしれませんが、写真が多いと通信量がかかるので、こういった配慮がされているのだと思います。
せっかく頑張って書いたブログもあまりにも長かったり、写真が多かったりだと、逆に読みにくくなってしまうということもあるのです。
言葉遣いや体裁にも気を配る
これは他者に読んでもらうために書いているのですから、当然といえば当然です。
まず、言葉遣いに関しては、あらゆる世代の方が読んでくれるわけですので、自分たちの世代だけしかわからない言葉は避けるべきです。これは読んでくれる世代を自らでせばめてしまうことになるからです。
また、間違った使い方をしていないかとか、間違った意味で使っていないかとか、チェックする必要があります。これはネットにつながっている状態で文章を書いているのであれば、その都度確認しながら、書けば良いだけです。
昔のように辞書を片手に書かなくても良いわけですので、少しでも不安な時はすぐに調べたほうが良いでしょう。
話はそれますが、以前何処かのブログで、年配の方のことを”おっさん”と書いている方がいました。前後の流れから特に悪い方ではなさそうなのに、おっさんと。
ブログ主の中では、年配の方=おっさんと呼ぶのが普通、のように思われました。
私としては、おっさんという言葉には、バカにしたようなニュアンスを感じます。読んでいて非常に違和感を感じました。もし私が、20代の若者のことを、若造と書いたら、若いというだけで、バカにしているように感じられませんか。
せめておっさんではなくて、おじさんくらいでお願いしたいものです。
体裁に関しては、文章の塊にならないように、適度に改行をいれるようにしたほうが、読みやすいかと。
これは紙の本の時代と違い、ネットでの文章の読みやすさを考えてのことです。ただ、内容的に切りたくない場合は、続けたほうが良いかとも思います。
改行については見る環境によって、自動的に改行されることもあり、難しいところではありますが。
インターネットが普及し、ホームページ作りが容易となった、90年代後半から00年代前半。その頃作られた個人のホームページは、紙の本のような感覚で作られた文章ぎっちりのページが多くて、非常に読みにくかった記憶があります。
今でも時々その頃に作られたホームページに遭遇することがあるのですが、やはり見ただけで、読む気が失せてしまう場合が多いのです。
そういうこともあり、今回は基本的に文章ばかりの記事なのですが、印象を柔らかくするために、間に写真を挟んでみました。
最終的に旅ブログの面白さは、ブログ主の視点・視線の面白さ
最終的に旅ブログの面白さは、ブログ主がどういった場所やモノ・コトに興味を抱くかに、尽きるのではないかと思うのです。あくまで旅ブログの話です。
たくさんの自転車日本一周ブログを読んでいると、多くの旅人が訪れる定番スポットが自然とわかります。カメラマンがたくさん集まる絶景スポットは、テレビやネットで散々取り上げられております。
これらは読者にとって、既視感のある場所となることが多いかと思われます。
ブログ主はもちろんルート上にそういった所があれば、ほぼ間違いなく立ち寄るはずです。
すでにたくさんの方が知っているところを訪れて、記事にしても新鮮さはないので、読者へ与えるインパクトとしては物足りません。
定番・絶景スポットに行くなとか、取り上げるなと言っているわけではありません。定番スポットは定番スポットとして、とりあえずは押さえますが、他のブログと差をつけようと考えた場合は、定番・絶景スポット以外のところをどう取り上げるかだと思うのです。
私の場合は道の横にある普通なら通り過ぎてしまうような、変なオブジェや廃車や廃墟風のもの、キャラモノなどにこだわり、たくさん写真を載せました。
また、食べ物に関しても同じことが言えるかと思います。美味しいと有名なものより、B級グルメにこだわって食べるようにしておりました。
B級グルメはもうすでに有名なものも多いので、あまりインパクトは与えられないかとも思いますが。
ただ、海沿いを走っていると、美味しいと評判なのは海鮮丼ばっかり。それならB級グルメを食べるほうが、バラエティに富んだ内容になり、楽しんでいただけるかなと。
定番・絶景スポットが連続するより、こういった他の人があまり取り上げないものが、あいだにあることで、内容に強弱・緩急がつくと思うのです。
そしてその取り上げるものこそが、個性の現れるところだと思います。
場所やモノ以外で、道の駅や観光地で出会った人の写真が多いブログは、ブログ主の人間性の豊かさが現れているかと。私からするとすごく羨ましい限りです。
こういったブログ主の視点や視線が、読者の好みと合致したとき、その読者は常連さんとなり、ブログのランキングを支えてくれることになると思うのです。
ということでブログ主の興味の向かう先が大事かと思います。自転車で日本一周をするわけですから、観光スポットと観光スポットをつなぐ道を、ただ走るだけではなくて、自分にとって面白いと思えるものをどれだけ見つけられるか、だと思います。
そして、それをうまくブログに取り上げることが出来れば、ブログの面白さにつながっていくと思います。
話はちょっとそれますが、日本一周の定義を決めた段階で、面白くなるだろうと思われるものもあります。
兵庫でお世話になったてんぷらさんの一昨年の日本一周ブログ

今年何度か一緒になったひろなおくんのブログ

てんぷらさんは日本100名山と滝100選、ひろなおくんはにほんの里100選を廻ってます。他の自転車日本一周の人たちが走りたくないようなところばかりで、これはもうコンセプトの勝利です。
そして、どちらのブログも内容・文章ともに素晴らしい。てんぷらさんのブログはユーモアにあふれていますし、ひろなおくんのブログは人柄の真面目さがにじみ出ています。
それぞれ2015年・2016年の自転車日本一周カテゴリ、実質NO.1ブログだと思ってます。
長々と書いてきましたが、以上が私の考えたブログの面白さ、ランキングアップのための取り組みです。
実際はあまり難しく考えずに、ひたすら毎日更新していただけですが、こういうことが少しでも頭のスミにあれば、出来上がってくるブログは、一本筋の通ったブログになると思います。
最後に最初の方にも書きましたが、これは割りと偏った考え方をする、私の個人的な考えです。
もっと違った考え方の人がいてもそれは当然でございますので、こんなこと考えていたんだというくらいに受け止めていただければと思います。
なんどかブログ村の自転車日本一周カテゴリで、1位にはなったのでそれなりの効果はあったのではと思っていますが。
ではでは。
コメント
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そうだったんですね(>_<)/~~
どおりで面白く、読みやすい訳です。
私も「四十七歳の地図~自転車日本一周記」さん以外では、ひろなおさんの「にほんの里を巡る日本一周の旅」が大変素晴らしいと思います。
お二人とも、実質的に過去も含めて、今日までの日本一周自転車ブログではナンバーワンではないのでしょうか。
これからも頑張ってください。