【文房具】クロスのボールペンは機構上永久保証。父の遺品を修理・交換に。

さて、今回も文房具の話です。

アメリカの筆記具メーカー、クロスのボールペンは無料で修理・交換してくれるという話。

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クロスの筆記具は機構上永久保証

クロスはアメリカを代表する筆記具メーカー。オバマ大統領が使用していたことでも、有名です。2016年には創業170年を迎えております。

日本でも知名度の高い、高級筆記具メーカーのひとつです。特に関西ではモンブラン、パーカーにと並び、よく知られているメーカーです。

クロスの特徴としては、機構上永久保証をうたっていることです。使用年数に限らず、機構上の故障は、無料で修理もしくは交換してもらえるというもの。

この機構上永久保証は日常の状況でお使いいただく限り、生涯にわたり書く喜び(“書く”という行為)をお約束するものです。ボールペンやペンシルの芯の出し入れ、インクの貯蔵から供給まで、「滑らかに書く」という筆記具の基本機能を提供する機構部分が故障した場合、この保証に従い、無償で交換・修理いたします。

クロス オブ ジャパンのホームページには、このように記載されております。

保証対象外の内容

ただし、以下の場合は機構上永久保証の対象外となりますので予めご了承ください。

替え芯、消しゴム、カートリッジインク、スタイラスパーツなどの消耗品の消耗
表面加工の経年劣化、長期使用による摩耗、使用中に生じた損傷等
破損、割れ、キズ、へこみ、剥がれ、サビ、変色、褪色、変質、汚れ等の外装部分の損傷、不具合
クリップの開き、折れ、外れ等(クリップ部は本来スーツやシャツのポケットなど薄手のものを挟む想定で製造されているため)
名入れ、彫刻、エンブレム等の特注加工・装飾部分の消耗、損傷、またはその加工・装飾に起因する本体の損傷
事故、不適切な使用等通常の使用の範囲を超えた衝撃や負荷による故障、損傷、不具合
万年筆のペン先にかかわる修理

また最近は転売屋対策で、大量の修理依頼は交換されずに戻ってきます。一度に5本以上は、不可となってます。

父の遺品

父の遺品を整理していると、たくさんのボールペンがでてきました。それほど高いものはありませんでしたが、クロスのボールペンが3本ありました。3本ともクロスのクラシックセンチュリー。発売から60年以上たつ、クロスを代表するシリーズです。

すべてクロームという、銀色のもの。スターリングシルバーや金張りのものだと、高いですが、クロームは現在だと定価6,000円です。

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写真は新しくなったもの。

父の残したものは、いつ頃購入したものかはわかりませんが、made in USAと刻印されている古いものでした。なお、現在のクラシックセンチュリーは、この刻印がありません。多分、中国製になっているのではないかと思われます。

この3本とも使えるか確認したのですが、構造的に壊れていました。

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通常はこのように、芯の交換のときには、上軸(クリップの付いている部分)が外れます。しかし、父の遺品のものは、3本とも、本来外れない下軸が外れてしまうというものです。

これはクロスのボールペンの修理依頼では、1番よくあるパターンです。

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こんな感じで、上軸が抜けなくて、下軸が抜けてしまうのです。3本とも同じような状態でしたので、修理(交換)に出すことにしました。

この状態でも、芯の交換は出来ますし、うまくはめれば使用可能です。しかし、クロスは無償修理してくれることを知っていたので、修理に出すことに。

修理について

修理に出すのは、購入したお店でなくても、近くにあるクロスをあつかっている販売店なら、どこでも受け付けてくれるはずです。

私の場合は、3本まとめてだしました。

修理と書いてますが、クロスでは基本的に製品交換となります。ここで注意しなければならないのは、古いものの場合、同等品との交換になること。

父の遺品のものは、made in USAが刻印された古いものですが、現在のモデルとの交換になるので、刻印のないものとなります。また、個人名や企業名などが入っていたとしても、これも無くなってしまいます。(料金を払って、新たに名前を入れることは、可能。お店によります)

たとえ思い入れがあったとしても、新しくなってしまうので、ここは注意が必要です。

基本的に交換となったものは、戻ってきません。形見などでどうしても残しておきたいという場合は、修理持ち込み時に、その旨を伝えれば対応してくれます。

ただし、これは予め伝えておかないと対応してもらえません。修理が出来上がってきてからは、不可能ですので気をつけてください。

修理期間

現在のクロスでは、修理期間が長くなってます。基本的には最低でも2ヶ月はかかると思っておいてください。正月やお盆があると、プラス1ヶ月はかかります。

交換するだけなのに、なぜそんなにかかるのか、私もよくわかりません。たくさんの数が販売されていますので、修理もたくさんあるのでしょう。

ひょっとしたら、一度すべてアメリカに送られているのかもしれませんね。(これは私の妄想、実際はわかりません)

ということで、私の場合は、3ヶ月ほどで新しい製品に交換されました。もちろん、無料です。修理に出したのが2016年末の話です。正月をはさんだので、時間がかかりました。

まとめ

けっこう以前の話を、このようにブログに書くのはどうかとも思いましたが、クロスの機構上永久保証のことを書きたかったので書いてみました。多分、クロスの機構上永久保証のことは、あまり知られていないかと。

もし、家に古いクロスのボールペンがあるようでしたら、一度確認してみてください。もし壊れていても、無料で交換してもらえるかもしれません。

なお、無料になるか、有料になるかはメーカーの判断となります。同じような症状でも、すべてが無料になるというわけではございません。ご了承ください。