さて、久しぶりのバヌーシー生活です。時間が経ってしまいましたが、10/7に出資馬のキタノインパクトが競争デビューしました。
バヌーシーになって、これがはじめての出資馬のデビューです。ついにこの日がやってきました。ただレースの日は写真展開催最終日で、リアルタイムで見ることはできません。レース終了後、結果だけスマホで確認。残念なことに、初出走・初勝利とはなりませんでした。
ブログに書かなきゃと思っていたのですが、勝てなかったし、ズルズルと時間だけが経ちました。そんな中、次走予定についての発表がありました。
11/3(土・祝)11:30発走 東京競馬場 第4レース 2歳未勝利 2,000m(芝) M.デムーロ騎手
とのことです。出走確定は、木曜日なので決定ではないですが、無事レースに出られることを願ってます。
ということであらためてキタノインパクトの初戦について、どのように報道されたかも含め、まとめておきたいと思います。
デビュー前の話
まず、デビュー前の話をまとめておきます。

こちらでも書いたように、
野本代表のラウンジでの書き込みに、”能力を表す科学的な数値(ペルシアンナイトも高い)も明らかに他馬よりも高い数値を示している”、”厩舎長のコメント、雰囲気から、現時点での追分ファーム育成馬の中でも、仕上がり具合はもちろんのこと、能力もトップあるいはトップクラスと感じました”とありました。
また、名付け親が北野武ということで、クラブの期待馬であることは間違いありません。
仕上がりもクラブ馬の中では一番早く、5/23に入厩し、6/1にはゲート試験も合格。デビューに向けて、順調に進んでおりました。
6/6にはデビュー戦の予定として、「6/24(日) 東京競馬場 第5レース 2歳新馬 1,800m(芝)」、または「7/15(日)12:30発走 函館競馬場 第5レース 2歳新馬 1,800m(芝)」が発表されました。
しかし、6/12の追い切り終了後に、
[ キタノインパクト] は、6/24(日)東京競馬場 2歳新馬に向けて調整を進めておりましたが、その過程において調教を強めると疲れが出そうな兆候が出てきたため、無理をせず出走を見送ることにいたしました。なお、脚元や体調に問題はありません。
また、もう一つの候補として、7/15(日)函館競馬場 2歳新馬も挙がっておりましたが、この夏もう一段階の成長が見込めるため、レースを使わず成長を促そうと、藤沢和雄調教師とクラブの見解が一致しました。
デビュー時期が今秋の見込みとなるため、近日中に山元トレーニングセンターへ放牧に出す予定です。
予め交通手段や宿泊の手配をされていたバヌーシーの皆さまには申し訳ございませんが、何卒ご理解・ご了承をお願い申し上げます。この夏、じっくりと乗り込み、さらにパワーアップした [ キタノインパクト]に引続きご期待くださいませ。
ということでデビュー戦の延期のお知らせがありました。秋デビューを目指すことになったわけです。
宮城にある山元トレーニングセンターで夏を過ごし、8/29に帰厩。
トレセンで担当された方の話として、「相変わらず追い切り後の乳酸値がとんでもなくいいですし、息の乱れを感じたことがあまりありません。トモの鉄が他の馬よりも一週間早く変えないと減りが凄すぎて間に合わないです。それだけトモの蹴りがすごいんですよ」という書き込みもありました。デビューに向けて、本当に期待させられました。
9/12にはデビュー戦の予定として、「10月7日(日)12:30 東京競馬場 第5レース 2歳新馬 2,000m(芝) M.デムーロ騎手」と発表。しかし、デムーロ騎手が、9/29~10/7まで騎乗停止になったため、C.ルメール騎手に変更。今年のルメール騎手は乗りに乗っているので、この変更もプラス材料となりました。
デビューまでの調教タイム
9/5 杉原 美南坂 稍 800m 58.4-42.6-27.6-13.6 馬なり併入 杉原騎手「そんなに時計は速くないですし、楽に動けていました」
9/9 助手 美南坂 稍 800m 56.7-42.0-27.5-13.5 馬なり併入
9/12 木幡育 美南坂 稍 800m 57.6-41.6-26.4-12.7 馬なり併入 藤沢調教師「順調に来ていますし、段々と良くなっていると思います。」
9/16 助手 美南坂 稍 計時不能 馬なり
9/19 坂路 800m 64.6-47.9-31.5-15.6 藤沢調教師「随分と良くなってきました。」
9/20 木幡育 美南坂 良 800m 55.8-40.8-26.3-12.6 強め併入
9/23 杉原 美南W 稍 800m 56.8-42.2-13.0 (8) 馬なり併入
9/26 北村宏 美南W 稍 800m 55.2-40.7-13.5 (8) 馬なり併入 藤沢調教師「昨日から雨が降ってタフな馬場で、道中は問題なかったけどゴールしてから疲れたみたいですね。それでも頑張って走ってくれました」
10/1 木幡育 美南W 稍 約800m 54.8-40.4-13.0 (6) 馬なり併入 津曲助手「これが実質的な追い切りになります。今週は水曜(3日)に坂路に入り、木曜(4日)の朝イチに府中に移動する予定です」
10/3 坂路 800m 62.1-46.2-30.6-15.0 木幡育也騎手「良くなっていますね」
以上のタイムは、バヌーシーアプリ内のラウンジでの書き込みと月次レポートにあったものを参考に書きました。9/19の調教は月次レポートには記載がないので、ひょっとしたら間違っているかもしれません。タイムも異様に遅いですし。別の馬と間違えたのかも。
強めに追っているのが9/20だけで、素人目にはちょっと物足りないかなと。でも、これが藤沢流なのでしょう。調教師を信じるのみです。
デビューにあたって
いよいよ出走が確定。10月7日(日)12:30 東京競馬場 第5レース メイクデビュー東京 2,000m(芝) 16頭立ての5枠9番です。
どのように報道されたか、競馬サイトから引用します。
藤沢和師は「ここにきて馬が良くなっている」と高評価。1日には美浦Wで併せ馬を行い、軽快な動きを見せた。「いいものを持っているし、楽しみな馬だよ」と期待を寄せていた。

「まだ、気持ちが幼くてヤンチャな面はあるので何とも言えない部分はあるけど、調教は順調に積んできた。仕上がりもいいのでどんな競馬をするか」と千島助手。

藤沢和師も「いい馬。いいところがあるよ。馬格があるし雰囲気もいい。この時期の牡馬は子供っぽいことが多いが気性面で気になることもない」、「ここで使えるということは順調な過程を踏めたということ。(インパクトも)暑い夏をクリアして、順調に調教を積めた」
このレースには、名牝メジロドーベルの最後の産駒ピンシェルも参戦。そしてもう一頭、ダノンラスターも、母がケンタッキーオークスなど米GI・4勝という良血馬。
そんな中、最終的なオッズは、1番人気キタノインパクト、2番人気ダノンラスター、3番人気ピンシェル。
出馬表・結果などはこちらを参考にしてください。

レース結果
キタノインパクト初戦の結果は、4着でした。勝ったのはダノンラスター。JRAのサイトのレース結果から、レース映像を見ることができます。
またファンの方が、キタノインパクトを中心としたデビュー戦の映像を、youtubeにアップしているので、それも見ていただければ。パドック、馬場入りの様子も見られます。
キタノインパクトは、最初の1000m1.03.8という、スローな流れにもついていけず、中団後方から。最後には3F33.6の脚を使っているものの、3着馬からもかなり離れています。
ただyoutubeの映像を見る限り、最後はふらついている馬を避けながらのすごい脚なので、素質はあるのではと思わせてくれます。
ルメール騎手「スタート後ハミを取らず、いいポジションを取れませんでした。直線でほかの馬が加速して、ようやく行かなきゃという感じで伸びましたね。外を回しては間に合わないので内に入れたのですが、最後の走りは良かったです。次は良くなると思います」
一度使って、変わり身に期待というやつですね。
なお、配当の分配が10/15にありました。124円が入金になりました。キタノインパクトが初めて稼いでくれた、配当です。
次走決定
デビュー戦後は「レースの疲れは少しあったようですが、大きなダメージは見られず、脚元等にも異常はありません。」とのことでした。
そして、冒頭でも書いたように、次走予定が発表されました。
11/3(土・祝)11:30発走 東京競馬場 第4レース 2歳未勝利 2,000m(芝) M.デムーロ騎手ということで、今回の騎手は当初の予定通りのデムーロ騎手です。
果たして、どうなるのかっ!
DATA
キタノインパクト
父:ディープインパクト、母:ボンバルリーナ、母父:シンボリクリスエス。
性別:牡、生年月日:2016.1.12、毛色:鹿毛、生産:追分ファーム、藤沢和雄厩舎。